ヘアスタイル・髪型
2022.7.17

大政絢さん風に近づく【15の髪型実例】黒髪系セミロング~ロング&鎖骨ロブ

モデルとしても大活躍な大政絢さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。大人なセミロングやロブの他、キリっとした美しい顔に似合うタイトなポニーテールをご紹介します。

大政絢さん風の髪型って?

大政絢さんといえばキリっとした大きな瞳が魅力的でラグジュアリーファッションにも負けない美しさがあります。近年は黒髪のセミロング~ロングが定番です。以前はばっさりカットしたことも。アレンジなら高めポニーテールが似合います。

ラグジュアリーファッションも似合う「洗練セミロング~ロング」【6選】

【1】シンプルだけどこなれ感のあるストレートセミロング

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スタイルのポイント

  1. ナチュラルなストレートスタイル(ワンカール)でも可愛いくなれるようにローレイヤーカット
  2. 顎先あたりでカットをすることで、かきあげたときに大人っぽさ、色気が2倍

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 内山 光さん

【2】レイヤーを多めに入れた大人っぽいセミロング

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スタイルのポイント

  1. 毛量多めなので、軽さが出るようにレイヤーを多めに入れてカット
  2. 流れやすいように頬骨でカットをし、大人こなれ感をプラス

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 内山 光さん

 

【3】ワイドめ前髪のモード感のあるまっすぐストレート

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スタイルのポイント

  1. 巻き髪より、サラサラストレートでワンカールの方がナチュラルで清潔感アップ◎
  2. カットは艶を出すために余計な手はあまり加えずに質感が出るようにシンプルにカット

前髪カットのポイント

  1. 顔が面長よりの卵型なので前髪はワイドにして横の印象をつける

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 木俣 真也さん

 

【4】暗髪×弾力カールの凛とした憧れヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下3cmでカットし、顔まわりにレザーでレイヤーを入れる。レイヤーの軽さとレザーの質感で、より柔らかく、なめらかな動きを出している。
  2. 前髪はリップラインで切り、レイヤーとつながるようになじませる。
  3. カラーは6レベルのアッシュグレージュに。赤みをしっかりおさえつつ、ダークカラーながら透け感をほんのり感じることができる。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは細めのロッドで毛先にワンカール、ホットパーマをかける。薬剤を弱めにすることで、ダメージレスでコロンとしたカール感に。
  2. スタイリングは、8割ほど乾かしたら、左右2つに分け、耳の高さでねじりながらさらにドライヤーで乾かす。
  3. セット剤は軽めをチョイスし、トリートメントミルクか、ライトなオイルを。毛先から中間に揉み込み、手に残ったものを前髪に軽くつけ、毛束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:Rougy (ロージ) 江良栞さん

 

【5】大きめカールで動きを付けたかき上げ前髪のレイヤーロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを胸上で前上がりのワンレングスにカットし、ローレイヤーを入れる。
  2. 前髪はリップラインとアゴの中間くらいの長さで、幅と奥行き共に厚めにカットする。前髪にもレイヤーを入れ、スライドカットで調整。ひし形シルエットを作る。前髪をこめかみあたりまでつなげることで、サイドとの馴染みがよくなり小顔見せにも。
  3. カラーリングは6レベルのアッシュベージュに。クールな印象を与える寒色系の色味で、大人女性なニュアンスをプラス。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは26mmのロッドをメインに使い、ゆるめのデジタルパーマをかける。顔周りをリバースに巻くことで、流れと動きのある仕上がりに。
  2. スタイリングは、ばーっと乾かしてスタイリング剤をつけるだけでサロン帰りのような仕上がりに。
  3. ナチュラルで柔らかヘアのポイントは、ドライ時にサイドの髪をやや後ろ方向に持ち上げドライヤーの風をあてること。スタイリング剤はツヤ感と毛束感のでるオイル系、もしくはヘアバター系を選んで。

担当サロン:AFLOAT JAPAN(アフロート ジャパン) 長田貴良さん

 

【6】長めバングのサラサラストレートヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨下5cmの長さでベースをカット。毛先に厚みが残る程度のレイヤーを入れる。
  2. 前髪は目にかかるギリギリの長さで、幅を狭めにすることで薄めバングにし、トレンドを取り入れる。
  3. カラーは7レベルのベージュブラウンに。黄色ベースのブラウンで、明度が高く透け感や柔らかい雰囲気の色味。

【how to“スタイリング”】

  1. 根元が立ち上がるようにドライしたら、ストレートアイロンでナチュラルな内巻きに仕上げる。
  2. 前髪はアイロン無しでOKですが、癖が気になる人はアイロンでストレートに。分け目をずらすことで、自然な立ち上がりが生まれボリューム感をアップしてくれる。
  3. 最後に、トリートメント効果のあるスタイリングミルクを毛先中心に塗布。中間に向かって馴染ませたら、毛先をセミウェットな質感にしつつ束感を作る。全体のドライな質感とのコンビネーションが、おしゃれ上級者に。

担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん

 

ばっさりカットしたときも!「鎖骨ロブ」大人な抜け感ヘア【6選】

【1】魅惑的な印象になる黒髪の束感鎖骨ロブ

重たい印象になりやすい黒髪ミディアムを、軽やかにあか抜けさせるコツは、前髪や毛先に束感を作ること。毛束の隙間から光が差し込み、表情を明るく見せてくれる。前髪は斜めに流し、清楚な色気を感じさせて。

Point

髪をかきあげる仕草やふとした瞬間に、パラリ。ほつれるように揺れる長めの前髪は、見る人の目に印象的に映り、“忘れられない人”に。毛束が固まりすぎないように、バームなどで柔らかに仕立てて。

〈カット〉
長さは鎖骨ラインに設定。DIFINOオリジナルの『アールカット』により、柔らかなワンレンフォルムに。スライドカットで毛量と質感を調整し、前髪は少なめ&長めにカット。

SIDE

BACK

担当サロン:DIFINO aoyama 山口祐亮さん

 

【2】前髪のラフさが魅力的な色っぽロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. スタイルの鍵となる前髪は、リップラインに設定。抜け感が出るよう毛量を軽くする。
  2. 全体は鎖骨下の長さでカットし、表面にレイヤーを入れふんわり軽い仕上がりに。
  3. カラーリングは7レベルのフォギーベージュをチョイス。やや青みのある寒色寄りのベージュは、透け感や柔らかさといった春色にぴったりのカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで前髪をリバースに巻いて後ろに流す。毛先全体を外ハネに、表面は内巻きに巻くだけ。
  2. 最後にセット剤を中間~毛先に手ぐしを通すようにつけ、その後、前髪につけたらフィニッシュ。セット剤はシアバターとオイルのいいとこ取りをした、ソフトなセット力がある“クリームバター”がおすすめ。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【3】ふんわり感を出した薄め前髪ロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨でハネる長さでカットし、表面にレイヤーを入れて動きを出しやすくする。
  2. ポイントの前髪は、やや幅を広くとり薄めにカット。
  3. カラーは9レベルのチョコラブラウンに。ラベンダーとピンクのニュアンスを加え、明るめカラーでもパサつきをおさえツヤ感を与えてくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのコテで、全体を外ハネに。表面は内巻きワンカール巻きますが、 ナチュラルにサラっと巻くのがコツ。
  2. バームor軽めのオイルを髪の内側にしっかりつける。表面は毛先のみでOK。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ)加藤ゆりえさん

 

【4】レイヤーで作る暗髪の抜け感ヘア


Point

軽さとツヤっぽい仕上がりを実現したミディ。お洒落感度の高い人は、切りっぱなしヘアから、レイヤーの軽やかな質感へ移行しているとか。顔まわりと表面のみにレイヤーを入れているため、万人にトライしやすくツヤ感のある仕上がりを叶えます。重めのウルフ、韓国っぽいくびれヘアもキーワードに。また、広がりやすい人も、軟毛さんも、カットとスタイリング剤で調整が可能なので、ぜひチェックして。


【how to“スタイリング”】

  1. 太めのカールアイロンで毛先を外ハネに、頭のハチ上は髪を持ち上げて内巻きにワンカール巻く。
  2. 前髪は甘くならないよう、ストレートタッチに。
  3. 広がりやすい人はオイル、軟毛さんはワックスとオイルの中間くらいのクリームを選び、全体的に馴染ませる。もみ上げと生え際につけることで、色っぽさを演出できるのでお忘れなく。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 竹内勇也さん

 

【5】ストレートタッチの艶やかロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨ラインのワンレングスにカット。内側の毛量調整をすることで、広がりをおさえる。
  2. 前髪は顔の表情が明るく見えるよう少し広めにとり、自然なおろし流しにカット。
  3. カラーはピンクブラウンをセレクト。ピンクといっても紫のニュアンスをプラスすることで、大人っぽく透明感のある仕上がりに。

【how to“スタイリング”】

  1. 髪が膨らまないよう、ドライヤーの風を上から当てて乾かす。毛先まで手ぐしを通しながら乾かすと、根本のボリュームをおさえられ、毛先に自然なハネ感が生まれる。
  2. 最後に重めのオイルを中間~毛先にしっかりつける。塗布量はやや多めでムラなくするのがコツ。

担当サロン:PEEK-A-BOO銀座並木通り(ピーク・ア・ブー ギンザナミキドオリ) 原田弘平さん

 

【6】流し前髪が大人っぽいくびれロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨ラインでベースを前上がりでカット。顔まわりに丸みができるようレイヤーを入れることで小顔効果を発揮。
  2. 前髪は目にかかるくらいの長めで流れるように調整。
  3. カラーは7レベルのグレージュとラベンダーをミックスしたラベージュに。肌トーンをアップしつつ、ツヤ感を与える色味。黄色に退色した髪をキレイに染めるので、秋にぴったりのカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. 鎖骨に当たってハネるように乾かすと、スタイリングがより楽々に。
  2. 32mmのアイロンでアウトラインを外ハネに、トップを内巻きにワンカール。アイロンはサラっと通すようにカールづけするのがコツ。
  3. ボリュームが欲しい場合、スプレーワックスを全体的に。広がりやすい人はポリッシュオイルを中間から毛先に手ぐしを通すようになじませてから、表面に塗布。髪の内側も忘れずに塗布すれば、1日スタイルをキープできる。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん

 

アレンジならこれ!「高めポニーテール」【3選】

【1】高めでタイトが涼しげなストレートポニー

STEP1:ヘアアイロンを使って根元からきちんと伸ばす
根元付近から毛先までヘアアイロンを通し、ストレートヘアにする。うねりやすい髪質の人や湿気が多い日はストレートミストをつけてから伸ばすのがポイント。

STEP2:ブラシで面が整ったポニーテールにする
固まらないヘアジェルをトップ中心になじませる。ブラシを使って毛流れを整えながら高い位置でポニーテールにする。

【SIDE】

【BACK】


【2】ふんわり感でフォルムが綺麗に仕上がる高めポニー

\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/

STEP1:つむじ辺りの高めな位置を目指して、手ぐしでざっくりとまとめ上げます。前髪は少しだけ前に残して。

STEP2:手で髪をまとめたままの状態で、トップの毛束を高めに引き出してカジュアルポニーに。ぺたんこトップはNGです。

STEP3:重たくなりがちなロングヘアも、高めポニーなら動きが出やすくなってカジュアルなシルエットが作りやすい。

STEP4:ゴムとピンは極力見せないのが鉄則。毛束を結び目に巻きつけたら、ピンをゴムの下にぐいっと挿し込みます。

STEP5:空気をたくさん含んだエアリーな仕上がりが理想。髪のボリュームを2倍にする勢いで、手ぐしをざくっと入れます。

完成。



【3】後れ毛でこなれ感が出るタイトポニー

ヘア&メークアップアーティスト

佐川 理佳さん

Q.まとめ髪をしてもこなれられません!
「雑誌のモデルさんのように緩くまとめたくても、ただの髪型乱れた人になりがちです(汗)。」(美的クラブ 小甲由起さん)

A.後れ毛はもみあげだけ、後は“引き出し”で頭の形を整えて。
「こなれ感を出そうと、まとめ髪を作った後やたらと毛束を引き出そうとするとくずれるもとになり、結果汚くなってしまいます。成功するコツは結ぶ前に予め、後れ毛のもみあげとある程度の毛束を引き出して形を決めてから、結ぶことです」(佐川さん)

Point

ポイント1:トップは丸く整えて、頭の形が良く見えるように。
ポイント2:耳の上は少しだけ引き出してたるませるとこなれる。
ポイント3:後れ毛はもみあげに数本だけが清潔感があって○。
最近はタイトなまとめ髪も流行中。どうしてもできない人はピタッとまとめるのも手。

横から見たときにポニーテールの下部分に少したるみを作っておくと、絶壁のカバー力あり。

\How to/

STEP1:ポニーテールだけれど、それ以外でも髪を結ぶ前段階に毛束を引き出す。結ぶ毛束を押さえながら、耳前の髪を掴む。

STEP2:耳前のもみあげをごく少量引き出して、後れ毛を作る。毛量は写真くらいで、あまりたくさん出さないこと。

STEP3:毛束がくずれないようにしっかり押さえる。後頭部下部の毛を少しずつ引き出してたるみを作る。

STEP4:写真のように頭がふんわり丸く見えるようになればOK。絶壁をカバーして頭の形を良く見せる効果が。

STEP5:トップからサイド上の髪の毛をランダムに引き出し、頭の形を整える。ひし形に見えるようにすると、美しく見える。

STEP6:最後に耳上の毛をちょっとだけ引き出して、耳の上にかぶるたるみを作る。この緩み感が、こなれ感につながる。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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