ヘアスタイル・髪型
2023.4.27

花柳のぞみさん風に近づく【15の髪型実例】ナチュラルボブ&くびれミディ

女優の花柳のぞみさん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。ナチュラルで爽やかなボブとくびれミディの真似しやすいスタイルを集めました。

花柳のぞみさん風の髪型って?

花柳のぞみさんといえばボブ~ミディアムが定番です。ボブは暗髪のナチュラルなスタイルで、ミディアムはドラマ「北欧こじらせ日記」でくびれ感のあるスタイルにされていました。

定番は暗髪のナチュラルなボブ【5選】

【1】キュッとコンパクトさ可愛い小顔見えボブ

人気のミニボブをアップデートするなら、こんな透け感をプラスしたスタイルはいかが? サイドの毛先が顔だちをさりげなく引き締めてくれて、小顔感もぐぐっと上昇!

Point

顔周りのレイヤーにより毛先に動きが生まれ、変化をつけることが難しいボブも、個性が光るスタイルに。毛先の向こうに肌が透けるから、カラーリングしだいで顔や肌の印象チェンジも楽しめる。

〈カット〉
あご下の長さの切りっ放しボブがべース。顔周りにレイヤーを。

〈カラー〉
肌を明るく見せるオリーブべージュ。

FRONT

SIDE

BACK

担当サロン:drive for garden( ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん

 

【2】毛先の動きがエアリーな上品な長めボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体はぷつっとしたライン感のあるワンレングスにカット。表面に低めにレイヤーを入れてふわっとした動きを出しやすくする。
  2. 前髪はシースルーにカットしますが、流しバングもできるよう毛量の梳き方テクニックで調整。
  3. カラーリングは、ツヤ感のあるショコラベージュに。赤みのある色味なので、色補整をして退色してもキレイな色味が持続。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. プリカールという根元のパーマをかける。太めのロッドを6本ほど根元に巻き、ふんわりとした髪の動きに。
  2. 仕上げは32mmのアイロンで外ハネにした後、トップの髪を内巻きにするだけの簡単ヘア。
  3. クリームバターを中間から毛先になじませたら完成です。セミウェトな質感にするとオシャレ感がアップするので、髪質によっては少しだけセット剤を多くするのがおすすめ。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【3】さらツヤのシンプルボブ

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【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースカットは、あご下2cmのグラデーションボブ。
  2. サイドバングは、長めのノーズラインに設定。前髪は眉下でラウンドにカットし、縦の印象を強調。
  3. カラーは、7レベルのブルーアッシュに。オレンジっぽさを打ち消し、透明感のある落ち着いたイメージの旬カラー。

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【how to“スタイリング”】

  1. クセが気になる人は、縮毛矯正をするとスタイリングが楽々に。基本的には、ストレートアイロンをさらっと通すのみ。
  2. 最後に、ボリュームをおさえつつ、軽さを出すオイルを全体になじませたら完成。

担当サロン:GARDEN W.(ガーデンダブル) 児玉善央さん

 

【4】サイドバングでおしゃれに差がつくボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースカットは、あご下2cmの長さで前下がりラインにカット。バックはインナーをグラデーションでカットし女っぽい丸みのあるシルエットに。
  2. 前髪は、薄めでパラパラとした質感とライン感がでるように。サイドバングは、耳下のレングスで長めにつくる。
  3. カラーは、9レベルでも明るい印象となるサンドベージュをチョイス。ややくすみがあり、キレイ色が長時間続き、ツヤ感&透明感のある色味となる。

【how to“スタイリング”】

  1. ふんわり仕上げるのがポイントで、中間から毛先にかけて大きく内に入るようにストレートアイロンを通す。
  2. 前髪は巻きすぎないように。
  3. しっとり系のオイルを内側からしっかりなじませ、表面、前髪の順につければ、広がりをおさえてこなれ感のある仕上がりに。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ)金井悠華さん

 

【5】ライン感とまとまり感が魅力のボブ

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【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体はアゴラインのボブにカット。耳前はやや前下がりに、バッグはインナーにグラデーションを入れながら平行ラインが出るようにする。
  2. 前髪は、束感が作りやすいよう薄めにカットしますが、少しだけ厚みがあるので、クセが気になる人におすすめ。
  3. カラーは、8レベルのアッシュベージュに。ナチュラルなカラーですが、お洒落見せができ、透明感や柔らかい印象を与える。

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【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで、中間~毛先にかけて軽く内に入れるようにスタイリングする。内巻きにしすぎないのがお洒落ヘアのコツ。
  2. しっとり系のオイルを毛先になじませたらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ)金井悠華さん

 

ドラマ「北欧こじらせ日記風」くびれロブ~ミディ【10選】

【1】小頭&小顔見せが叶う美人スタイル

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットベースは、鎖骨の長さで水平ラインのワンレングスに。面長さんは、2cmほど短めにするとグッド。自然とハネる長さなので、お手入れも楽々。
  2. 表面にレイヤーを入れ、前髪は、目ギリギリの長さのシースルーに。
  3. カラーは、9レベルのブラウンベージュをチョイス。色落ちしてもキレイが続き、ツヤ髪が欲しい人に◯。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのコテorストレートアイロンで、襟足を外ハネに、レイヤー部分は、髪を目の高さよりも高く持ち上げて内巻きにワンカール。軽く通すだけで、くびれフォルムが完成する簡単ヘア。
  2. 前髪にも軽くアイロンを通し、最後に、軽めのオイルを全体になじませる。アイロン無しでも可愛くなれるので、忙しい人は要チェック。

担当サロン:MINX Aoyama(ミンクス アオヤマ) 佐藤スナオさん

 

【2】毛先の動きがおしゃれな外ハネボブ

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【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨くらいにカットして、トップにレイヤーを入れてくびれ風に。
  2. シースルーバングにして抜け感を出す。ウルフヘアはレイヤーを入れて毛流れを出すので、動きが出やすい。
  3. カラーは9トーンのグレーベージュに毛先にかけて明るくなるようにグラデーションカラーにしている。また、グレーベージュは。赤みを消して透明感を出るので軽やかになる。さりげないグラデーションカラーなら、派手になりすぎず、大人の方でも楽しめる。

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【how to“スタイリング”】

  1. 32ミリのコテアイロンで外巻きにして、トップのレイヤーの所を内巻きに。温度は160°で低めに設定。
  2. オイルとバームを混ぜて全体的に揉み込み、束間を出して動きのある大人スタイルに。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

 

【3】韓国風でトレンド感を出したくびれボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. くびれボブは韓国スタイルでとても人気なオルチャンスタイル。
  2. 顔周りにレイヤーを入れることで簡単にくびれを作ることが出来るし、顔周りがくびれることで小顔効果も◎。ほとんどレイヤーも入れず、ストレートがきれいに決まるスタイル。
  3. カラーは8トーンのレッドブラウン。カシスのような深みのある色なので秋冬にオススメな暖かいカラー◎。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのコテで全体を外ハネして顔周りの表面は外巻きにする。
  2. 仕上げはオイルで艶っぽさを出す。くびれボブは小顔効果もあり、セットも簡単でとても可愛いスタイルなのでおすすめ。

担当サロン:Louwe 渋谷(ローウェ) mitsukiさん

 

【4】ナチュラルモードな抜け感ロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットは、肩下の平行ラインがベース。表面にレイヤーを入れることで、ふわっとした動きとくびれ感を出す。
  2. 前髪は抜け感のある仕上がりに。
  3. カラーは、8レベルのピュアベージュに。シンプルなベージュより、柔らかさを重視し、肌色をキレイに見せる効果も。

【how to“スタイリング”】

  1. 26mmのカールアイロンで、毛先を外ハネに。トップは、内巻きにしますが、髪を挟まずに、中間から熱を当てながら円を描いて緩やかな丸みを出すのがコツ。
  2. スタイリング剤は、つけムラにならないようシアバターと軽めのオイルをMIXし、毛先からもみこむようになじませます。セミウェットな質感にするのが◯。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 野沢伯行さん

 

【5】優しいソフトウルフヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 髪が細く毛量も少ないので、顔まわりに入れたレイヤーはあまりスカスカになりすぎないようしている。量感は取らず高めからレイヤーを入れて動きを出す。また、全体にも表面にレイヤーをいれ、くびれミディのスタイルになっている。生え癖やくせ毛が少しあるため、レイヤーをうまく入れることで、くせを活かした優しいウルフヘアになる。
  2. 頬にかかった髪が、顔の面積を削り小顔見せも叶う。
  3. カラーは10トーンのアッシュベージュで柔らかく透明感のある色味に。

【how to“スタイリング”】

  1. 猫っ毛の人は、くせを活かしたウルフカットでも、動きが固定されにくいので、全体は32ミリのコテで外ハネ、内巻きのワンカールで形を作っている。
  2. 顔まわりと前髪はストレートアイロンで自然に内にいれてクセを活かしたウルフ感のあるスタイルの完成。
  3. スタイルがホールドされにくいので、オイルにワックスを少し混ぜて、全体になじませると崩れにくい。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)&REVES(レーヴス) 藤間帆乃夏さん

 

【6】簡単スタイリングで決まるレイヤーミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを鎖骨でワンレングスボブにカット。顔まわりを包み込むようにフェイスレイヤーを入れる。
  2. 前髪は、薄過ぎずパツッとしたラインを残してカット。
  3. カラーは、より透明感をUPさせるため、ブリーチベースにマットベージュをオンカラー。ベージュのニュアンスがプラスされ、上品なマットさを感じられるカラーリング。

【how to“スタイリング”】

  1. 34mmのカールアイロンで、全体を外ハネにする。
  2. 顔まわりは軽く通すのみでOK。簡単スタイリングでお洒落ヘアを実現。
  3. ブリーチ毛なので、パサつきをおさえるバームを全体になじませ、最後に前髪の束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 今泉美穂さん

 

【7】ひし形シルエットのくびれモテヘア

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【how to“ベース&カラー”】

  1. お顔の形にあわせてトップからレイヤーを入れる。ひし形になる段差を頬骨より下の位置でしっかりカット。
  2. 髪の内側は量をスライドカットで毛束感を作り、髪と髪の間に空間を作る。
  3. カラーはシアーベージュの8トーン。お肌の血色をよく見せる為に5%以下でピンク系のカラーをミックスする事で艶と透明感を両立させる。

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【how to“スタイリング”】

  1. ドライヤーで乾かす際、耳下の髪を首を掴む様に手を入れ、襟足の毛を掴みそのまま引き抜くことで自然な外ハネに。
  2. コテは毛先を外ハネ、表面は内巻きに。毛先はコテを外向きにして滑らせるように持っていき、ストレートに近い外ハネスタイルでナチュラルに。表面の髪は根元にコテを当ててトップのふんわり感を出して、毛先はコテを内側に向けてスルッと通すだけで自然なくびれで柔らかいひし形スタイルになる。
  3. 艶感のないクリームを毛先に揉み込んでてぐしで軽く整えれば完成。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 上田ヒロツグさん

 

【8】ショコラ系カラーがフェミニンで可愛いくびれミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨でハネる長さでカットし、表面にレイヤーを入れて動きを出しやすくする。
  2. ポイントの前髪は、やや幅を広くとり薄めにカット。
  3. カラーは9レベルのチョコラブラウンに。ラベンダーとピンクのニュアンスを加え、明るめカラーでもパサつきをおさえツヤ感を与えてくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのコテで、全体を外ハネに。表面は内巻きワンカール巻きますが、 ナチュラルにサラっと巻くのがコツ。
  2. バームor軽めのオイルを髪の内側にしっかりつける。表面は毛先のみでOK。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 加藤ゆりえさん

 

【9】透明感+大人ヘアが叶うふんわりミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 王道のモテるミディアムヘア。
  2. ほどよくレイヤーを入れて、前髪は厚すぎず、薄すぎず。顔周りとつながるようにカットして完成。大人の色気ヘアになる。
  3. カラーは全体9-10トーンの紫と青を3:1でラベンダーベージュをオン。伸ばしかけでも、どんなアレンジも楽しめるので様々な髪型を楽しむことができる。

【how to“スタイリング”】

  1. 巻くときは丸みのあるシルエットを意識し、柔らかく、若々しい印象に。
  2. スタイリング剤はオイル系のものを手のひらに全体に広げて毛先→中間→前髪の順で揉み込む。
  3. レイヤーを入れているので毛束ごとに巻くことで、動きが出てぐっと優しい雰囲気に仕上がる。

担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 矢ケ崎 健さん

 

【10】レイヤーでランダムな髪の動きを出したミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットベースは、鎖骨ラインのボブ。顔まわりのレイヤーをレザーで入れることで、ランダムに動く髪をつくる。ベースの重さとレイヤーの軽さのコントラストが鍵に。
  2. 前髪は、眉下でライン感を出し、内側にグラデーションを入れる。
  3. カラーは、8レベルのアッシュベージュに。寒色系でもベージュの透明感があることで、顔をくすませず肌色をキレイに見せてくれる。赤みを抑え、ツヤ感を出すので大人世代におすすめカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. アイロン無しでも可愛く決まる楽々ヘア。髪を乾かしたら、束感とツヤ感を出すバームを、指の間までしっかり伸ばして、手ぐしを通すように馴染ませる。
  2. 手に残っているもので、前髪を整えたら完成。前髪の束感をつくることで、幼くならず、透け感を演出。

担当サロン:Rougy (ロージ) 江良栞さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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