顔タイプフェミニンに似合う髪型&長さ別女性らしいスタイル【18選】
顔タイプフェミニンタイプさんに似合う髪型の特徴とおすすめの髪型について詳しくご紹介します。さらに『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから長さ別に女性らしさが出る髪型も厳選しました。フェミニン顔の方や女性らしい髪型にしたい方はチェックして♪
顔タイプ「フェミニン」って?似合うヘアのポイントを紹介
大人気の「顔タイプ」診断のヘアスタイル版より、ここでは【フェミニンタイプ】にぴったりのヘアを、人気サロンが提案。アレンジやカットのご参考にして♪

フェミニンタイプはこんな人!
しなやかで色っぽいムードが漂うのがこのタイプ。顔のあらゆる部分に丸みがあるので、ヘアも巻いて丸みを出すとしっくり。顔型長め×パーツのサイズは大きめ~普通の大人顔なので、曲線を描いてくびれを作る“色っぽいヘア”ががぜんハマります。
長さは… セミロング~ロング


面長を増長させるショートよりも、長めのヘアがフィット。前髪はありなしどちらもOKで、シースル ーや流したりして肌をのぞかせると上品な雰囲気に。
色は…赤み系や深み系

顔自体が華やかなので、ディープな暗色が美人度を底上げ。赤みのある色も得意。逆に明るめカラーはチープに見えてしまう可能性も。
スタイルは… 巻き髪

巻き髪がいちばん似合うのがこのタイプ。逆にいえば、どストレートはトゥーマッチ。毛先だけでも内巻きにして曲線を意識することが大切。巻き髪はパサつき感が出ないよう、髪にツヤ感を与えると高見えする。
写真協力/ZACC
担当サロン:zacc
フェミニン顔タイプさんにおすすめ!「セミロング~ロング」の髪型6選
【1】レッドカラーで華やか&こなれ感が叶うおしゃれレイヤーヘア

軽やかなチェリー系のレッドをセレクトすることで、明るい華やかさと知的な印象を兼ね備えることができます。
ヘアスタイルはあえて巻かずに、ラフ感のある大人カジュアルを楽しんで。髪を乾かしてから、くしゅっとスタイリング剤をもみ込むだけ!スタイリングが簡単なのもポイントです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは鎖骨下のワンレングス。表面をメインにレイヤーを入れ、まとまり感と軽さのバランスがとれたデザインに。前髪は目上の長さでややラウンド気味につくることで、柔らかい雰囲気をプラス。
カラーは10レベルのチェリーレッドに。ワインレッドより軽く明るいヘアカラーです。

【how to“スタイリング”】
トリートメントオイルをなじませてから髪を乾かし、バームをもみ込みます。前髪もくしゅっともみ込みランダムな動きを出すとグッド。硬毛さんや髪質がストレートの人は、32mmのコテで毛先をワンカール巻いてからスタイリングをなじませるとラフ感が1日キープできます。また、コテでキレイに巻けばキレイめな印象にもなるので、オンオフでスタイリングを変えたい人にも◎。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【2】ピンクブラウンで品よく柔らか印象に!ゆるめカールの韓国風セミログ

トレンドの韓国ヘアをカジュアルに仕上げたこちらのセミロング。大きくゆるやかなカールはそのまま、束感をつくって日本人にもマッチするようナチュラルに仕上げているのがポイントになります。
サイドバングの作り方で骨格補整ができるため、どんな顔型にもマッチし、幅広く似合わせが可能なセミロングヘア。韓国風スタイルをナチュラルに取り入れたい、トレンドヘアに挑戦したいという人に一押しです。
【how to“ベース&カラー”】
胸上の長さでベースを前上がりにカット。サイドのみにレイヤーを入れ、顔まわりはリップラインで切り、独立したもみ上げをあごラインでつくります。前髪は、ややラウンドにカットし、柔らかさをプラス。
カラーは、柔らかく上品な雰囲気のピンクブラウンに。落ち着いた印象になりやすいので、やや明るめに仕上げます。

【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、サイドとバックを中間からリバース巻きに。サイドは根本2/3付近から、流れるように巻くとグッド。全体に軽めのオイルをなじませ、手ぐしでほぐしで、束感を出したら完成です。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 岩切友摩さん
【3】ツヤ感×血色感で色っぽさも♪チェリーブラウンが大人かわいいセミロング

たっぷりレイヤーで動きを楽しみつつ、暖色カラーでツヤ感をプラスした大人のセミロング。サイドのボリューム感が出しやすいので面長さんは要チェックです。
引き続き暖色カラーが人気ですが、甘めかつ大人っぽさを狙うならチェリーブラウンはいかが? 暖色らしいツヤ感はもちろん、日本人の肌色になじみがよく、顔色を明るく見せられ、色落ちしてもキレイ。さらに、たっぷりレイヤーは動きを楽しめる反面、パサついて見えやすいので暖色と組み合わせるのがおすすめ。
独立した顔まわりのレイヤーがふわっとした柔らかい表情をつくり、ぱっと華やかな印象をもたらすセミロング。サイドのボリュームがコントロールしやすいので面長さんや、伸ばしかけで変化がほしい人にもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
胸上レングスでベースをカットし、耳前にレイヤーを入れます。レイヤーはたっぷり入れますが、毛先が軽くなりすぎないよう重さを残すのがポイント。あご下でおくれ毛をつくり、前髪は目上ギリギリの長さで、隙間ができるように調整します。
カラーは10レベルのチェリーブラウンに。暖色でも大人っぽい雰囲気で、自然な髪のツヤ感を引き出します。透明感をもたらし美肌効果もあり。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンでベースを内巻きに。表面のレイヤーとおくれ毛は、毛束を持ち上げて内巻きにするとナチュラルなズレが生まれ、レイヤーの軽やかな動きを活かすことができます。スタイリング剤はオイルかシアバターを選んで。いずれも軽めのタイプがおすすめで、全体にふわっとなじませたら完成です。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
【4】ナチュラルだけど品がある!時短&小顔効果を叶えるセミロング

作り込んでいないナチュラルな雰囲気のセミロング。毛先が自然と軽い内巻きになるようカットしてあるため、時間をかけなくてもまとまる優秀ヘアです。また、小顔効果をもたらすフェイスレイヤーは、顔まわりに浮遊感もプラスし、今っぽく女性らしい印象へ。
前髪は、肌が見える質感でカットすることで、丸顔さん、面長さんのカバーにも。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸くらいの長さで前上がりに。トップには、角を取る程度のレイヤーを入れ、顔まわりにもレイヤーを入れて軽さを演出します。毛先が先細りになるよう調整するのもポイントです。前髪は、肌が透ける質感でカットします。
カラーは、モーブベージュを10レベルで。赤みは少ないものの、暖色系のブラウンなので、透明感もツヤ感も欲しい人におすすめのヘアカラーです。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、髪全体を前に持ってくるようにスタイリングします。巻かずに、アイロンを通すイメージで仕上げるのがコツ。前髪は、サイドがハネないように、真ん中とサイドと3つに分けて巻き、サイドバングは、後ろに毛流れをつくります。ウェットになり過ぎず、まとまり感のいいクリームバターを全体になじませたらフィニッシュ。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 塩見勇さん
【5】韓国ヘアで人気“ケンニプモリ”とゆるっとウェーブの大人きれいめロング

韓国ヘアの新トレンドである「ケンニプモリ」。ケンニプはエゴマ葉を意味し、タイトに流した前髪と束感がポイントになります。そんなケンニプモリに合わせたいのが、ゆるっとした波巻きウェーブヘアです。ツヤ感重視で韓流女優のような女性らしさを演出しつつ、お洒落な抜け感をプラス。
ヘアカラーも艶やかな質感がポイントなので、暖色系のマロンベージュがベストマッチ。顔型問わずトライできるデザインのため、冬に向けてイメージチェンジをしたい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
胸下のカットベースに、顔まわりにレイヤーを入れ、ベースはあえて重さを残します。前髪は目の下の長さで薄めにつくります。
ヘアカラーは9レベルのマロンベージュに。カラーもツヤ感重視で暖色系を選びますが、赤みをおさえて柔らかさも欲しいのでベージュ系で。品よくいい女っぷりをあげてくれる色味になります。

【how to“スタイリング”】
45mmの太めのカールアイロンで、毛先を内巻きにワンカール巻いたら、中間から平巻きで2〜2,5回転巻いて波巻きに。前髪は中間から流すようにストレートアイロンを通します。ポイントとなる束感は、毛束をつまんで巻くとグッド。
ウェーブ部分にはツヤ感を出すバームをなじませ、前髪と顔まわりはマスカラタイプのややセット力があるスタイリング剤で仕上げます。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 加茂愛仁さん
【6】キレイ&フェミニンな顔まわりすっきりのハッシュカットロング

短く切り込んだ”ハッシュカット”と自然な毛流れのサイドバングがポイントのロングヘア。抜け感、柔らかな動き、暖色と今っぽさを取り入れたデザインです。
顔まわりを短く切り込み、たっぷりレイヤーを入れた“ハッシュカット”。韓国アイドル発祥のスタイルで、フェイスラインをすっきり小顔に見せられ、抜け感を演出しながら柔らかい印象を与えます。顔まわりに軽やかな動きがあるのでロングでも重くならず、今っぽい表情に。
シースルーバングからサイドへの自然な毛流れもポイントで、凛としたかっこよさとふわっとしたフェミニンさが共存。アイロンワークがシンプルなので、簡単スタイリングを求める人にもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは胸下でカット。ハッシュカットのポイントとなる顔まわりは短めに、胸と鎖骨の間からレイヤーを入れます。ベースとの繋がりはありませんが、なじむようにカットしているので挑戦しやすいデザインに。前髪は目にかかるくらいのシースルー、サイドバングはほおが隠れる長さにカットします。
カラーは6レベルのブラウンをチョイス。赤みのあるブラウンで、温かみがあり柔らかさとツヤ感をプラスします。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで全体をふわっと大きめカールの内巻きに。顔まわりはリバースに巻いて毛流れを出します。軽めのオイルをなじませた後、手ぐしや粗めのくしで全体をほぐしてあげると面が整いツヤ感がUPします。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 外山海成さん
「ショート」女性らしい髪型【3選】
【1】ピンクカラーがかわいい、クセ毛を活かせる女っぽヘア

クセ毛を活かせる柔らか印象のショートヘアをご紹介。ピンクカラーとのコンビで、ふわっとかわいく女性らしいイメージに見せることができます。
ショートにしたいけど、ボーイッシュになるのは避けたいものです。そこで提案したいのが、こちらのピンクカラーが目を引く柔らか印象のショートヘア。彩度の高いピンクブラウンは肌に血色感を与え、髪色のキャラクターがわかりやすく、秋カラーの先取りにもおすすめ。
カットではトップの長さを残してふんわりとした丸みシルエットにしているため、女性らしい今どきの表情に。ニュアンスのあるソフトな動きもポイントで、クセ毛を活かせてスタイリングも簡単。髪の悩みがある人はぜひチェックして。
【how to“ベース&カラー”】
えり足を短めにあごラインでカットしたショートヘア。サイドは耳たぶが隠れる長さで切り、トップの長さはやや長めに残して丸みのあるシルエットをつくりやすくします。前髪は目の上でつくり、重くならないように調整。
ヘアカラーは10レベルのピンクブラウンに。ピンクらしさを楽しめる濃い色味で、ツヤ感も抜群。かわいい印象の暖色系カラーのため、柔らかい雰囲気も演出します。

【how to“スタイリング”】
まず、トップがふわっとなるよう、根本に色々な方向からドライヤーの風を当てながらドライします。その後、ストレートアイロンでウェーブ感のある動きを出しますが、全体ではなくクセ毛を活かすようポイントでトップと左右の耳まわりの3か所のみを内巻きにワンカール。クセと自然になじんで柔らかいニュアンスが出せます。
最後にオイル+バームを混ぜたもの(バーム単品でも)をなじませ、前髪の束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:GARD/ën(ガーデン エン) 佐藤礼華さん
【2】シンプルでもおしゃれ見せが叶うシゴデキ女子風ショート

シンプルで大人印象のこちらのショート。顔まわりに落ちる毛束感とライン感がおしゃれ!女っぽいショートを求める人に。
パラっと落ちる顔まわりの髪がポイントのショートスタイル。首元をすっきり涼しげに見せつつ、長めの前髪がチークを隠して骨格をカバーします。また、ヘアカラーは王道の人気色であるアッシュブラウンがベストマッチ。寒色系の落ち着いた雰囲気と柔らかさをプラスします。
ボーイッシュになりやすいショートですが、丸みのあるシルエットと顔まわりで大人の女性らしさを演出。軟毛でペタっとしやすい人やふんわりとした質感が出しにくい人におすすめのデザインです。
【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さを鼻横のラインに設定し、真っ直ぐラインでカット。顔まわりに角があるとクールになりすぎるので、レイヤーで削って女性らしい柔らかさと今っぽさを出します。バックはグラデーションで丸みを出し、えり足は短くカットします。
カラーはアッシュブラウンを7レベルで。暖色にするとかわいらしく見えるため、寒色系をチョイス。大人っぽく柔らかい印象をヘアカラーでもプラスします。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをふんわり丸みが出るように通します。顔まわりは髪を内に入れるイメージでするとグッド。前髪は乾かすときに根本の立ち上がりをつけて、分け目はジグザクのセンターパートに。
ペタっとならないよう軽めのオイルを内側からなじませ、手に残っているオイルを表面と顔まわりにつけたら完成です。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 土屋結莉さん
【3】ソフトな女っぽさはヘアカラーでプラス!小顔見せも叶うショート

丸みのある美シルエット&毛先の遊びがある今っぽヘアをご紹介します。ボーイッシュにならないので、ショートでもチャレンジしやすいデザインです。
ショートボブをキュートにアプデしたこちら。クールに見えやすいショートヘアですが、コロンとした丸みのあるフォルムが大人かわいい雰囲気に。また、えり足の長さを残すことで首元の外ハネニュアンスが生まれ、動きのある涼しげな印象を与える技ありデザインです。
骨格に合わせて後頭部の丸さや顔まわりをつくっているので、乾かすだけでサマになるのも嬉しい。前髪は程よい透け感のある長めバングが好バランスに。また、やや重めにつくったサイドバングが顔を小さく見せ、骨格もカバーします。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはあごラインに設定したショート。トップにグラデーション、えり足はレイヤーでカットし、自然な丸みをつくりやすく、乾かしただけでもまとまります。えり足は内巻きにも外ハネにもできる長さを残し、ニュアンスを出しやすく。前髪は目にかかる長さでカットし、サイドバングはもみあげにつながるようにつくります。
カラーは7レベルのチャコールブラウンをセレクト。まろやかな落ち着いたヘアカラーですが、重く見えず艶やかな柔らかさを演出します。

【how to“スタイリング”】
乾かすだけもOKですが、アイロンを使う場合ストレートアイロンを用いて、トップと前髪は内巻きに、えり足は気分やファッションに合わせて外ハネor内巻きにします。サイドバングはバックに毛流れが出るようにアイロンを通します。全体にワックスもしくは軽めのオイルをなじませ、ツヤ感と前髪の束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 岡村享央さん
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「ショートボブ~ボブ」女性らしい髪型【4選】
【1】ワイドバングとカラーで差をつける、清楚可愛いショートボブ

小顔見せと目力UPを叶えるショートボブをご紹介します。前髪は次なるトレンドのワイドバングで、ヘアスタイルのアップデートを!
顔の印象を大きく左右する前髪の人気トレンドが、シースルーバングからワイドバングに移り変わっているとか。こちらのショートボブは、こめかみまで切り込んだワイドバングがポイント。
ワイドバングにすることでこめかみ付近の顔の余白を埋められ、特に面長さんをカバーして小顔見せを叶えます。また、前髪の長さは少し短め。目元がぱっちり見えて目力UPにも。
全体は丸みのある女性らしいショートボブ。すっきりとした清潔感と抜け感のあるこなれヘアを実現します。ヘアカラーは透明感のある暖色カラーで、ヘルシー印象に。オレンジブラウンなら肌ベースを選ばす、美肌に見せることができます。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは丸みのあるショートボブ。サイドは耳にかけられる長さのリップラインでカット。前髪はこめかみ幅のワイドバング。奥行きが狭めなので重くならず、ややラウンド状にすることで顔の丸みにフィットしてなじみのいい仕上がりに。
カラーはオレンジブラウンを10レベルで。派手になりやすいオレンジカラーですが、ブラウンMIXで日本人になじむおしゃれかわいいヘア髪色に。また、明度を高くしているので暖色でも透明感があります。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を軽く内巻きに。前髪は縦に3つにわけてアイロンを通すと、顔の丸さに沿っておさまりがよくなります。オイルを全体になじませ、サイドの髪は耳にかけ、最後にもみあげの毛束を細めに引き出します。毛束のニュアンスがあることで、輪郭を補正しながらこなれヘアを演出。横顔も美人に見せることができます。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 平田湧己さん
【2】コテなしでも軽やかな動きが出るゆるっぽボブ

アイロン不要で朝のヘアセットを簡単にできるスタイルをご紹介します。ハンドブロー→スタイリング剤をもみ込むだけでふわっと印象のボブが完成します。
キレイめ、カジュアル、どちらのファッションにもマッチする涼やかボブがこちら。首元にキュッとしたくびれ感があり、ボブでも女性らしい雰囲気を纏えます。また、技ありのデザインレイヤーを施しているので、ハンドブローのみでニュアンスのあるランダムな動きを実現。
ニュアンスボブに合わせる髪色は地毛風カラーがおすすめ。一足早い秋カラーにも。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはあごラインのボブ。前髪は鼻先の長さでややワイドにつくり、サイドバングにつながるようにラウンド状にカットします。前髪のセンターを薄めにすることでワイドバングでも重い印象になりません。全体はつながりのあるレイヤーではなく、散らばるようなデザインレイヤーを入れます。
ヘアカラーは暗髪のダークグレーをセレクト。明るめからのトーンダウンにもおすすめで、赤みではなくグレーで構成されたカラー剤のためほんのり抜け感があり、色が抜けたときもギラつきをおさえることができます。

【how to“スタイリング”】
ハンドブローで全体をドライし、根本が乾いたら毛先から髪をもみ込むようにします。前髪は後ろに向かって風を当てて、根本がふんわりするように。毛先は外ハネにしてくびれ感を出します。
動きを出しつつキープ力もあるソフトワックスか、バーム&ワックスを毛先、中間、顔まわり、前髪の順番になじませ毛束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【3】簡単セット!ツヤ感重視&柔らか前髪の小顔見せボブ

顔まわりの軽やかさがかわいいボブをご紹介します。自然な内巻きでシンプルなデザインでも女性らしさを引き立ててくれます。
顔まわりと前髪の柔らかい印象がポイントのボブ。骨格に沿うようにサイドをカットするのが鍵で、小顔効果と軽さを演出します。ナチュラルな内巻きになるよう調整しているため、シンプルボブでも女性らしい雰囲気を纏えます。また、カラーはツヤ感重視で温かみのあるブラウンに。上品で落ち着いた印象なので秋カラーにもぴったりです。
まとまり感抜群なのに、ちょうどいい抜け感とかわいさがあるので大人世代にもおすすめ。簡単スタイリングできちんと感を出したい人にも◯。
【how to“ベース&カラー”】
バックをあごラインに合わせた前下がりのボブ。前髪は薄過ぎないシースルーにカットします。サイドを顔に沿うようにつくることで、軽さと抜け感をだしつつ小顔見せも叶えます。
カラーは7レベルのショコラブラウン。赤みをおさえた温かみのあるブラウンにしているため、肌なじみがよく健康的なツヤ感に。落ち着いた印象なので秋色にもぴったりです。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先を軽くワンカール。前髪はストレートに伸ばさず、半円を描くようにアイロンを通すと柔らかい質感に仕上がります。
全体に軽めのオイルやバームをまじませ、広がりやすい人や多毛さんはタイトに仕上げるとグッド。前髪はオイルを指先につけ、束感と軽い動きをつけると柔らかい表情がつくれます。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
【4】伸ばしかけの印象チェンジが叶う、面長さんに似合う外ハネボブ

伸ばしかけでイメージを変えたい人や、バッサリ切りたいけど結べる長さは欲しいという人におすすめなのがこちら。トレンド感のある外ハネボブ+レイヤースタイルで、今っぽい軽さを簡単につくることができます。
ヘアカラーは寒色系でも女性らしさのあるグレージュ。また、顔まわりは後ろに毛流れを出しつつ、フロントにぱらっと落ちる毛束がお洒落感をUPさせます。サイドにボリューム感があるので、面長さんのカバーにも◯。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはあご下3〜4cmの長めのボブ。トップには角を取る程度のレイヤーを入れ、顔まわりにはたっぷりレイヤーを入れてニュアンスを出しやすくします。前髪は流しバングにカット。
カラーは10レベルのグレージュをセレクト。赤みを消すものの、くすみ知らずでツヤ感をプラス。柔らかく女性らしい印象を与えます。

【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンで外ハネに、顔まわりは内巻きに。バームを内側の毛先→顔まわり→前髪→表面の順番になじませます。ボリュームを整え、顔まわりに内側に入る毛束をつくると今っぽく仕上がります。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 岩谷流星さん
「ミディアム」女性らしい髪型【5選】
【1】TPO選ばず使える!ひし形黄金バランスの美人度UPミディ

くびれ美フォルムのミディアムヘアをご紹介します。顔まわりに動きがある今どき感はもちろん、抜け感、小顔効果となりたいがつまったデザインです。
今っぽい立体感のある顔まわりレイヤーを入れたこちらのミディ。簡単スタイリングでありながら、ナチュラルなおしゃれ感を演出できる旬ヘアになります。また、顔の内側にひし形の黄金バランスをつくり、美人度UPも望めます。
首に沿う外ハネのくびれ感が、フェイラインをキュッと引き締め小顔効果も発揮。顔まわりのレイヤーは骨格に合わせて長めにしたり、短めにしたり高さを調整すれば、どんな人にも似合わせが可能です。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースを鎖骨レングスでカットし、骨格に合わせてレイヤーを入れます。例えば、面長さんは高め、丸顔さんが低めなど輪郭をカバーできる長さにカット。前髪は巻いて目の上になるシースルーに。ぱつんとかわいい印象のバングですが、おでこの透け感があるので幼く見えません。
ヘアカラーはマロンベージュを9レベルで。シンプルなベージュにラベンダーをMIXすることでまろやかな髪色となり、ツヤ感と女性らしい柔らかな印象を与えます。

【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンで毛先を外ハネ、表面は内巻きにワンカール。カットで形になるようにしてあるので、さらっとアイロンを通すだけでOK。
スタイリング剤は動きとツヤ感を出すバームをチョイス。全体になじませふわっと仕上げ、顔まわりの毛束をつまんで束感メイクをしたら完成です。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 鈴木菖さん
【2】カジュアルもキレイめもこなす、柔らか印象のミディ

ふんわりとした軽やかさがかわいいミディアムヘアをご紹介します。
カジュアルなら外ハネ、キレイめなら内巻き、こなれ感のあるスタイルならMIX巻き、結べる長さもあるので多彩なアレンジを楽しめるこちらのミディ。顔まわりを中心にトレンドのレイヤーを入れているので、ふんわり女性らしい柔らかな表情がつくりやすくなります。
ヘアカラーは肌なじみのいいベージュカラー。キレイな色が長く続くのもポイントです。また、薄めバングは長めにすることで、幼く見えることもなく、広めのおでこやおでこのシワカバーにも。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは鎖骨レングスのワンレングス。内巻きにしたときでも重くならないようインナーにグラデーション、表面には少しだけレイヤーを入れます。さらに、ふんわりとした動きを出す顔まわりレイヤーをオン。前髪は薄めに目の上でつくり、スライドカットでおくれ毛とつなぐことで柔らかさを演出しながら小顔効果を発揮。
カラーは9レベルのショコラベージュに。色味をしっかり感じられるこっくりとしたヘアカラーで、褪色したときに黄色にも赤みにも寄らずキレイが長持ちします。肌なじみがいいので、肌をキレイに見せる効果も。

【how to“スタイリング”】
アレンジが楽しめますが写真のようなMIX巻きにする場合、32mmのカールアイロンで毛先を外ハネにワンカール、トップは髪を真上に引き出し内巻きに、おくれ毛は前に引き出してからリバースに巻くとこめかみが浮きにくくなります。また、前髪はマジックカラーで巻いておくとグッド。最後にヘアオイルを毛先から全体になじませたら完成です。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
【3】くびれがかわいい、ピンクメイクに映えるひし形ミディ

たゆんとしたくびれ感が魅力のこちらのミディアム。カジュアルになりやすいくびれヘアですが、毛先の重さ&ひし形シルエットで柔らかい女性らしいデザインを叶えます。また、2WAYバングなので、久しぶりに前髪をつくってみたい人にもおすすめ。顔まわりのなじませカットで、小顔効果も望めます。
赤みをおさえたベージュカラーは、トレンドのピンクメイク映えも抜群。顔型を選ばす似合わせが可能で、ボリューム感も思いのまま。大人の抜け感ヘアを楽しみたい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下で前上がりにカットし、動きが出るよう耳前にレイヤーを入れます。前髪は2WAYのシースルーに。
カラーは、9レベルのサンドベージュをセレクト。グリーンをMIXしているため、赤みをしっかりおさえてくれます。

【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、全体を外ハネに。耳前はリバースに巻いてくびれシルエットをつくります。トップのレイヤーは巻かなくてOKなので、簡単スタイリングなのが嬉しい。
ツヤ感をプラスするクリーム、もしくはバームを中間〜毛先になじませます。自然な束感に整えたら完成です。
担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 宮司佳奈さん
【4】ほどよいフェミニン感が楽しめる、ふんわり軽やかな透け感バングのミディ

大人っぽさとナチュラルさを両立させたい人は要チェック!まとまり感がある中に、女性らしい優美な動きを実現したミディアムヘアをご紹介します。
柔らかな動きとシースルーバングの軽やかさが魅力のこちら。王道の外ハネヘアですが、顔まわりだけでなく全体にもレイヤーを入れることで、ふんわりとした女性らしい華やかな印象を与えます。また、短めにつくったおくれ毛がニュアンスをプラスしつつ、輪郭をすっきり見せる効果も。
ナチュラルな中にも大人っぽい雰囲気があるので、カジュアルはもちろんエレガントな装いにもマッチするミディ。上品な抜け感を求める人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上3cmでカットし、顔まわりとトップにレイヤーを入れて柔らかい動きを出しやすくします。前髪はシースルーにつくり、軽やかな抜け感と女性らしい印象に。もみ上げは口角ラインでカットします。
ヘアカラーは7レベルのナチュラルブラウンに。ツヤ感のあるブラウンでも透明感があり、気になる赤みを削ることが可能。オールシーズン人気の万能カラーは、肌なじみがいいのも嬉しい。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先を外ハネに。表面ともみ上げは内巻きにして軽やかでナチュラルな動きを出します。軽めのオイルを全体になじませ、顔まわりは束感を出すと今っぽいおしゃれな仕上がりに。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
【5】顔まわりデザインで明るく軽やかに!キレイめ印象のミディアム

顔まわりに低めに入れたレイヤーがポイントのこちらのミディ。明るい印象に見せながら、軽やかな動きを実現。顔まわりだけにレイヤーを入れているため、まとまり感が抜群でキレイめスタイルを叶えます。
ヘアカラーはオレンジっぽさをおさえたベージュカラーで透明感をプラスして。前髪は長めにすることで前髪ありでも幼く見えず、大人っぽい雰囲気に。また、長めバングは面長さんの補正にもぴったりです。
【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下5センチにカット。耳下から顔まわりにかけてのみローレイヤーを入れます。前髪は目にかかる長さでカットし、サイドバングは流れるようにつくります。ほおラインにかかるサイドバングが顔の余白を埋めて小顔効果を発揮します。
カラーは10レベルのマロンベージュ。オレンジ色を打ち消しベージュの柔らかさと透明感を引き出すヘアカラー。女性らしいまろやかさも漂います。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を軽く内巻きに。顔まわりは頭の丸みに沿うようにアイロンを通すとグッド。軽めのオイルを全体になじませ、コームで整えます。コーミングすることでまとまりがよくなり、髪の質感も均一に仕上げることができます。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大川弥奈美さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
