ボディケア
2011.11.30

エステティシャンの『美の裏技』(9) 冬の徹底保湿ケア

みなさんこんにちは。京都の菊花美容室本店でエステティシャンをしている箕浦直子です。京都は紅葉が美しいシーズンになってきました♪ みなさん、いかがお過ごしですか?

前回に登場された大先輩の佐藤玲子さんからのバトンを受け、引き続き「冬の乾燥肌」をテーマにしてお話します。前回では乾燥の原因が紹介されていましたが、今回はその対策として保湿ケアについてご紹介します!

みなさんもご存知のとおり、美肌を保つ上で保湿ケアはとても重要です。化粧品でのスキンケアはもちろんですが、冬は冷えによる血行不良や、湿度の低下なども影響して肌を乾燥させるため、マルチに乾燥対策を行っていきたいですね。


① 乾燥対策の基本は、体を温めて血行促進!
体を温めて血行・代謝を促進し、皮膚へ水分や栄養がうまく巡るように促します。血行促進には毎日の入浴やストレッチ、マッサージなどを行うことが効果的なので、私も行っています。
また、鉄分不足による血行不良のケースもあるため、気になる方はサプリメントなどで鉄分を補うこともおすすめします。

② 湿度のコントロール
皮膚の水分蒸発を防ぐため、加湿器などを上手に活用して湿度を快適に保ちましょう。加湿器はデザインがおしゃれなモノや多機能なモノなど、様々な種類が出ていますが、アロマオイルをプラスできるタイプは、加湿と香りによるリラックス効果が同時に得られるので便利ですね。

③ 環境変化に合ったスキンケア
肌の乾燥が気になる12〜3月の間、それぞれの時期の環境変化に合わせたケア方法をご紹介します。

12月〜1月は血行促進(内側からの保湿)&栄養を与えながら保湿を強化
気温・湿度ともに1年で最も下がる時期。血行や代謝が鈍るため、体を温めて血行を良くし、内側からの保湿ケアに力を入れる必要があります。肌表面は、保湿力の高い化粧品を使用して潤いを補います。また浸透力の高い保湿パックを定期的に行うこともおすすめします。この時期に肌へ栄養を集中的に与えておくと、以降の保湿ケアが楽に行えるため、念入りにケアを行ってください。

2月〜3月は敏感な肌をやさしく保湿
気温・湿度と共に上昇し始めますが、冬の後遺症が肌に現れます。以前のケアで培われたものが肌の状態に表れ、しっかりとケアを行っていないと、角質層のバリア力や保湿力が弱く、肌は敏感になり乾燥や肌荒れがしやすくなります。この時期の保湿ケアは強い刺激は避け、肌をいたわりながらやさしく行ってください。マッサージの摩擦も肌への負担となるため、敏感な状態の時はあまり行わない方が良いです。

みなさん、いかがでしたか?乾燥に負けないよう、保湿ケアを徹底してくださいね♥


<筆者プロフィール>
箕浦直子
日本エステティック協会 認定エステティシャン。エステティシャン歴5年。サロン:菊花美容室本店(京都・京都市東山区)でエステティシャンとして活躍。得意なサービスはリラクゼーションフェイシャル。サロンでは、1人ひとりのご希望に沿って、柔軟な対応できるように心がけています。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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