うねりを生かしてこなれたダウンスタイルに|今どき感のあるウェットダウンスタイルテク【美容賢者の髪コンプレックス解消vol. 114】
「前髪はパーマをかけていますが、後ろの髪はクセでうねりやすいのが悩みです」というTomokoさん。
ダウンスタイルのときは、うねりを生かしてスタイリングするように心がけているんだとか。
「うねりをがんばってストレートに伸ばすより、パーマっぽく見せる方が簡単。ウェットな質感にすると動きが引き立ち、前髪のパーマとテンションも揃います」とのこと。
今っぽくこなれた印象になるクセを生かしたウェットなダウンスタイルの作り方を教えてもらいました。
今月の賢人File
ヘアサロンchobii アシスタントスタイリスト Tomokoさん
名前:Tomoko(ともこ)
年齢:23歳
髪質:太くてしっかりとした髪質で、量も多い。
髪の長さ:鎖骨下のセミロング。前髪は眉下の長さ。
ヘアカラー:ナシ
パーマ:前髪のみ、細かいパーマがかかっている。
髪コンプレックス:毛量が多く、ハチが張っている。うねりが出て広がりやすい。
賢者プロフィール:銀座にあるヘアサロン『chobii』のアシスタントスタイリスト。今年中にスタイリストとしてデビューを目ざしている。コンプレックスを解消しながら個性を生かしたカットを勉強中。
うねりを生かしたウェットダウンスタイルHow to
【STEP1】髪全体を濡らし、根元のみ乾かす
「髪が濡れているとうねりが出やすいので、髪全体を水で濡らします。そのあと、頭皮は濡れたままにしておくとニオイの原因になるので、髪の根元だけドライヤーで乾かします」
【STEP2】サイドと後ろの髪にパーマ用ジェルをもみ込む
「手のひらにパーマ用のジェルを広げ、もみ込むようになじませます。濡れたうねりヘアにもみ込むと、コテなどで巻いたような動きがつきます。このあと、サイドの髪を耳に軽くかけ、顔まわりをすっきりとさせておきます」
使うジェルはコレ!
「パーマを出すのに便利なジェルタイプ。保湿効果が高く、しなやかな質感に仕上がります」アリミノ ウェーブスタイル 200ml ¥1,800
【STEP3】前髪にもジェルをもみ込んでウェーブを出す
「パーマがかかっている前髪も、ウェーブがしっかり出るようにジェルをもみ込みます。【STEP2】で手のひらに残ったジェルがまんべんなくつくように、前髪を握るようになじませます」
【STEP4】ハチが目立たないように髪を持ち上げる
「トップにボリュームがないとハチ張りが目立ってしまうので、ハチの部分から手のひら全体で髪を持ち上げます。これで縦長のラインがつき、ハチの張りが気にならなくなります」
【完成】
ウェットな質感でうねりのクセが動きのあるおしゃれなスタイルに。
サイドの髪が軽く耳にかかっているおかげで、ダウンスタイルでも軽やかな印象。
構成/越後有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。