食・レシピ
2008.2.28

北の国から美的通信#5 スイーツ好きにはたまらない……六花亭の魅力?

六花亭の入口。この写真は、五稜郭店ですが、ほとんどの店舗が同じような佇まいです。入口では、かわいいワンちゃんの置物が迎えてくれます。
これが、人気のワッフル。「大きくて食べられない」と思っても、食べてみると意外といけるのがこちら。生地が薄くてサクサク。たっぷりのっている生クリームは甘くないので、後味もさっぱり。
こちらは2月限定の『ティラミスパイ』(450円)。パイも注文してから焼いてくれるようで、温かいパイと冷たいクリームのハーモニーが絶品。フルーツも甘くておいしい!
店内の正面は、大きなガラス張り。ここから五稜郭公園の中が見渡せます。この時期なら、昼間は雪景色、夜はイルミネーションでライトアップされた公園が見えます。

私がまだ東京に住んでいた頃…。この頃は、北海道へ来る度に、空港で『六花亭』のバターサンドやチョコレートをお土産に買って帰っていたものです。北海道みやげの定番ですが、食べる度に?おいしい?と思うし、誰にあげても喜ばれるおみやげですよね。みなさんの中にも好きな人は多いと思いますが、今回はそんな六花亭の魅力を紹介したいと思います。

函館に住むようになってからは、五稜郭にある六花亭の直営店に通うようになりました。以前から気にはなっていたものの、足を踏み入れたのはこちらに住むようになってからのこと。札幌に行った時にも直営店には行ったことがあったのですが、こんなに近くにあると嬉しくなってしまうものです★

いわゆる売店と直営店の大きな違いは、直営店でしか購入できないものがあること、そしてカフェがあることです。直営店限定の商品は、その月によって旬の素材を使ったものがあり、2月や3月は、草よもぎやさくら餅があります。

でも、私が何よりもおすすめしたいのは、ここのカフェ。現地だからこそ味わえる絶品スイーツがたくさんあります。いちばん人気の定番メニューは、サクッサクの食感がなんとも言えないワッフルなのです。真ん中にたっぷりの生クリームがのっていて、お好みで黒蜜をかけて食べます。一見ボリューミーですが、生地そのものは薄くて口に入れる度にサクッ、サクッ、と音が出るほど! 甘さも控えめで、お腹いっぱいの後でもペロリとたいらげてしまうのが不思議です(笑)

そしてもうひとつのお楽しみが、季節限定スイーツ。今回紹介するのは2月のメニューになりますが、見た目でノックアウトしてしまいそうな『ティラミスパイ』。パイがサックサクで、中にはフレッシュなマスカルポーネと生クリームが…。上には苺やブルーベリー、ラズベリーが添えてあり、こちらも意外と甘さは控えめ。定番にしていただきたいほど、ハマりました。

実は先日、美的でおなじみの美容ライター・長田和歌子さんと、美的の表紙や多くのページのデザインを作ってくださっている最上真千子さんが函館に遊びに来てくれたんです。そのときも、六花亭に案内し、みんなでワッフルやティラミスパイを完食してきたところです。まず、運ばれてきたスイーツに感動し、一口食べて感動! その後は口に入れる度に「おいしぃよぉ〜」の連発…。スイーツって、女性ならではの特権って感じですよね。

帰りはたくさんのお菓子を買って帰りましたが、私はその翌週も一人カフェをするのでした…(笑)

函館は五稜郭公園の隣にあるので、お店の中から公園内が見渡せるような造りになっていて、ロケーションも最高! お店の雰囲気もとてもいいんです。函館以外にも帯広、札幌、釧路などに直営店があるので(ちなみに本店は帯広です)、ぜひ北海道旅行に行くときには足を運んでみてください。ますます、六花亭のファンになってしまうこと、間違いなしです!

ちなみに、六花亭は美術関係にも力を注いでおり、昨年秋に本店がある帯広の隣町・中札内村というところに『六花の森 坂本直行記念館』がオープンしたばかりです。こちらには、六花亭の包装紙にも描かれている草花のスケッチや水彩画などが展示されていたり、オリジナルグッズも販売。ドリンクやデザートも楽しめるようです。私も機会がれば行ってみたいと思っているので、行った際にはレポートさせていただきます。

<お問い合わせ>
六花亭 五稜郭店
北海道函館市五稜郭町27-6
営業時間 10:00〜19:00
http://www.rokkatei.co.jp/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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