お悩み別ケア
2017.1.18

1日2分から…「こっきんメソッド」でむくみスッキリな小顔が現実に!

日々仕事や家事が忙しく、そのストレスによる暴飲暴食で、顔のむくみに悩んでいる方は多いかと思います。そんな悲しい思いをしているあなた、心配しなくても大丈夫! 表情筋を刺激するマッサージで、ほっそり小顔が実現できちゃうかもしれません!

今回は、一人一人の骨格と筋肉にあわせたパーソナルメイクを提案する『骨筋(こっきん)メイク(R)』公認アドバイザーである筆者が、小顔を叶える“セルフ骨筋マッサージ”をご紹介します。

 

■セルフ骨筋(こっきん)マッサージとは?

顔には、表情を動かす30以上もの“表情筋”と呼ばれる筋肉があります。普段の生活では全体の3割程しか使われておらず、無表情や加齢などが原因で衰えてしまう筋肉だと考えられています。

表情筋が衰えてくると肌の新陳代謝が滞り、老廃物が排出されず、顔色が悪くなったり、顔がむくんだりしまうことも。また、肌のハリやツヤも低下して、老け顔一直線になってしまうんです。

そんな表情筋に刺激を与え新陳代謝を促し、若々しい肌と小顔へ導くのが、セルフ骨筋マッサージ。一日一回、夜メイクを落とすときにクレンジングクリームを使ってマッサージするのがオススメです。

15ステップからなる全工程は、“トクン、トクン”という脈の速さにあわせてゆっくり行いましょう。ゆっくり丁寧に各ステップを5回ずつ行うと約10分程かかりますが、忙しいときは各ステップを1回ずつ行うだけでも効果があります。長い時間マッサージをするよりも、毎日継続することが大事です。

それでは、“セルフ骨筋マッサージ”のステップを解説します!

 

■セルフ骨筋マッサージ

(1)鼻の脇に指4本を置き、やや強めに耳に向かってひっぱる(写真1)

手のひらをまっすぐ頬に置いて、手のひら全体を使いましょう。指先だけを使うと力が入りすぎて肌摩擦を起こしてしまうので、気をつけてくださいね。

(2)耳脇~耳下線を通って首のリンパに流す(写真2)

首の太い腱(肩甲挙金・けんこうきょきん)を通って鎖骨まで老廃物を流します。

(3)中指と薬指を頬骨の下のところにグッと置き、上唇から口角のあたりを通って下唇へ、そのまま頬の肉を押し上げるように鼻の脇をとおり耳の脇まで流す(写真3)

頬骨の下のくぼんだところがスタート地点です。そのまま口角のところまで指を下ろし、ぐるっと頬を押し上げるように小鼻を通り過ぎて耳の脇まで指を動かしましょう。やや強めに圧をかけて、中指と薬指全体を使います。

(4)耳脇~耳下線を通って首のリンパに流す(写真2)

(5)エラから口角に向かってお肉を集めるように寄せて、鼻の脇を通って耳の脇まで流す(写真4~5)

肘を上にあげて指先をエラに置きます。そして頬を手のひらで持ち上げるように腕全体を動かしましょう。

(6)耳脇~耳下線を通って首のリンパに流す(写真2)

(7)眉頭を中指と薬指ではさみ、円を描くように外側に向かって動かす(写真6~8)

まず眉頭を指で挟んで一旦眉毛の真ん中あたりまで指を滑らせます。次に、眉間にシワが寄らないように指を揃えて、眉頭まで優しく指を動かします。眉頭に指を揃えたら、小さく半円を描くように指をこめかみまで滑らせましょう。

(8)(7)と同じ動きで、今度は眉頭に指を揃えたら、眉頭~額の上まで大きく半円を描くように外側に回して、こめかみまで指を滑らせる

上記の(7)と(8)は眉間のシワ改善に効果がありますよ!

(9)耳脇~耳下線を通って首のリンパに流す(写真2)

(10)人差し指と中指でエラからフェースラインを挟むようにし、挟んだまま指を反対側のエラまでスライドさせる(写真9~11)

やや力を入れて耳下から顎骨に沿って指を滑らせます。反対側まで指を動かしましょう。

(11)(10)と同じ動作を反対側からも行う

(12)エラの近く(咀嚼筋・そしゃくきん)のコリをほぐすように外側に向かって円を描くように揉んでいく(写真12~13)

人差し指を“コの字”にして口角の下のあたりに押さえ、中指で顎を支えましょう。そして、顎骨の上のゴリゴリとしたところを人差し指で揉みほぐします。耳下まで続けます。

ゴリゴリとしていたら老廃物が溜まっている証拠! ここを揉みほぐすと顎がすっきりとし、顎下のたるみの改善につながります。

 

(13)耳脇~耳下線を通って首のリンパに流す(写真2)

(14)「やっほー」とするように人差し指と親指を広げた面を顔に密着させ、隙間が開かないようにフェースラインまで引き寄せる(写真14~15)

手のひら全体を顔に滑らせましょう。上にリフトアップするようにします。あまりひっぱるとシワの原因となるので注意して下さいね。

(15)耳脇~耳下線を通って首のリンパに流す(写真15)

実際に行ってみると意外と簡単! 個人差がありますが、むくんだ顔には即効性があります。“セルフ骨筋マッサージ”は毎日続けることで、ハリと透明感のあるツヤ肌になり、ほうれい線や目のクマが改善されます。

 

寝起きのむくみ顔が気になる場合は、メイク前に保湿効果の高い化粧水などを使って、各ステップ1回ずつ行うと2分程で終わります。

強く擦るとシワや色素沈着を引き起こすので、ゆっくりと自然な圧をかけて手のひらや指を滑らせましょう。むくみや老け顔に悩んでいる方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:此花さくや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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