何時間でも眠れる人は睡眠障害…ってウソ?ホント?”真相を快眠セラピストに直撃!
日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“睡眠”について。何時間でも寝られるは病気って…ウソ? ホント? 快眠セラピスト・三橋美穂さんにお答えいただきます。
Q:何時間でも寝られる人は睡眠障害だってホント?
平日も週末も、いつだって眠い~。毎晩ベッドに入るときに「明日仕事がなかったら、何時間だって寝られるのに」なんて思っている人も少なくないはず。ところが、長く寝続けられる人は睡眠障害だというウワサも。それって本当でしょうか。
さっそく、この疑問を三橋先生にぶつけてみました! 果たして先生の答えは……?
A:半分ホント、半分ウソ
「もちろん病気の可能性もあります。しかし、常に眠い、10時間以上でも寝たい、寝続けられるという人は、ただ単に体内時計が乱れてしまっている可能性のほうが高いです。
体内時計が乱れるとは、いわば“時差ボケ”と同じ状況です。たとえば、日中に体がだるい・眠い、胃腸の調子が悪い、夜の眠りが浅い、また、昼と夜のメリハリがないといった状態です。
これらは、不規則な生活をしている人や、夜型の人も当てはまります。眠りが浅い分、長く寝ようとする傾向がでてくるのです」(三橋先生・以下「」内同)
睡眠の優先度を入浴時間で上げていく
「眠りを改善するには生活リズムと体内時計を整えることから始めていきましょう。0時前には寝るようにする、規則正しく生活をする、朝起きたら太陽の光を浴びることがポイントとなります
なかなかベッドに入れない、睡眠時間の確保がおろそかになってしまうという人に、睡眠時間の優先度が自然とあがる、とっておきの方法があります。それは、入浴時間を予め設定すること。
毎日の入浴時間が遅ければ遅いほど、寝る時間も遅くなってしまいますよね。入浴時間を決めてしまうことで、今日やらなければいけないこと、明日に回せることの分別ができるようになります。意外かもしれませんが、入浴時間を設定するすると、日常生活における作業のパフォーマンス力も上がるんですよ」
■スリーピース・カフェ
文/木土さや
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