あなたの足の疲労タイプはどっち? むくみ、だるさ、痛み、冷え…足の”サイレント疲労”にご用心!
使いすぎだけじゃない、実は使わなすぎても起こる足の疲労。「大したことない」とケアを怠ると、全身の不調やQOLの低下につながる危険性が! 『美的』4月号では足の“サイレント疲労”に注目。足の疲労の2大要因やあなたの足の疲労タイプを今すぐチェックして!
\足の疲労ケアについて伺ったのは…/
今すぐケア&予防で疲れをためないで! 足の”サイレント疲労”にご用心!
【アンケート】『美的』読者の9割以上が日常的に足の疲労を感じている!

(2025年12月実施・n=53)
生活スタイルは違っても、週1回以上は足に不調を感じている人は94%超え。多い症状は、むくみ、だるさ、重さ、冷え、痛みの順。
→“大したことない”と放置しがちな日常的なむくみ、だるさ、重さ、冷え、痛みは足の「サイレント疲労」
足の“サイレント疲労”が20〜30代に増加!
働く美的世代のほとんどは、むくみやだるさ、重さなど、日常的に何らかの足の疲れを感じています。一方で、病院に行く程のことではないと、ケアを怠っている人が多いのも事実。「そんな風に“大したことない”と思いつつも、実は疲れている足の状態を“サイレント疲労”と呼び、特に20〜30代に多いことがわかっています」と、痛み治療に詳しい獨協医科大学の山口重樹先生は話します。「年齢が上がると疲労症状がより顕著になってくるため、ケアの必要性を感じます。しかし、若年層では、夕方に靴がキツくなる、夜に足がジンジンするくらいのことは取り立てて心配をせず、放置する人が多いんです。でも、その影響でよく眠れなくて、翌朝まで足の疲れが残っている人も実は少なくありません」
足の疲れの蓄積から全身の不調やQOLの低下へ
「近年、足の疲労の蓄積は全身の健康に影響を及ぼすという研究結果が報告されています。特に、下半身の血液を巡らせる働きをするふくらはぎの機能が低下すると、全身の血液やリンパの流れが滞ります。その蓄積によって、抜けない疲労感、睡眠の質、パフォーマンスや集中力の低下へとつながります。さらには、QOL(生活の質)も低下することに。その日の足の疲れはその日のうちにケアしてため込まないことが大切。こまめなストレッチや適切なマッサージ、入浴など、下半身の血流を促すケアを習慣にして、良質な睡眠を心掛けましょう」
足の疲労の2大要因は筋肉疲労と血行不良
【要因1】歩きすぎ、立ちっ放しなどによる筋肉疲労タイプ
「たくさん歩いたり、長時間立ちっ放しだったりして足を酷使すると、足の筋線維にミクロのダメージが生じます。その際、炎症を引き起こすたんぱく質“サイトカイン”が産生され、足のだるさや痛みの原因になります。また、歩く姿勢が偏っていたり、外反母趾(がいはんぼし)など足のトラブルをかばって歩く場合も、過度な負荷で筋肉が固くなり、血管が圧迫されて血流が低下し、足の疲労の一因に」(山口重樹先生)

下半身の筋肉の硬直は足の疲れに直結!
「腓腹(ひふく)筋やヒラメ筋などふくらはぎの筋肉や、太ももの裏のハムストリングスは、使いすぎても使わなすぎても固くなり、むくみやだるさの一因になります。また、上半身と下半身をつなぐ腸腰(ちょうよう)筋も、固くなると慢性的な足の疲れにつながります」(柔道整復師・山口良純さん)
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【要因2】座りっ放し、運動不足などによる血行不良タイプ
「長時間のデスクワークなどで足をずっと動かさないでいると、“第2の心臓”と呼ばれるふくらはぎの筋肉のポンプ機能が低下して、ひざ下の血行が悪くなります。重力で下がった血液が足に滞ったまま循環せず、老廃物がたまってだるさや重さの原因に。同時にリンパの流れも悪くなるため、足に体液がたまってむくみにもつながります。また、足の冷えも血行不良が主な原因のひとつです」(山口重樹先生)
ふくらはぎの筋ポンプが働かないと血液が停滞!
【ふくらはぎの筋肉】

筋ポンプ作用とは、ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩を繰り返し、静脈の血液を心臓に向かって押し戻す仕組み。正常に働かないと血液が足にたまり、足のだるさ、むくみや冷えの原因に。
同時に
リンパの流れも低下してむくみに!

リンパの役割は血管から漏れた水分(細胞間液など)や老廃物を回収し、静脈やリンパ管に戻すこと。リンパの流れが悪いと、回収されなかった水分が血管外(組織)にたまってむくむ。
あなたの足の疲労タイプは?
下のチェック表で、当てはまる項目が右列に多ければあなたの足の疲労は「筋肉疲労タイプ」、左列が多ければ「血行不良タイプ」。ただし両方の原因が混在するケースも多い。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
さとうかよこ/長年の臨床経験から「さとう式リンパ浮腫ケア」を体系化。治療に当たりつつ、技術の後継にも尽力。