健康・ヘルスケア
2021.4.26

子宮筋腫ってそもそもどんな病気? 手術したほうがいいの?|産婦人科医が解説

子宮筋腫ってよく聞くけれども…取った方がいいの?そもそもどこの部位?専門家の吉形玲美先生が教えてくれました!

子宮筋腫は手術で取った方がいい?

A.手術で取っても再発の可能性はあります。内服薬で筋腫を縮める方法も。

「子宮筋腫は子宮にできる 良性の腫瘍 で、小さいものを含めると30歳以上の女性のおよそ4人に1人は見られる病気です。症状は、できる場所や大きさによってさまざまで、子宮の内側にできると、 過多月経 の要因に。 不妊や習慣流産 の原因となることもあります。

子宮筋腫の治療法は、できた場所、大きさ、年齢、妊娠したい時期などによって変わってきます。手術には、子宮ごと取る方法と、筋腫だけを取る方法がありますが、30代は後者を希望する人が大半。でも、 子宮を残す限り再発の可能性は非常に高い のです。薬で女性ホルモンの分泌を抑制し、筋腫を縮小させる方法もあるので、まずはそれで経過観察するのも手。いずれにしても、 巨大化する前に医師に相談 してください」(吉形先生)

 

子宮筋腫の発生部位
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子宮の内側(粘膜下)にできると過多月経や不正出血、腹痛、腰痛、不妊症などの要因に。子宮の壁の中(筋層内)にできて大きくなると不正出血や流・早産が起きやすくなる。子宮の外側(漿膜下)は巨大化しておなかが膨らむまで気づかないことも。

 

産婦人科医

吉形玲美先生

よしかたれみ/医学博士。東京女子医科大学非常勤講師。浜松町ハマサイトクリニックなどで診療のほか、予防医療研究にも従事。

 

『美的』2021年5月号掲載
イラスト/チブカマミ 構成/つつみゆかり、有田智子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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