ヘアスタイル・髪型
2025.1.20

切りっぱなしロングはここが魅力!スタイリング方法とアレンジも♪

切りっぱなしボブが人気ですが、ロングも切りっぱなしに注目です!『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから切りっぱなしロングをお届けします。顔まわりをリップラインでカットしたりレイヤーを入れることで、さらにおしゃれなスタイルになりますよ。

切りっぱなしロングの【魅力】

ボブだけじゃない、これからは切りっぱなしロングにも注目です!クール&ちょっぴりモードで、尚且つぱつっとライン感でトレンドをしっかり抑えたこちらのスタイル。

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担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

切りっぱなしロングのヘアスタイル【6選】

【1】知的な印象のサイドパート×切りっぱなしロング

Point

シースルーバングからの印象チェンジでお洒落に差をつけるなら、潔く8:2のサイドパートにするのも一案です。ピシっと分けるのではなく、ふんわりとしたニュアンスを残すのが今の気分。

セミロング

【how to“ベース&カラー”】
カットは、胸上のレングスで切りっぱなしに。切りっぱなしのデザインを損なわない程度にトップにレイヤーを入れ、こなれ感を出します。前髪は、ほお骨の高さくらいでカット。耳周りのおくれ毛は、あご下の長さに切り擬似うぶ毛に。

ヘアカラーは、10〜12レベルで、毛先が明るくなるようグラデーションに。ラベンダーとサンドベージュをMIXした色味で、柔らかく温かみのある印象を与えます。

セミロング

【how to“スタイリング”】
ドライ前に軽めのオイルをなじませ、ドライヤーで乾かします。前髪を8:2パートで分けたら、耳かけしますが擬似うぶ毛は残したままに。最後にバームを毛先からくしゃっと揉み込むようにつけ、手に残ったもので前髪と擬似うぶ毛を整えたら完成。

担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん

【2】顔まわりレイヤーのちょっぴり個性的な切りっぱなしロング

Point

トレンドの顔まわりレイヤーは、フェイスラインを隠すことで小顔見せを叶えます。さらに、長さや量感の調整で顔型のカバーにも。ロングでイメージチェンジしたい人や、ちょっぴり個性的なスタイルを楽しみたい人に一押しです。

ロングヘア

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸下ラインの切りっぱなしワンレングス。前髪は、眉毛ギリギリのオン眉でカットします。モードに寄りすぎないよう、薄めにつくり抜け感を出すのがポイント。

カラーは、10レベルのオリーブベージュをチョイス。モード感のあるスタイルなので、暖色ではなく、軽さのある寒色系はおすすめ。特に、赤みをおさえるオリーブカラーが◎。

ロングヘア

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体を真っ直ぐに伸ばし、毛先は少しだけ内に入れます。根本から大きく弧を描くようにするとグッド。内巻きにするとガーリーな仕上がりになるので注意して。仕上げにオイルを馴染ませ、前髪をつまんで束感を整えたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【3】モード感たっぷりな黒髪系ロング

Point

ダークトーンのストレート感も目を惹き、おしゃれで差をつけたい人に目指して欲しいスタイルです。パツンとしたバングで横ラインを強調するため、面長さんにおすすめのデザインです。クセが気になる人は、弱めのストレートで憧れのツヤ感あふれる美髪を手に入れて。

【how to“ベース&カラー”】
胸下でベーシックなワンレングスにカット。前髪は、骨格に合わせ思い切ってワイドに取り、垢抜けたイメージに。重さを出すのもポイントです。

カラーは、5レベルのアッシュグレージュをチョイス。青みをしっかり入れることで、暗髪でも透明感のある仕上がりに。

【how to“スタイリング”】
ツヤ感が出るようにストレートアイロンを通し、毛先に少しだけ丸みをつけます。重めのオイルを中間から毛先になじませたら完成です。髪の膨らみが気になる場合、塗布量を調整して多めでも。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 今泉美穂さん

【4】グラデーションでほんのり動きを出した切りっぱなしロング

Point

切りっぱなしロングにグラデーションでほんのり動きを出しているのがポイント。洒落感のあるぷつっとしたカットラインは残しつつ、柔らかさや女性らしさをプラスします。

ロングヘア

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、胸下のロングスタイル。毛先にグラデーションを入れて、柔らかい動きを出しやすくします。前髪は、眉下ギリギリラインで、束感が出るように間引いてカット。顔型に合わせて、前髪の幅を調整するのが◯。

カラーは、9レベルのオリーブグレージュに。赤みをおさえ透明感がありながら、上品さもあるカラー。ロングヘアでも軽やかに。

ロングヘア

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をナチュラルな内巻きに。やや重めのオイルを崩しながらつけるのがコツ。ラフでランダムな動きがつきやすくなります。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【5】顔まわりデザインがおしゃれな切りっぱなしロング

Point

思い切って顔まわりをリップラインでカットすることで、エッジのきいたデザインとなりますが、透明感カラーで柔らかさや甘さをプラス。顔まわりデザインは、結んだ時のニュアンスにもなり、フェイスラインのカバーにも。

ロングヘア

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸ラインの切りっぱなし。ぱつっと切り揃えることで、お洒落感をUPさせながら、パサツキもおさえられます。前髪は、フルバングで重めに。顔まわりはリップラインで切り、レイヤーを入れます。

カラーは、両サイドの耳後ろにインナーカラーを入れ、マロンブラウンをオンカラー。暖色ならではの優しい色味で、柔らかい仕上がりを実現します。

ロングヘア

【how to“スタイリング”】
全体はストレートアイロンを真っ直ぐ通し、顔まわりのみやや内巻きに。ツヤ感を出す軽めのオイルを全体的になじませたら完成です。

担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) nagiさん

【6】ぱつっとラインの洗練ロング

Point

甘くなりすぎないおしゃれロング。前髪とおくれ毛の長さと量感を調整すれば、どんな顔型にも似合わせが可能な優秀デザインです。

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【how to“ベース&カラー”】
胸ラインでワンレングスにカット。ライン感が出るようにするのが鍵。前髪は、目の上ギリギリでやや薄めにカットします。おくれ毛は骨格に合わせ、リップ〜あごラインくらいに切ります。おくれ毛をつくることで、結んだ時もかわいい。

カラーは、7レベルのモカグレージュ。深みがあるモード系の色味ながら、透明感も両立させるカラーです。

1-3

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを全体に軽く通し、やや外ハネにするのがライン感を強調し、おしゃれ感をUPさせるコツ。保湿力の高いオイルを中間~毛先→前髪→もみ上げの順番になじませたら完成です。艶やかな質感を目指して。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

「スタイリング方法」巻き方で変わる切りっぱなしロング【3選】

【1】ゆるふわ平巻き

k-two Esola IKEBUKURO スタイリスト

土佐 優奈さん

Point

コテは地面に対して垂直に。

Before
髪全体に軽くオイルをつけておくと巻きやすいです。この長さの場合500円玉程度の量でOK。

STEP1:毛先にワンカールつける
パネルごとにとって

毛先をワンカール巻きしておきます。

髪の中間ぐらいからコテを挟み、下に滑らせて巻くと艶が出ます。

向かって右、カールを入れた状態。左、何もしていない状態。
※自分でやるときは全体を4-5パネルに分けて、一気に巻いてしまってOK。

STEP2:平巻きしていく
パネルごとにとり、巻いていきます。ポイントは、毛先を挟むときにコテは地面と垂直に。挟んだら、髪の中間ちょい上までコテを巻いていきます。

パネルで取り。

毛先から中間ちょい上まで、コテは平行に。

コテを抜くときは縦にして、スーッと滑らすように抜きましょう。

向かって右が、中間まで巻いた状態。左は、毛先ワンカール。
※こちらもSTEP1同様に、自分でやるときは全体を4-5パネルに分けて、一気に巻いてしまってOK。

STEP3:トップまで巻く
トップ部分を少しずつ取って、巻いていきます。

毛先から挟んで、トップまで今回は巻きます。挟んで巻くときはコテを平行に、抜くときは縦にを忘れずに。

完成
最後に軽くオイルをつけて艶出しを。

比較
ふんわり感が可愛く、パーマをかけたような感じになりますね。

【2】韓国ムルギョ巻き

スタイリスト

mitsukiさん

Point

ムルギョルとは、韓国語で「波」といった意味で、髪を波のようにウェーブさせた巻き髪スタイルが「ムルギョル巻き」です。綺麗に揃った大きめウェーブで韓国アイドルのような愛される柔らかい可愛らしい印象になります!

Before

STEP1:外ハネにする
髪の毛を左右、右後ろ、左後ろのパネルに分けて全体を上下2段にわける。上段は邪魔にならないように、ダッカールなどで留めておきましょう。まずは、下の段を外側にカールさせる。この時、中間から毛先へ滑らせながらコテは床と平行にするのを意識するとカールが綺麗に外を向きます。コテは、このぐらいの長さの場合は32ミリや38ミリの大きめを使うと◎。

STEP2: 内巻きにカールをつける
STEP1の外ハネから少しずらして、少し上の部分の毛束を挟み、内巻きにカールをつける。コテを持っていない手でコテの丸みに押し付けるとカールが綺麗に作れます。

STEP3:外巻きにカールをつける
STEP2と同様に上にずらして、外巻きにカールをつける。

STEP4:上の段も同様に巻く
上の段も同じ要領で巻く。上の段はSTEP3よりもさらに上にずらして、毛束に内巻きカールをつける。下の段よりしっかり巻くのがポイント!この要領でほかのパネルも巻きます。

STEP5:軽く梳かす
全体を軽くとかしたらオイルなどのツヤ感のあるスタイリング剤を全体につける。

完成
ムルギョル巻きはウェーブを大きくすることで韓国風になりとても可愛いです!ぜひ挑戦してみてください!

比較
ペタンと感がなくなり、ふんわりヘアに。顔周りにウエーブが出来たことで小顔効果も。

【3】韓国オルチャン巻き

Point

オルチャンとは『オルグル(顔)』と『チャン(最高)』を組み合わせた造語で、美少女・美男子を意味する韓国の言葉です。誰でもそんな韓国アイドルのような雰囲気になれる巻きを紹介します!

Before

STEP1:全体を内側にカールさせる
髪の毛を左右、右後ろ、左後ろのパネルに分けて全体を上下2段にわけてパネルごとに内側にカールさせる。この時、中間から毛先へ滑らせて全体に熱を通すと綺麗に見えます。ロングの場合コテは32ミリや38ミリの大きめを使うと◎。

STEP2: 表面を外巻きする
左右の耳上の表面をとり外巻きをする。上の方まで巻き付けると頬の位置からカールしてくれます。コテを抜く時にねじりながら抜くと波っぽくなります。カールはすぐには崩さず冷ましてから崩すと◎。

STEP3:顔周りを巻く
顔周りをコテで挟んだら、前に引き出して後ろに流す。前に引き出すときに鼻先に向かって引き出すと顔周りが締まって見えます。

完成
全体をとかしてスタイリング剤をつけてから、全体が冷めたら粗めのブラシでとかしてオイルなどのツヤ感のあるスタイリング剤を全体につけたら完成。

比較
顔周りの表面を巻くだけで簡単に韓国風のスタイルが作れます!巻きの工程も少なく簡単なので、ぜひ挑戦してみてください!

「ヘアアレンジ」雰囲気変わる切りっぱなしロング【4選】

【1】特別感が出るストレートロングのアレンジ

ヘア&メイクアップアーティスト

河嶋 希さん


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Q:ストレートヘアに特別感を出したい!
A:バレッタだけで留めるローポニーが今っぽい
「シンプルなストレートのアレンジも、毛流れをキレイに整え細部にニュアンスをつけるだけでクラスアップします」(河嶋さん)

Back

\How to/

STEP1:下側をまっすぐに
こめかみから上の髪は分けておく。下の髪をストレートアイロンでまっすぐに整える。

STEP2:表面には丸みを
分けておいた髪は、根元から弧を描くようにストレートアイロンを通して丸みをつける。

STEP3:細部を整える
髪を下位置でひとつにまとめてプレートバレッタで留める。前髪や後れ毛は束感を出しながら、適度に散らしてバランス良く調整。

【2】トレンド感のある韓国っぽい細3つ編みアレンジ

Q:韓国っぽい細3つ編みアレンジをやってみたい
A:大人でもイタく見えないタウンモリを!
「3本のタウンモリ(韓国風お下げ)。下位置で結び、ヘアアクセは控えめにするのが大人に似合うルールです」(河嶋さん)

Back

\How to/

STEP1:毛束を3つに分ける
超簡単! 全体の髪を下めの位置でひとつ結びにして、その毛束を3つに分けておく。

STEP2:それぞれ3つ編みに
3束を、それぞれきつめの3つ編みにして毛先を結ぶ。根元にに細い革ひもをあしらって。

【3】シンプルなポニーテール

K-two GINZA スタイリスト

谷口翠彩さん

Point

爽やかでアクティブな雰囲気のポニーテールですが、結ぶ位置のバランスにより、合わせるファッションのテイストを選ばないというメリットがあります。さらに、簡単にできてワンランクアップした印象になるのが、毛束を使ったゴム隠し。大人にもぴったりなので、コツを覚えてぜひマネしてみて!

\How to/

STEP1:ポニーテールを作る
大人ポニーテールがキレイに見える結び位置は、後頭部の丸みの一番高いところ。全体に薄くソフトワックスかバームをなじませてから、顔周りの後れ毛を残し、手ぐしで髪を集めて結ぶ。結ぶゴムは、できるだけ細いものが◎。

STEP2:トップの髪を引き出す
結び目を手で押さえながら、トップの毛束をランダムに引き出してこなれ感をプラス。このとき、サイドはピタッとしている方が清潔感が出るため、サイドは引き出さずそのままに。

STEP3:毛束でゴムを隠す
結んだ毛束の一部(できたら下部分)を取り、結び目のゴムの上からぐるぐると巻きつける。巻きつけ終わりが、毛束で隠れる下位置にくるのがベスト。巻きつけた毛束は、ほどけないように短めのアメピンでしっかり留める。

\SIDE/

\BACK/

【4】上品なハーフアップ

Point

アップにする程長さがない場合や、どうしても髪を下ろしたい場合は、下の髪を少なくしたハーフアップがおすすめ。ふたつの毛束を入れ込んでいるから、しっかりまとまるのも◎。

\How to/

  1. 全体にバームをなじませ、ハチ上で小さなハーフアップを作る。
  2. 左右のこめかみ部分の髪を後ろでまとめ、ハーフアップの下で結んで。
  3. その結び目の上の空洞に下から指を入れて横向きにひねり、最初のハーフアップの毛束を横から通す。
  4. 2本の毛束をまとめてねじり、結び目をキュッと締める。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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