【Q&A】肌がかゆくてたまらない! かゆみを抑える方法は?|春のゆらぎ対策ベストアンサー
肌のゆらぎで起こるかゆみ・赤み、ケアの仕方知りたいですよね。今回は皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生、トータルビューティアドバイザー水井真理子さん、美容家 瀬戸口めぐみさんが教えてくれました。
肌のゆらぎ|かゆみ・赤み 潤い不足で刺激に対して敏感に!
Q1.肌がかゆくてたまらない!かゆみを抑える方法を教えて!
A.とにかく肌を冷やして炎症を抑えて!
「かゆみがある部分は熱がこもっている状態。冷やすことで炎症が緩和します。冷水で濡らしたタオルなどでほてりを抑えた後、ローションでしっかり保湿して」(瀬戸口さん)
クレンジングや洗顔後に、冷水でぎゅっと絞ったタオルをかゆみのある部分に押し当てる。タオルは冷蔵庫で冷やしても◎。
Q2.鼻をかみすぎてヒリヒリしてしまう…
A.鼻の下にバームを仕込み、炎症を未然に防いで
「鼻水が肌に付着すると、さらに炎症が悪化してしまうので注意! マスク中は、バームで鼻周りをコーティングしておきましょう。バームを仕込んでおくことで、ツーっと流れる鼻水から肌を守れる上に、鼻をかんだときに摩擦が起きにくくなります」(水井さん)
鼻の下や小鼻などに、バームを薄く塗ってガード。鼻のムズムズ感が増す可能性があるので、香りのあるバームは避けて。
Q3.頬や鼻に原因不明の赤みが出るのはなぜ?
A.肌あれによる炎症だけでなく、血流不足も要因に!
「肌の炎症、もしくは血行不良による赤みと考えられます。この時期に出る赤みのうち、体の冷えによるものという人が多いんです。特に手足が冷えている人は顔に熱がこもりやすいので、赤みが出やすい傾向にあります」(瀬戸口さん)
Q4.顔の赤みを抑えたい…。効果的なケア方法は?
A.側頭筋のマッサージで血流を促して!
「血流不良による赤みには頭皮マッサージがおすすめです。耳の上部にある側頭筋周辺は、静脈やリンパ管が通っている場所。ここのコリをほぐすことで全身の血流が促進され、炎症が抑えられます」(瀬戸口さん)
側頭筋に手のひらを押し当てて、頭蓋骨を縮めるように10秒間圧をかける。手の位置を変えて何度か行うとほぐし効果UP!
Q5.クリニックでの赤ら顔の治療法を知りたい!
A.毛細血管拡張症ならジェネシスやスカーレットSの治療を
「太陽光や炎症などで血管が拡張・増生するほか、気温の寒暖差などで毛細血管が開き、赤みが出ている可能性も。毛細血管をマイルドに壊したり、炎症を抑えたりする治療を。ケミカルピーリングつきのジェネシスは、初回トライアル¥30,800(顔~首全体)、スカーレットSは両頬¥33,000からが目安」(慶田先生)
「ゆらぎ」について教えてくださったのは…
皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子先生
トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん
美容家 瀬戸口めぐみさん
『美的』3月号掲載
撮影/藤井由依(Roaster) ヘア&メイク/福岡玲衣(TRON) スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) モデル/木原ゆうら 構成/大瀧亜友美、つつみゆかり、野村サチコ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。