美的GRAND
食・レシピ
2023.4.14

目からウロコ!和&フレンチ&エスニックテイストの薬膳に出合う【美と健康♡両方磨くオトナ塾Vol.4】

「薬膳」は「中医学に基づいた体に良い料理」で、20数年ほど前に美容界隈ではブームとなり、その後は定着。そして令和。いつのまにかハイブリッド化していることを女性塾主催のランチ会で体験してきました。【海野由利子「美と健康♡両方磨くオトナ塾」vol.4】

長くフランスで過ごした、日本人の薬膳料理研究家のマジック

「今度のランチは薬膳にしない?」と友人に誘われたのは今年2月。薬膳ブームのころ中医師や漢方の専門家にたくさん取材し、食べてきた記憶が甦り、新鮮さはないけれど美味しいし、体に良いしで「行こ行こ♪」と即決。「開運! 陰陽五行ランチ」という“食べて学ぶ”少人数の会でした。驚いたのが、主宰の薬膳料理研究家が知人だったこと。かつてはフランスの化粧品メーカーのPR担当で、ずいぶんお世話になった方。中国の伝統医学である中医学を実践する国際中医師の資格も得て、現在は薬膳料理教室やオリジナルの薬膳茶の販売、個別の療養食相談や献立作りもしていると知り、何10年ぶりかで会える楽しみも加わったのでした。

ランチの当日は、中医師となった知人と久しぶりの再会に興奮した後、薬膳のベースとなる中医学の陰陽五行のレクチャー。「お料理の準備をしながら話しますね。質問はなんでも、いつでもしてください」とフレンドリーで穏やかな、いい感じ。特徴的な五行(肝・心・脾・肺・腎)それぞれの意味や働きを聞き、それらのバランスが整っていることが大切なこと、更年期世代や春の特徴などを教わりました。食材も五行と季節に合わせて選んでいるそう。

運ばれてくるお料理の食材や調理法、味付けは五行と季節に合わせているそうで、今までの「薬膳=中華料理」のイメージとは見た目も味わいも全く違ってました。和の家庭料理のようでもあり、そこここにフレンチやエスニックのテイストが盛り込まれてました。

ワンプレートのおかず。手前から、「金柑とセロリの、カジキマグロの南蛮漬け」、「ふきのとう、菜の花の胡桃和え」、「いわしのコンフィ、青唐辛子とタイムの香り」

セロリは気を巡らせてイライラに効果があるとか、春には酸味を取りたいとか、ふきのとうは咳を鎮めて解毒をしてくれるとか、いわしは気も血も補ってくれるとか、いわゆる栄養学とは違う、中医学視点での説明がありましたが、どれもとてもおいしい! 冷酒や白ワインに合いそうだし、実際に作れそうなのもいい。金柑とセロリが合うのも発見だったし、今までで一番好きだと感じたいわし料理でした。

「ゆりねと黒米の、ココロと身体を結ぶおむすび」。心身がリラックスできる食材。

「かぼちゃの炊いたんと、かつお出汁のお味噌汁」。お腹を温めて気を補うそう。

美味しいお料理で場が和み、参加者それぞれが現在の不調について相談や質問をしました。
私はそのころ、週に2度も食事の際に舌を噛んでいて、口の中に舌が収まり難い感覚がありました。原因はやはり舌の「むくみ」で、「代謝の低下」も指摘され、しばらく控えるほうが良い食材などのアドバイスをいただけました。

「デザート 干し柿ショコラ」。砂糖を使わないガトーショコラ。食べたものを身体に巡らせる、温かいお茶とともに。

今回の薬膳ランチは、和食、中華、エスニックなど、多彩な料理をふだん食べている私たちが日常の食事として取り入れやすく、作り方や食材のアレンジも教えてもらえました。様々なことが学べる2時間で、6月までの開催も決まっています。私の場合は薬膳料理のイメージが変わりましたし、「薬膳は知ってる」という思うことが情報のアップテートの邪魔になることもにも気づけました。今後も機会を作って季節ごとに参加したくなる経験でした。


食医・薬膳料理研究家、国際中医師 小池美枝さん
(株)アール・ド・ヴィーヴル代表
ココロを動かしながら身体を変えていく独自のメソッド Yakuzen retreat(R)主宰。
ココロのサインが身体のどこに出ているかを探し、気づく女性塾「Aloha ココロ塾」の「開運!陰陽五行ランチ」は4~6月の月2回 12~14時開催。定員各6名。
4月11日(火)23日(日) ※5月以降は、お問い合わせください。
その他「女性と「血」のサロン」、「発酵薬膳スープコース」、「薬膳茶と薬膳おやつ」のレッスンもあり。
Yakuzen retreat (R)のコースは日本で唯一、国際中医薬膳師の資格取得が可能な、日本中医学院(旧北京中医薬大学日本校)と2023年3月から提携。独自メソッドで中医学を学んだ後に国際試験を受けることができます。
◇問い合わせ info@artdevivre.tokyo
◇HP https://www.artdevivre.tokyo/

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美容・医療ジャーナリスト
海野由利子

宮城県出身。1981~89年文化出版局装苑編集部でファッションと美容を担当。美容の面白さに目覚め89年に独立。以降、雑誌を中心に美容企画の取材・執筆を行なう。美容医療に関しては黎明期の99年から体験と取材を継続。50歳時に詳しい検査で身体の弱点が多数見つかり「還暦で健康」を目指し、クリア。「大人の身体は変えられる」を実感中。日本抗加齢医学会会員

ブログ
https://ameblo.jp/uminoyuriko/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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