ヘアのお悩み
2020.12.6

ドライヤーの冷風を使えば髪がツヤツヤになるってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、髪の毛について。ドライヤーの冷風を使えば髪がツヤツヤになるって…ウソ? ホント? ヘアサロンフォーカスのスタイリスト、篠塚純さんにお答えいただきます。

Q:ドライヤーの冷風を使えば髪がツヤツヤになるってホント?

美髪のためには、もちろんシャンプーやトリートメントなどのケアアイテムも重要だけれど、実は毎日使うドライヤーにこそ、美髪のコツが隠されているのだとか。

さっそく、この疑問を篠塚さんにぶつけてみました! 果たして答えは…?

A:ホント

「冷風をあてることで髪のキューティクルを引き締め、絡まりを防いで髪にツヤを与えてくれます。まずドライヤーの温風で8割程度髪を乾かしたら、残りを冷風に切り替えて。キューティクルを整えるように、上から冷風をあてていきましょう」(篠塚さん・以下「」内同)

冷風の役割とは?どんなときに使うの?

「キューティクルを整えてツヤを出してくれるだけでなく、形付けという重要な役割も。コテなどもそうですが、髪は熱が冷めるときに形がつきます。仕上げに冷風をあてることで、髪のまとまりをよくし、理想の形に固めてくれます」

正しいタオルドライ、ドライヤー基本のキ

「少しでもドライヤーの時間を短縮しようと、タオルでバサバサと乱暴に拭くなんていうのはもってのほか! 正しいタオルドライは、地肌の水分をとるようにしながら、髪全体をこすらずに、やさしく押さえるように行います。

ドライヤーをあてるのは、まずクセがつきやすい前髪から。前髪が割れてしまうという人は、前髪を左右にこすりながら、左から右、右から左と、生えグセを潰すように乾かしていきます。つぎに、根元。とくに乾きにくい根元は濡れたまま放置してしまうと、雑菌が繁殖してしまうことも…。頭皮をこするようにして乾かし、全体が乾いてきたら、上から冷風をあてて完成です」

ウソホント

ブラシでブローは必要?

「ブラシを使うことで、クセを伸ばしたり、ツヤ出し効果があります。やった方がよいのは間違いありませんが、片手にブラシ、もう片手にドライヤーを持ちブローしていくのは至難の業…。くるくるドライヤーがあれば、くるくるドライヤーでもよいですね。

また、ブラシの種類によっても仕上がりに差が。個人的には、豚毛がおすすめです。適度な柔らかさと油分が含まれており、髪にやさしく、美しいツヤ感をもたらしてくれますよ」

ウソホント

 

HAIR SALON FOCUS マネージャー

篠塚 純さん

文/木土さや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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