お悩み別ケア
2017.6.14

たった1分で!ほうれい線を撃退「ベロ回し体操」の効果がスゴイ

鏡を見て、自分の顔のほうれい線にドキッとしたことはありませんか? 年齢以上に老けた印象を与えてしまうのが、“ほうれい線”のこわいところ。

エステに通ったり、高価な化粧品に頼るというのも一つの方法ですが、お金を全く使わずにほうれい線を解消できる方法があるんです。

今回は、フェイスエクササイズインストラクターの筆者が、たった1分でできる“ベロ回しエクササイズ”をご紹介します。

 

ベロ回し体操が「ほうれい線撃退」に効果的な理由

乾燥や紫外線など、“ほうれい線”ができてしまう原因はいくつかありますが、最大の原因は皮膚を支えている“顔の筋肉”の老化です。

表情筋は顔の皮膚を支える土台。顔の中でも口周りの筋肉を“ベロ回し体操”で鍛えれば、ほうれい線の予防や改善に効果的です。血行も促進されるので、肌のハリやくすみの改善も期待できます。

“ベロ回し体操”は、ただ舌をグルグル回せばよいわけではありません。効果的に行うにはコツがありますので、早速ご紹介しましょう。

 

たった1分でできる「ベロ回し体操」

(1)まず口を閉じたまま、舌先を鼻の真下にある“歯と唇の間の空隙(すきま)”にセット

(2)口の中に大きな円を描くように、ゆっくりと舌を根元から右周りに一周させる

※急いで動かすのではなく、内側から頬を押すようにゆっくりと行うのがポイント。

(3)次に左回りも同様にゆっくりと一周させる

(4)左右を1セットとして、3セット行う

可能な方は朝晩3セットずつ行ってみてくださいね。痛みを感じたときは無理をせず、自分のペースで徐々に回数を増やしてください。

 

ベロ回し体操で得られる相乗効果4つ

ほうれい線の予防や改善に効果的な“ベロ回し体操”ですが、他にも女性に嬉しい相乗効果が4つあります。早速ご紹介しましょう。

(1)フェイスラインの“たるみ”や“二重あご”の予防と改善

 

舌は“舌筋(ぜっきん)”、“顎二腹筋(がくにふくきん)”、“顎舌骨筋(がくぜっこつきん)”などの“インナーマッスル(深層筋)”に支えられています。舌を動かすと、舌に付着している顎周りの筋肉も鍛えることができるので、フェイスラインのたるみ、二重あごの改善にも効果的です。

(2)口臭撃退にも効果的

口の中にはたくさんの唾液腺がありますが、舌を動かし、口の中を刺激することによって唾液の分泌が促されます。唾液には抗菌作用があるので、口臭を抑制する効果が。もちろん歯周病や虫歯予防にも効果的です。

(3)顔のゆがみも改善

片方だけで食べ物を噛む癖があったり、頬杖をつく癖があったりすると顔はゆがんでいきます。エクササイズをしてみて「この方向には動かしづらいかも……」と感じたら、筋肉が衰えているだけではなく、顔がゆがんでいる可能性も。舌を動かすと、舌以外の顔の筋肉も同時に動かすことになるので、顔のゆがみを整える効果が期待できます。

(4)化粧品の効果もアップ

顔の筋肉を鍛えて血行をよくすると、新陳代謝が上がるので、スキンケアの後に栄養が肌に行き渡りやすくなります。血色もよくなるので、くすみやクマの改善にも効果的。スキンケアの前や、メイク前の習慣にしてみてはいかがでしょうか。

 

たった1分できる“ベロ回しエクサ”をご紹介しました。エクササイズをしてみて、「舌や口周りの筋肉が痛い!」という方は、筋肉が衰えている証拠。くれぐれも無理は禁物ですが、「ほうれい線が気になる!」、「小顔になりたい」という方は、ぜひ習慣にしてみてください。

 

初出:美レンジャー  ライター:高橋裕美

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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