食・レシピ
2015.11.2

かぼちゃ+アレで免疫アップ!5つの野菜「効果的な食べ合わせ」一覧

「野菜をしっかり摂っているのに、期待するような効果が得られない……」、そうお悩みの方はいませんか? そんなときは、野菜の栄養素の効果を、2倍にも3倍にもしてくれる食べ合わせによる“相乗効果”を生かすべき!

今回は、ビューティーフードアドバイザーの筆者が、野菜の効果を高める食べ合わせについてお話していきたいと思います。

 

■1:かぼちゃ

皮膚や粘膜を健康に保つビタミンA・β-カロテンを含むかぼちゃ。オススメの食べ合わせは、下記のとおりです。

(1)免疫力を高めたいとき・・・かぼちゃ:ビタミンC・E+ 肉・卵:たんぱく質

(2)ストレスを緩和したいとき・・・かぼちゃ:ビタミンC+チーズ:カルシウム

(3)動脈硬化の予防を意識している方・・・かぼちゃ:β-カロテン+あずき:ビタミンB1

β-カロテンは、油で調理をすることで吸収率が高まるので、揚げ物や炒め物にするのもよいでしょう。

 

■2:トマト

抗酸化成分の王様“リコピン”を含むトマトは、生活習慣病の予防や老化予防、美肌作りに役立ちます。

(1)高血圧が気になる方・・・トマト:カリウム+ブロッコリー:ビタミンC

(2)老化を予防したい方・・・トマト:リコピン+じゃがいも:タンニン

(3)肌荒れが気になるとき・・・トマト:ビタミンC+肉・卵:たんぱく質

 

■3:ねぎ

香味野菜の代表格で、料理に風味をプラスしてくれる“ねぎ”。薬味として使ったり、鍋の具にしたりして、美味しく健康に取り入れましょう。

(1)風邪の予防をしたいとき・・・ねぎ:ビタミンC+肉・卵:たんぱく質

(2)ストレスを緩和したいとき・・・ねぎ:ビタミンC+しょうが:ショウガオール

(3)血栓の予防を意識している方・・・ねぎ:硫化アリル+たまねぎ:硫化アリル

 

■4:にんじん

野菜の中でもトップクラスのB-カロテン含有量を誇る“にんじん”は、免疫力強化に期待できる冬にピッタリな野菜です。

(1)免疫力を強化したいとき・・・にんじん:β-カロテン+肉・卵:たんぱく質

(2)肌荒れが気になるとき・・・にんじん:ビタミンC+たまねぎ・はくさい:食物繊維

 

■5:じゃがいも

「大地のりんご」と呼ばれる“じゃがいも”は、下記のような食べ合わせをすることで、さらにパワーアップします。

(1)体重が増加してしまったとき・・・じゃがいも:カリウム+たまねぎ・はくさい:食物繊維

(2)高血圧が気になる方・・・じゃがいも:カリウム+ブロッコリー:ビタミンC

 

食べ合わせでこれだけの効果に期待できるのなら、試さないのはもったいないですよね。ぜひ、今晩の献立に役立ててみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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