食・レシピ
2010.5.17

シンガポールのプラナカン文化をベースにした、新感覚スイーツが期間限定で伊勢丹に登場!

厳選された人気店やパティシエを週替わりで紹介している、伊勢丹新宿店の『マ・パティスリー』。5月19日(水)から登場する「リーポール」は、色鮮やかで繊細な味のプラナカンスイーツに、日本の食材やフランス菓子の手法を取り入れた新感覚ブランド。試食会でこの新感覚スイーツをおなかいっぱい味わってきました。

プラナカンというのは17世紀末、マレーシアやシンガポールにやってきた中国系移民の子孫ことで、植民地時代のオランダやイギリス、ポルトガルの文化も取り入れた独自の文化は、今なおシンガポールに根付いています。プラナカンスイーツも西洋の文化がミックスされていますが、「リーポール」はさらにアップデート! シンガポールならではの食材を、和菓子にも洋菓子にもない味や食感にアレンジしてオリジナリティを追求しています。

ズラリと並んだスイーツの中で、真っ先に目に留まったのが“カヤ”を使ったスイーツでした。カヤというのは卵、ココナッツミルク、砂糖を煮詰めて作ったジャムで、シンガポールのローカルフードのひとつ。トーストの上にカヤを塗り、さらにバターを塗る食べ方がポピュラーなんですって。
カヤ自体は甘くない栗きんとんのような、ちょっと不思議な味でしたが、組み合わせる食材によって印象が変化するんです。マシュマロ生地の中にカヤをサンドした『ライチとカヤのルクム』は、ライチ風味にアレンジされているので、やさしい甘さに! 口に入れた瞬間、マシュマロ生地がフワーッと解けていく食感との相性も抜群です。

シンガポールをはじめとするマレー半島では、緑色のスイーツが多いのも特徴。色が鮮やかすぎるため、一見体に悪そうに見えますが、これはパンダンという植物の葉からとった自然の色素なので安心して。『アジアンフルーツタルト』は、パンダンの葉で色&香りづけしたカヤジャムが中に入っています。程よい甘さで重すぎないし、見た目も華やかだから手土産に喜ばれそう。

ルクムもタルトもおいしかったけれど、私的No.1はライチのゼリー。フルーツを使ったゼリーはいろいろ食べてきましたが、ライチは初体験かも。みずみずしい甘さに見事ハマり、365日毎日食べても飽きない!と思ったほどです。

アジアンスイーツ定番のマンゴープリンは、沖縄のきび砂糖でコクを出していたり、ブランマンジェをココナッツ風味にしていたり…。他では食べられないスイーツが目白押しです。1週間の期間限定販売なので、お見逃しのないように!

[SHOP DATE]
伊勢丹新宿店 B1 洋菓子コーナー『マ・パティスリー』
※5月19日(水)〜25日(火)までの限定出店

■問い合わせ先/プリオコーポレーション 0120-89-4122

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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