宮沢りえさん風に近づく、大人ショート&ショートボブ【18の髪型】

黒髪の大人ショートの印象が強い宮沢さん、歳を重ねてもますます美しいですよね。そんな宮沢りえさん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介!
宮沢りえさん風の髪型って?
宮沢りえさん風の髪型といえば大人ショート。ツヤのある黒髪が印象的です。アンバランスでマニッシュな雰囲気の個性派ショートも、彼女の女性らしさや品の良さをより引き立たせているのが魅力的です。
「真犯人フラグの真帆風」外ハネショートボブ【4選】
【1】スタイリングで作るハネ感が真帆さん風
【how to“ベース&カラー”】
- あごラインのワンレングスがベース。最近は、重めシルエットが断然お洒落。レイヤーを入れずに、表面の厚みを残すことで髪本来のツヤ感もプラス。
- 前髪は、シースルーに。目尻からサイドにかけてのラインに厚みと長さを出し、顔まわりをすっきり引き締め、小顔効果を叶える。
- カラーは8レベルのブラウンベージュをセレクト。ブラウンのツヤ感とベージュの透明感のベストマッチカラーは、オフィスシーンにも馴染む万能カラー。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのコテで、毛先から外ハネ→内巻きの波巻きに。外ハネだけでなく内巻きにすることでくびれ感を強調。
- スタイリングだけでハネ感を実現。
- 前髪はナチュラルに仕上げるため、巻かなくてもOK。スタイリング剤は、軽めのオイルがベスト(毛量が多めの人は重めオイルでも)。全体になじませたら完成。
担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん
【2】コンパクトにまとめたフェミニンショート
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足を浮かない長さに設定し、やや前下がりのワンレングスでカット。襟足にイングラデーションを入れることでコンパクトなフォルムに。表面にはレイヤーを入れて毛先の軽さを出す。
- 前髪は奥行きを浅めでやや幅広くとり、肌が見えて束間が出やすいようにカット。
- カラーは7レベルのオリーブグレージュに。オリーブとグレーをミックスすることで、赤みをしっかり消しつつ透明感のある髪色に仕上げる。
【how to“スタイリング”】
- 髪をドライする時、前髪はその日の気分で下ろしも流しも対応できるように分け目がつかないように乾かす。
- ドライ後、ストレートアイロン、もしくは26mmのカールアイロンで毛先を外ハネにします。クルッとしたカール感ではなく、軽く丸みをつける程度でOK。
- ツヤ感の出るソフトワックスを全体に揉み込んだらフィニッシュ。毛先がパサついているとNGなので、セミウェットな質感を目指して品良く仕上げて。
担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 細田真吾さん
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【3】大人の可愛さと色気が詰まったくびれヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 全体をアゴ下1cmのワンレングスでカット。ベースの厚みは残しながら、表面からレイヤーを入れ、くびれ感のあるスタイルに。
- 前髪は、顔型に合わせてカットします。面長さんはワイドバングに、丸顔さんはやや狭めにするとバンランスが良くなる。
- カラーは暖色系のラベンダーピンクブラウンをチョイス。ラベンダーのニュアンスが、ツヤ感を与え、甘すぎない大人色に。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、全体を外ハネに。表面は内巻きにしますが、軽くアイロンを通す程度でOK。
- 軽めのオイルを少量手に取り、手ぐしを通すように塗布。
- 最後に前髪をつまんで、束感を整えたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【4】シースルーアシメがかわいい外ハネスタイル
スタイルのポイント
- 長さを肩で跳ねる位置に設定して、毛先の質感を柔らかく、軽くし、外ハネがしやすいスタイル
- 表面にほんのり角取りのレイヤーを入れ、トップに動きのあるスタイルに
前髪カットのポイント
- オン眉のラインで長さを設定して、浅く狭めの幅でカットし、軽めの質感に。
- 割れやすく生え癖のあるところに、レイヤーをいれ 割れをカバー
- シースルーのやりすぎないアシメなら大人でも◎
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 高遠 翔馬さん
宮沢りえさん風といえば「黒髪系大人ショート」【7選】
【1】透明感の出る暗髪アッシュグレーショート
【how to“ベース”】
- カットは、何と言っても黄金比のひし形シルエットになるように前上がりのレイヤーカットで、どの角度から見てもフォルムがきれいに見えるようにしている。
- トップ、サイドにボリュームが出るようにレイヤーの高さを決めるのがポイント。
- カラーは暗髪透明感が抜群に出る、6レベルのアッシュグレー。この色は暗すぎず、明るすぎないので大人ヘアとしても、お子さんがいて派手すぎないスタイルがいいママさんにもおすすめの色。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントをなじませて、トップを上に引っ張りながら乾かす。
- 襟足は首に沿わせるように。ハンドブローだけでひし形シルエットを意識して乾かすのもポイント。
- 前髪の表面をサイドに流して軽めにして、お顔の印象を明るくする。
- 最後にバーム系トリートメント大豆1粒分ぐらいを、手のひらにしっかり伸ばしてから髪全体に優しくなじませ、整えたら完成。
担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん
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【2】グロッシー感たっぷりのツヤ系丸みショート
【how to“ベース&カラー”】
- グラデーションベースの丸みショート。ツヤ感を出すため、ノンレイヤースタイルに仕上げている。
- 前髪は目ギリギリの長さで、バランスよく透けるよう狭めに設定。
- カラーは、ツヤ感と柔らかさを表現するトパーズブラウンに。落ち着いた色味で暖かみを感じるので冬にもオススメのカラーリング。
【how to“スタイリング”】
- 髪を乾かし、オイル、もしくはヘアバームをなじませる。ウェットな質感にするとツヤ感が出ておしゃれに。全体の質感が同じになるようにつけるとグッド。
- よりツヤ感や後頭部の丸みが欲しい場合は、ストレートアイロンをさらっと通しても◯。
担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん
【3】地毛のままボリュームアップして若返り
【how to“ベース&カラー”】
- 長めの前髪とトップのボリュームがエレガントに見えるスタイルで、大人の雰囲気を出してくれる。
- 前髪を長めに設定して、顔まわりは前髪に繋がるようにカット。
- トップも、前髪に繋がるようにカットすることで、分け目がハッキリつかないようになり、ボリュームアップのヘアが完成。
- カラーはせずに地毛で。パーマは毛先に緩めのウエーブを軽くつけるだけでOK。パーマに抵抗がある方はアイロンで最後に巻いても大丈夫。
【how to“スタイリング”】
- 髪全体を水で濡らしたら、洗い流さないトリートメントをつけて、ドライヤーの弱風で乾かす。
- 8割乾いたら、ワックスムースを揉み込んで、自然乾燥させれば完了。
- より、トップにボリュームを出す為に、分け目をはっきり作らないように、7:3に分けて、片耳かけるとよい。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【4】グレージュカラーのマッシュショート
スタイルのポイント
- グレージュマッシュクールショート
- 顔まわりのレイヤーで小顔に
- 重めのマッシュシルエットで面長を抑え、トップはふんわり
- 耳掛けで毛量調整。丸みシルエットも作る
前髪カットのポイント
- フルバングのアシメでトップの高さはだしつつ、束感をだして抜け間を出す
- 顔まわりのレイヤーで小顔に!
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
【5】ダークトーンのブルージュで透明感抜群
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪をほおの長さに設定した前上がりのハンサムショート。バックに重さと丸みが出て、女性らしい美シルエットをつくる。
- また、サイドの髪が自然に流れるようにカット。丸みのあるフォルムなので、クセによるボリューム感も活かすことができる。
- カラーは6レベルのブルージュをチョイス。アッシュ系の色味できれいめ印象を与え、地毛では表現できない透明感と抜け感のある仕上がりに。また、暗髪は伸びてもプリンにならないのも嬉しいポイント。
【how to“スタイリング”】
- ハンサムショートでも、乾かす時にオールバックにしないのが鍵。後ろから前に向かって、前髪は前に下ろすようにドライヤーで乾かす。
- 乾いたらストレートアイロンで、抜く時に後ろにすっと流すようにワンカール。束感の出るオイルを全体につけてから、オールバックにかき上げる。
- 前髪が自然に立ち上がることで、柔らかい髪の動きに。立ち上がりが足りない場合、ドライヤーで調整を。
担当サロン:lora.garden (ロラ ドットガーデン) 井上珠実さん
【6】黒髪でも重くならないナチュラルストレート
スタイルのポイント
- ナチュラルストレートでお顔型を活かしました
- 耳かけした時にサイドバンクを頬骨にかかるようにカットして小顔効果を狙います
前髪カットのポイント
- 黒髪なので、重くなりすぎないように幅と奥行きを決めます
- 毛先を軽くして眉毛がチラッと見えるようにしました
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 重田悠作さん
【7】ジェンダーレスでピュアな雰囲気の黒髪
柔らかな丸みを描く重めのAラインシルエットと、センターパートの前髪が醸し出す中性的な雰囲気が魅力。あえての黒髪でピュアさを、ちょいウエットな質感でこなれ感を。
- 丸みのあるフォルムのショートがべース。前髪~サイドがつながるようにレイヤーを入れる。
- 硬いorぺったりしやすい髪質の場合、ワンカールのパーマをかけるとスタイリングが楽に。
担当サロン:FILMS Tamachi Shibaura 影山夏美さん
中性的な魅力で個性が出る「マニッシュショート」も定番【7選】
【1】マッシュシルエットのマニッシュショート
【how to“ベース&カラー”】
- 丸みのあるマッシュレイヤーショートを作るために、トップはボリュームレイヤー、ベースはグラデーションカットで全体に動きを出すようにカット。
- 元々少し癖がある髪質なので、それを活かすために束間を出すようにしている。
- カラーは、根元は7トーン毛先は9トーンのインディゴブラウンで赤みが出にくい優しいブラウン。洋服との相性もいいのでおすすめ。
【how to“スタイリング”】
- バームを大豆1粒ほどを手に取り、手のぬくもりでしっかりと温めて手のひら全体に伸ばす。
- それを、髪にくしゃっと馴染ませて、顔周りの毛先をすっと前に流すようにつけてあげると束間が出て、シルエットのきれいな動きのあるスタイルが出来上がる。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 斎藤美紀さん
【2】ハイライトが新鮮な大人マニッシュ
【how to“ベース&カラー”】
- トップに分け目がない、ショートスタイル。
- カラーは、まず全体が14トーンになるように、明るくし、そのあと、ブリーチで17トーンになるくらいのハイライトを入れながら、ベースとなる部分には10トーンのグレージュをのせる。ハイライト部分には、最後に、ベースベージュをのせて、透明感を出す。ハイライトも細かく入れることで、目立ちにくく白髪がなじみ、全く気にならない状態に。
【how to“スタイリング”】
- しっかり髪を濡らし、保湿のトリートメントをつけた後、ドライヤーで後ろから風をあてて、トップがふんわりするように乾かす。
- バームにオイルを少し足して、よく混ぜてから、髪全体になじませて、終了。アイロンなどで巻かなくても、スタイルが決まるのでお手軽なスタイル。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
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【3】ミセス世代も楽しめるハンサムショート
【how to“ベース&カラー”】
- カットは、大人の華やかさを出すために毛流れをキレイに見せるレイヤーを。耳かけをする前提で耳周りをスッキリカットしておく。
- カラーは、8レベルのグレーカラーに12~14レベルのハイライトで。白髪世代がハイライトやダブルカラーを楽しむ方が増えている。1年に渡り、3週間に一度リタッチ→リタッチ+ハイライト→全体を繰り返すと、今まで真っ黒しか選択肢が無かった方がここまで透明感が作れるようになる。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせる。
- 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調でき、大人のショートの完成。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
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【4】厚めの前髪とマニッシュ感で個性的に
スタイルのポイント
- 大人マニッシュショート
- サイドは耳が出るくらいスッキリし、襟足も刈り上げないギリギリの長さでタイトに
- 重めでも前髪の毛先には軽さを入れ流しやすいようにもし、おでこを完全にカバーすることで四角感を払拭
- スタイリングで束間を出すことで、毛量の多さが気にならないように
前髪カットのポイント
- 目の上ギリギリの長さでなるべく重くする為に奥からオン眉の前髪を作る
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
【5】スタイリッシュなハンサムショート
【how to“ベース&カラー”】
- 耳が出るくらいのハンサムマッシュショート。丸みを残しつつ襟足をタイトにし頭の形を綺麗に見せる。
- 10トーンのアッシュグレージュで赤味を抑えて透明感が出やすくなる。
【how to“スタイリング”】
- 全体がふんわりするように根元に風をしっかり当てながらドライ。
- ストレートアイロンをハチ上だけ入れる。
- 全体にバームを馴染ませるのですが、薄めの前髪なので一番最後に付けるのと、前髪の表面ではなく内側がら軽くかき上げるようにつける。すると、前髪が薄くてもぺたんこになりにくくなります。後は耳掛けなどをして全体のバランスを整える。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
【6】色気とかっこよさのバランスがいいハンサムヘア
ショートならではの凜としたカッコよさに、緩やかなカールのニュアンスで物憂げなムードをプラス。こっくり艶やかなマロンべージュで染め上げ、まろやかな女性らしさも添えて。
- 前下がりのショートボブをべースに、表面だけ前上がりにカットすることで、自然に動きが出るように調整。
- 赤みを抑えてツヤをもたらすマロンベージュに。
担当サロン:Belle 銀座5丁目店 原口陽介さん
【7】大人清楚な美人ショート
【how to“ベース&カラー”】
- 黒髪だと重たくみえるし、明るすぎてもお仕事や、学校ではダメという方、暗いけどほんのり色味が入っておしゃれな明るさが人気!8トーンのココアラベンダーカラーで艶感をたっぷり出し、落ち着いた大人ヘアに。
- カットは全体的に丸みを作りながら、動きも出るようにレイヤーを入れて、多少長さにばらつきを出しますが、まとまり感も出したいのでほどほどに。
- 前髪は目の上ギリギリのシースルーが大人っぽさが出るのでオススメ。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、分け目をぼかすように根元を立ち上げながら乾かす。
- スタイリングはヘアバーム、オイルを使い、もみあげ、襟足はたっぷりと付け、トップは根本からふんわりつけます。毛先を摘んで毛流れを作ると動きが出てメリハリがつく。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 菅原 英さん
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。