ボディケア
2017.2.18

ひざ&口が開いている人はだらしない? 正しい立ち方で美ラインゲット♡

気がついたら「口がポカーン」「ひざがパッカーン」と開いているというあなた!周囲からだらしなく見えてしまっているかも!
正しい姿勢を身に付けて、美シルエットをゲットして!今回は、正しい立ち方やトレーニング方法をプロの先生方に教えていただきました!

 

\ひざ・口が閉じてるってこういうこと!/

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A.口輪筋

舌の位置を意識して口ポカーンを阻止
口を閉じているときは、上の前歯の裏側に舌先が当たっているのが正しいポジション。舌が下あごに落ちている人は口ポカーンの可能性大。上あごに舌を収納するように意識して。

\ポイントは/
口とひざを閉じる筋肉を働かせるためには、立っているときも座っているときも〝骨盤を立てて〟過ごすことが効果的です。
「骨盤を立てて過ごすと、体幹を支える4つの筋肉(下写真参照)が、すべて働くようになります。そうするとひざが閉じやすくなるのはもちろん、おなかの引き締め、ヒップUP、バストUP…と全身のプロポーションが向上します」(ボディワークプロデューサー kyoさん)

「骨盤を立てることを意識しないと、猫背になってあごが前に落ちるので、口周りが緩みやすくなります。姿勢を正せば、自然と口元も閉じるようになるはずです」(美道家・マナーコンサルタント 西出ひろ子さん)

「仕事中などについ口があいてしまう人は、ガムをかむと閉じるトレーニングになります」(医学博士。日本耳鼻咽喉科学会認定専門医 木村聡子さん)

 

体幹の「筋肉BOX」をまっすぐ立てる

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体の内側には1.腹巻きのようにおなかを包む「腹横筋」、2.呼吸で上下する「横隔膜」、3.骨盤を下から支える「骨盤底筋」、4.背骨側の「多裂筋」の4つの筋肉ユニットが。骨盤を立てるとこれらの筋肉がすべて働き、そこからつながるひざも閉じるようになります。

 

ひざを閉じる
〈基本の立ち方〉

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A.後頭部/B.肩胛骨/C.お尻/D.かかと

1.このとき、舌先は上の前歯の裏につける
2.1歩前に踏み出して鏡の前でチェック!

朝の身支度を終えたら壁の前へ立ち姿勢チェック。上の写真のように4つのポイントが壁につけばOK。そのまま1歩踏み出し、壁の支えがなくてもまっすぐ立てるよう練習を。

 

ふくらはぎ・足首に効く
〈ひざ締め立ち〉

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A.ひざ下をギュギュッと寄せて引き締め

両ひざをつけてもふくらはぎが離れ気味になるO脚の人は、さらに立ち方矯正を。両ふくらはぎを内側にギュッと寄せるように力を入れます。脚の形が整い、足首が締まる効果も。

 

お話いただいたのは

木村聡子さん
医学博士。日本耳鼻咽喉科学会認定専門医。「女医プラス」所属。「アレルギー性鼻炎など、鼻の疾患が原因で口呼吸になっている人は、ぜひ治療を。風邪などにもかかりにくくなります」

西出ひろ子さん
美道家・マナーコンサルタント。相手への思いやりの心を行動で表すマナーを提唱。内面の美しさから外面の美に導くスペシャリスト。マナーで幸運体質になる『運のいい人のマナー(仮)』(清流出版)が2月発売予定。

kyoさん
ボディワークプロデューサー。骨盤を本来あるべき状態に戻し、全身の骨格や筋肉もバランスのとれた状態に整えていくメソッド「ビューティペルヴィス(骨盤)」考案者。スタジオ「b-i STYLE」主宰。

 

 

撮影/青柳理都子 ヘア&メーク/木村三喜 スタイリスト/田中麻理乃 モデル/山本野乃香 イラスト/小山 健 デザイン/ohmae-d 撮影協力/AWABEES 構成/もりたじゅんこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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