お悩み別ケア
2019.5.31

肌老化の80%が紫外線に由来!? 今年の夏こそ焼けないために、紫外線について正しく知ろう!

毎年ちゃんとUV対策しているのに、やっぱり日焼けしちゃってる…。そう感じている人は、思い込みや知らないことがきっとあるはず。今年こそ本当に焼けない人になりましょう! 紫外線は、正しい知識を身につけてこそ確実に防御することができます。皮膚科医 高瀬聡子さん、トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん、富士フイルム バイオサイエンス&エンジニアリング研究所 金久真由子さんに詳しく教えていただきました。

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Q.肌老化の何%が紫外線に由来するもの?

A.80%! 細胞へのダメージと酸化ストレスを誘因
「実に老化の原因の8割は紫外線! 紫外線によって肌細胞が大きなダメージを受けることや、活性酸素が増えることで、老化の進行が早まってしまうのです」(高瀬先生)

Q.SPF値とPA値は何を防ぐ効果指数?

A.SPF値はUVBを、PA値はUVAを防ぐ。SPFとPAでは全く別の役割に!
「SPFは“UVBにより肌が赤くなるサンバーン”の発生を、PAは“UVAにより肌が黒くなるサンタン”の発生を、どれくらい遅らせられるかを数値化したものです」(金久さん)

Q.1日の中で最も紫外線が増える時間帯はいつ?

A.正午。太陽がいちばん高くなる時間です
「天気などに左右されるものの、正午頃です」(金久さん)
「UVBは10~16時。UVAは午前中から少しずつ増えて、正午がピークとされます」(高瀬先生)

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出典:『晴天時UV インデックスの時別累年平均値グラフ(7月)』(気象庁)
※東京の晴天時UV インデックスを1997 ~ 2008 年までの期間について平均した時別グラフ。UVインデックスは衛星による上空のオゾン量等を用いて算出。
※ UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いを明示するために、紫外線の強さを指標化したもの。

Q.肌の真皮まで届く紫外線の種類は?

A.UVA。波長が長く、シワやたるみの原因に
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「UVBは表皮までですが、UVAは真皮まで届き、しかも年中降り注ぎます。近年はUVAの中でも最も波長が長く奥深くまで侵入する“Deep紫外線”のケアも重要視されています」(金久さん)

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UVAを強力ブロックする2品。
(左から)
抗炎症作用が働いて、肌を鎮静。
エスティ ローダー パーフェクショニスト プロ マルチ-ディフェンス UV フルイド SPF45・PA++++ 30ml ¥5,500

塗っている間中、ブライトニングケアも。
ロート製薬 エピステーム ホワイトUVショット SPF50+・PA++++ 40g ¥6,500

Q.シミやソバカスの原因となる紫外線の種類は?

A.UVB。エネルギーが強く、肌の炎症の原因に!
「B波は表皮に炎症(サンバーン)を起こしてシミやソバカスの要因に。1年の中で特に春夏に多く降り注ぐため、屋外に出かける際はSPF値の高い日焼け止めを選んで」(金久さん)

 

教えてくださったのは…
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皮膚科医 高瀬聡子さん
『ウォブクリニック中目黒』総院長。豊富な知見と親身な診療で、美容のプロからも支持。
先生考案のスキンケア「アンプルール」も人気。

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トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん
肌を見るだけで、その人の生活習慣を見抜く程の経験値で、カウンセリングや美容アドバイスを展開。美容誌や講演など幅広く活躍中。

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富士フイルム バイオサイエンス&エンジニアリング研究所 金久真由子さん
アスタリフトのUVケアアイテムの開発を担当。富士フイルムの紫外線防御技術を応用し、Deep紫外線を防ぐ「D-UVガード」技術の開発に携わる。

 

『美的』7月号掲載
撮影/当瀬真衣(人物)、中田裕史(RED POINT/静物) スタイリスト/門馬ちひろ ヘア&メイク/八角恭(nude.) モデル/白石真実子 イラスト/きくちりえ(Softdesign) 構成/飯島直子、小内衣子(PRIMADONNA)

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