拭き取り化粧水の使い方まとめ【基本~応用まで6選】

毛穴詰まりや汚れ、くすみをオフするのに効果的な「拭き取り化粧水」。美容のプロも実践している美肌に近づく「使い方」や「頻度」までたっぷりご紹介します!朝晩のケア、日中のケアでメイク浮きやマスク蒸れまで解消が狙えます。毛穴や角質に悩む人こそお試しあれ♪
拭き取り化粧水って?「効果」をチェック
「毛穴詰まりやくすみ」に効果的
- 花粉やホコリ、急な暖かさによるベタつきが気になるこの時期は、保湿の前に一度拭き取り化粧水でさっぱりさせるとくすみ抜き効果が。
- 古い角質も取れ、毛穴詰まりが防げます。
- コットンにたっぷりとり、優しく拭き取るのがコツ。
いつ使う?おすすめの「頻度」
毎日はNG!「2週間に1回」がベスト
Q.拭き取りケア専用のパッドや化粧水は毎日使っても大丈夫?
A.NG! 皮脂量の多いパーツだけに
「肌に摩擦を与えてしまうため、毎日はおすすめしません。使用するなら2週間に1回程の頻度で、皮脂分泌の多いTゾーンやあごだけにするなどパーツも限定しましょう」(友利先生)
【基本の使い方】コットンを「2枚重ね」でそっとなでる

美容家
石井 美保さん
トータルビューティーサロンRiche代表 麻布十番にまつげサロンを10年経営し、アイリストの育成の傍ら、豊富な美容知識を生かしたメイクレッスンや美容カウンセリング、パーソナルコンサルティングなどを行う。エイジレスな美貌と底なしのコスメの知識を持ち、幅広く活躍中。プライベートでは中学生の娘を持つ母親でもある。
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- 「コットンにたっぷり含ませ、そっとなでるようにすればOK」
【How to】
「繊維の摩擦をできるだけ減らすために、表も裏もたっぷり濡らして、そっと拭き取ればOK。肌にかかる指の圧を減らすために、コットンを2枚重ねにするのもおすすめ」(石井さん)
\コットンは2枚重ねで使うとべター/
\たっぷりの化粧水でそっと拭き取り/
【使い方1】「コットンパック後に拭き取り」でザラつきOFF
【How to】
「コットンパック後に拭き取ると、よりつるん」(NADEAさん)
【使い方2】「洗顔後に拭き取り」でファンデの粉っぽさを解消!
Q.ファンデやパウダーが 粉っぽく浮いて きます
A.パサついた角質をオフしてしっとりなめらかに整えよう
【How to】
「朝晩の洗顔後の拭き取りケアで、不要な角質をオフして肌表面をなめらかに整えて。後に使う化粧水の浸透も良くなり、土台となる素肌がしっかり潤うことで、ベースメイクが粉っぽく浮くのを防げます」(NADEAさん)
【使い方3】気になる部分だけ拭き取りで「ベタつき・毛穴詰まりケア」

皮膚科医
津田 攝子先生
津田クリニック副院長。かつて深刻なニキビに悩まされた自身の経験から、トラブル克服のためのスキンケア指導や、肌改善のための化粧品開発を精力的に行っている。
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【How to】
洗顔をした後、毛穴詰まりやベタつきの気になる部分だけ、皮脂オフ効果のあるローションをコットンに含ませて優しく拭き取りましょう。
【使い方4】「日中も拭き取り」でマスクムレ対策

美容ジャーナリスト
天野 佳代子
音楽ライター、作家、そして『美的』創刊当時からのエディターを経て、現在は『美的GRAND』編集長。年齢不詳な美肌っぷりが『マツコ会議』ほかテレビ番組で話題になる。初の美容本『何歳からでも美肌になれる!』(小学館刊)は今なお大ヒット中。『美的』本誌にて旬のコスメを紹介する『カヨッキズム』を連載中。面白そうなことを見つけては、どっぷり沼にはまるタイプ。最近は休みのたびにスパイスカレー作りを楽しんでいる。
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Q.マスクでムレるせいなのか、鼻周りの毛穴開きやニキビが深刻です…どうケアするのが正解でしょうか?
A.マスクでムレて菌が繁殖している場合も。手指同様、除菌を心掛けて。
マスクで保湿できても、ここまでマスク生活が続くと、肌トラブルになりますね。皮膚科の受診がオススメですが、その前に手指と同じく肌についた雑菌を取り除きましょう。拭き取るだけでクリーンになる化粧水を日々のケアに取り入れてみてください。
【How to】
「コットンにローションを浸して肌を拭き取り清潔に。クレンジング後はもちろん、ローションコットンをもち歩いて、日中に拭き取っても気持ちいいです」(天野)
【使い方5】「ジェル洗顔×ホットタオル」をプラスして透明感UP
【How to】
(1)拭き取り化粧水をコットンに縦づけ
保湿力の高い拭き取り化粧水をコットンにのせる。
「その際、丸くのせると四すみの乾いた部分が肌に当たり刺激となりがちなので、巻きつけた中指の縦全面に含ませます」(小林さん・以下「」内同)
(2)内→外へコットンを押すようにのせる
拭き取り化粧水とはいえ、肌をこすってしまうのは絶対NG。
「コットンを軽く押し当てては返す要領で全顔にのせていくと、ダメージなく角質をふやかすことができます」
(3)ジェル状洗顔料を顔全体にのせる
泡の立たないジェル状洗顔料を顔全体にのせる。少し厚めに塗布して優しく広げて。
「毛穴の奥の方の汚れまで吸着することができます」
(4)ホットタオルで30秒間温蒸しして汚れを浮かせる
タオルを水にぬらして軽く絞り、電子レンジで温める(600Wで1分程度)。温度に気をつけながら顔にのせて、30秒間蒸らして。これで自然と汚れが浮き上がってくる。
(5)“手刀”で先にジェル洗顔料をオフしておく
洗い流す湯温は34~37℃程。その前に、親指と人さし指の間のカーブを“手刀”にして、ジェル洗顔料を取り去って。
「こうしておくとすすぎが簡単。お湯で潤いを取られにくくなります」
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
都内2か所のクリニックに勤務。美容知識の豊富さと、わかりやすい解説で、TVや雑誌、講演会などで幅広く活躍中。