お悩み別ケア
2019.6.1

室内でも日焼け止めを塗った方がいいの? “日焼け”に関するQ&Aに美容のプロが回答!

ちゃんとUV対策しているのに、やっぱり日焼けしちゃってる…。そう感じている人は、思い込みや知らないことがきっとあるはず。今年こそ本当に焼けない人になりましょう! 紫外線は、正しい知識を身につけてこそ確実に防御することができます。皮膚科医 高瀬聡子さん、トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん、富士フイルム バイオサイエンス&エンジニアリング研究所 金久真由子さんに詳しく教えていただきました。

Q.「反射光」が特に強いのはどこ?

A.雪面。雪面の反射率はNo.1。次は砂浜や水面です
「紫外線を透過するという見地からは、水面は95%透過します。ビーチの日陰にいるのなら砂浜の反射光は25%なので、水の中にいる方が日焼けをすると考えられます」(金久さん)

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Q.室内で過ごすときは日焼け止めを塗る必要がない。

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A.NO。紫外線は屋内でも窓を通過して侵入します
「紫外線は窓(ガラス)を通過するほか、光の屈折などで反射光も当たります。電車や車、会社の窓際に座るときなども、日焼け止めを塗って充分に注意を!」(高瀬先生)

Q.紫外線は人体に悪影響しか及ぼさない?

A.NO。殺菌効果や皮膚抵抗力アップのために必要!
「紫外線を浴びることで体内にビタミンDが生成され、殺菌効果や皮膚抵抗力がアップ。さまざまながん予防の効果も」(高瀬先生)

「ただし、紫外線の浴びすぎは、皮膚病の原因にもなるため、日焼け止めは必須です」(金久さん)

Q.日焼け止めは何時間おきに塗り直すべき?

A.2時間。効果を求めるなら、できるだけこまめに!
「基本的に日焼け止めの効果は“1SPFにつき20分”。SPF30なら、30(SPF)×20分=600分(10時間)の計算に。ただ、時間と共に汗やこすれで取れてしまうので、防御効果を求めるなら2時間を目安に塗り足すのがベストです」(水井さん)

 

教えてくださったのは…
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皮膚科医 高瀬聡子さん
『ウォブクリニック中目黒』総院長。豊富な知見と親身な診療で、美容のプロからも支持。
先生考案のスキンケア「アンプルール」も人気。

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トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん
肌を見るだけで、その人の生活習慣を見抜く程の経験値で、カウンセリングや美容アドバイスを展開。美容誌や講演など幅広く活躍中。

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富士フイルム バイオサイエンス&エンジニアリング研究所 金久真由子さん
アスタリフトのUVケアアイテムの開発を担当。富士フイルムの紫外線防御技術を応用し、Deep紫外線を防ぐ「D-UVガード」技術の開発に携わる。

 

『美的』7月号掲載
撮影/当瀬真衣(人物)、中田裕史(RED POINT/静物) スタイリスト/門馬ちひろ ヘア&メイク/八角恭(nude.) モデル/白石真実子 イラスト/きくちりえ(Softdesign) 構成/飯島直子、小内衣子(PRIMADONNA)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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