ボディケア
2013.4.27

「膝上のたるみ」があっというまに解消されるケア方法

夏に向けて自分の体型が気になる人もいるかと思いますが、とくに露出の増える脚は悩みがつきないパーツでもあります。そして、年々明らかにたるみを帯びてくるのが“膝上”ではないでしょうか?

胸やお尻のたるみは何とか隠せる部位でもあります。しかし、膝上はスカートを履けば一目瞭然。とくに、たるんで膝上に肉がのっかり、しわがよっている様は年齢を隠せない部位として一番困るパーツです。 しかし、膝のすぐ真上は太もも。ここを細くしつつ、膝上の脂肪もなくす方法はあるのでしょうか?

今回は膝上のたるみのメカニズムと、オススメのケア方法をご紹介します。

 

■膝上のたるみは前ももの衰えにある

以前「都市伝説“運動をやめると筋肉が脂肪になる”は本当だった!」でもご紹介しましたが、筋肉は鍛えないでいると、どんどん筋肉の間に脂肪細胞が生まれてきてしまいます。そして、筋肉の間の脂肪細胞が邪魔をして、筋肉がたるみます。

記事内でご紹介したスロー筋トレもおススメですが、前ももを鍛えるのに抵抗がある人もいるのではないでしょうか? 確かに、前ももを鍛えればたるみはなくなるかもしれませんが、筋肉が発達して前ももが太くなるのは困りますよね。そこで、今回は前もものたるみの原因の1つ、大腿四頭筋を効率よく発達させる方法をご紹介します。

 

■大腿四頭筋の性質を利用した鍛え方

スクワットなどの運動をすると、 大腿四頭筋が最も発達しやすく、太くなりやすい筋肉になります。大腿四頭筋は、実は膝の上にあるだけではなく骨盤(腸骨)からくっついていて、膝を通って脛骨(ふくらはぎの骨)までくっついています。

つまり骨盤から伸びているので、骨盤周りの環境が悪いと、おのずと大腿四頭筋も影響を受けてきます。

例えば、お腹の深層筋が弱かったり固かったりすると、その動きを助けるために、自動的に大腿四頭筋を使ってしまい疲れさせてしまいます。そこで、自動的に大腿四頭筋が使われ過ぎないようにするポイントが2つあります。

(1)無意識に使われてしまうので、まずはお腹の筋肉がゆるまないよう姿勢に気をつける。とくに、腰が曲がらないように意識するのがオススメ。

(2)前ももの力を抜くよう意識したり、温めてマッサージやストレッチをすることを意識するなど、大腿四頭筋自体を柔らかく保つ。

 

筋肉は柔らかく保つと、血行も良くなり細く発達します。筋肉の衰えはたるみにつながりますので、筋肉を意識するのは、やはり重要。でも無駄に太くし過ぎないためにも、まずはこの2つのポイントを抑えた上で、前ももを意識した歩き方やスクワットなどを、実践してみてはいかがでしょうか?

 

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初出:美レンジャー  ライター:清崎汐里

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