健康・ヘルスケア
2021.5.24

「巻き爪が治らずに痛い…」改善策はあるの? 注意点を女医が教えます!

歩くのも辛い「巻き爪」。靴選びから歩き方まで、皮膚科医の高山かおる先生にお話を伺いました。

巻き爪が治らず、たまに痛みます

A.歩き方の改善が必要です。指先に余裕のあるサイズやデザインの靴選びを!

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「巻き爪になる理由のひとつに 歩き方の問題 があります。かかとから足をつけて前に体重移動させ、 指先に力を乗せて蹴り出す のが正しい歩き方。指先に力をかけたとき、爪は平らになります。ところが、 指先をうまく使えない歩き方 を続けていると、爪は徐々に丸まって肉に食い込むのです。
 
また、先の狭いパンプスなど、 合わない靴 も巻き爪の原因。 自分の指の形や長さに合う デザインで、指先に 少し余裕のある サイズを選びましょう」(皮膚科医・高山かおる先生)

\靴を買うときは、シューフィッターに相談を!/
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デザインだけ重視の靴選びは、トラブルのもと。巻き爪や外反母趾の悩みがあるならなおさら、足の専門家、シューフィッターのいる店で、相談しながら購入するのがベスト。

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足の指の形がスクエア(右)の人が、先の尖った形の靴を履き続けると、指や爪が曲がったり、足裏全体で力をかけられないので、不自然な歩き方に。履いたときに裸足と同じように全身を支えられる靴が◎。先の尖った靴を無理なく履けるのは、第2指が長い先細タイプの足のみ(左)。

Point

【MEMO】足の指や爪のトラブルは、パーツケアと同時に歩き方や姿勢の改善が必須。正しい歩行や姿勢には、足首の柔軟性が大事!

 

皮膚科医

高山かおる先生

 

『美的』2021年5月号掲載
イラスト/チブカマミ 構成/つつみゆかり、有田智子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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