ヘアのお悩み
2013.10.18

毎日洗っているのになぜ!? それでも出てくる「頭皮のフケ」対策

秋めいてきてダークカラーの上着を着るようになると、意外と目立つのが肩に落ちているフケです。フケは毎日洗髪していても出てくるので、気にしている人も多いのでは? しかもフケを気にしてゴシゴシ洗うと、さらにフケ症を悪化させてしまうことにもなりかねません。

フケには2種類あり、パラパラと肩に落ちてくるようなら乾性、ベタついて頭皮に残っているようなら脂性です。頭皮の肌質や体調、外的なダメージなどとも関係してきます。

 

■フケ対策のポイント

まず見直したいのが、自分に合っているシャンプーを使っているかということ。

乾燥肌の人や乾燥した室内にいることが多い人は、頭皮まで乾燥しているケースも。洗浄力の強いシャンプーを使っていると、必要な皮脂まで落ちて頭皮が乾燥してしまい、皮膚のターンオーバーのリズムが乱れて古い角質がフケになります。

またギトギトとした脂性のフケが気になる場合は、シャンプーの洗浄力が弱く、汚れが十分に落ちていない可能性も。念入りにスカルプケアしたり、洗浄力の強いシャンプーに変えてみるとよいでしょう。顔の皮脂が気になる人はこのタイプです。

 

■正しいシャンプーの仕方

基本的にシャンプーは髪の毛よりも頭皮を洗うように心がけます。そして時にはマッサージもしてあげると頭皮が元気になって、髪の毛のトラブルも減ります。

シャンプーの時は手のひらにシャンプーをとったら、水で薄めて伸びをよくし全体に塗布します。髪が生えている方向と反対から、下から上へむかってシャンプー剤を入れてあげると、頭皮まで行きわたります。泡立ちと汚れ落ちは関係しないので、泡立ちよりもシャンプーで頭皮が洗えているかに留意してください。

 

■ヘアケア剤をきちんと落とす

さらに意外にフケの原因になっているのが、ヘアケア製品の残りカスです。すすぎが不十分で頭皮にカスが残っている人がとても多いのです。髪の毛のシャンプーをすすぎ終わったら、地肌についたシャンプーや整髪料もちゃんと落とすようにしましょう。

 

夏の過酷な紫外線により、秋口は頭皮にダメージが出やすい時期です。あまりにも多いフケは頭皮の状態が良好ではないというサイン。もう一度頭皮のケアを見直して気になるフケを防いでいきましょう。

 

初出:美レンジャー  ライター:庄司真紀

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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