食・レシピ
2010.3.2

石坂優子の「キレイを養う★美味旬★レシピ」(5)たっぷり野菜のおからキッシュ

「畑の肉」とも呼ばれている大豆。日本では伝統食に欠かせない食品として古くから親しまれています。最近では大豆イソフラボンが美肌効果や女性ホルモンに似た働きをすることで大きく注目されていますよね。

ですが、その反面サプリメントや特定保健用食品による大豆イソフラボンの過剰摂取が問題視されています。天然由来の成分ならいくら食べても大丈夫!!という考えは正しくありません。特定の成分のみを過剰摂取することは健康障害を引き起こす原因にもなるのでなるべくたくさんの栄養素が入った食品から摂るようにしましょう。
特に大豆は大豆イソフラボンが含まれているだけではなく、食物繊維豊富で良質なたん白質源であり、女性に不足しがちなカルシウムの供給源としても有用な食品なので、大豆食品そのものを食べることがおススメです☆☆

今回はその中でも料理に使いやすい大豆食品の豆乳とおからをたっぷりと使った「たっぷり野菜のおからキッシュ」をご紹介します!!大豆食品の独特な風味が苦手な方でも気にせずに食べられるレシピになっているので是非お試しください♪

【材料】(容量2Lの耐熱ガラス容器 4人分)
オリーブオイル…大さじ2 / にんにく…1片 / アンチョビ…20g / 玉ねぎ…1/2個 / ブロッコリー…1/2株 / 菜の花…1/2束 / おから…150g / 卵…4個 / 豆乳…360mL/ コンソメ(なるべく無添加のもの)…1個 / 塩・コショウ…各適量

【作り方】
(1)ブロッコリー・は1口大に切り、少し硬めに下湯でしておく。
(2)フライパンにオリーブオイル・にんにくのみじん切りを弱火で熱し香りを出し、アンチョビを入れる。
(3)(2)に菜の花・ブロッコリー・おからを入れよく炒めたら塩・コショウで味を整える。
(4)ボールに卵、豆乳を入れよく混ぜ合わせ粉状にしたコンソメ・塩・コショウを入れる。
(5)容器に(3)の具材を入れ、ゆっくりと(4)の卵液を入れる。
(6)180℃に熱したオーブンで約40分焼く。

★ポイント★
菜の花は料理に使う前に30分ほど切り口を水につけると、生き生きとして摘みたてのようになります。
にんにくやアンチョビの香りを出すときは弱火で温めると、とても良い香りが出ます。
卵液を入れた後、具材が浮いてきてしまったら軽く混ぜてみましょう。

♪ひとことメモ
パイ生地を使わなくてもおからと野菜が沢山入っているので食べ応えがあり、とってもお腹いっぱいになるうれしい1品♪ 作り過ぎた分は、すぐに1食分ずつ分けて冷凍保存しておきましょう。自然解凍後オーブントースターで焼くだけで食べられるので、忙しい朝の食事にもピッタリです。今回はブロッコリーと菜の花ですが、お好きな野菜をざくざく入れてアレンジしてみて下さい。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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