お悩み別ケア
2022.11.10

食いしばりや額の縮み…マスク生活でのゆがみを直そう! ほぐれが実感できる簡単マッサージ

よみがえれ、3年前の顔! マスク平面顔に悩んでいる人が多発しています。その掘り起こしレスキューを顔の筋肉&骨格のスペシャリストである村木宏衣先生に、たるんでしまった顔の復活のアプローチを教えていただきました。

ゆが美|心配性で頑張り屋の長女は、我慢が多く、ダメージレベル「大」


Point

・法令線は当たり前に主張
・おでこが狭くなった!?
・顔下半身のボリュームが増(泣)
・エラも気になる…

“ちゃんと!”を常に心掛けて行動している。心配性で荷物が多く、肩がこりがち。感覚よりも、説明書など正しい道筋を信じるため、食いしばって頑張ることが多い。実は三姉妹の中でいちばんの天然。最近、顔の下半分が下がってきたのが悩み。

下がって出たボリュームは、圧×ほぐしワザで上げてバランスを取り戻す!

食いしばりは筋肉をもち上げながら「あぐあぐ」でガッツリほぐす

疲れ、ストレス、緊張など、頑張り屋さん程、出てくるのが食いしばり。あごの内側にある食いしばり筋がこり固まると、エラの横幅が広がるだけでなく、顔の中央部の筋肉を引き上げる力も減少。顔のゆがみにもつながってしまうので、念入りにほぐしましょう!

\この3か所をほぐす/


(1)親指を頬骨に引っかけるように置く
食いしばり筋をほぐすために、頬骨に親指を当てる。頬と逆側の手をクロスするように当て、人さし指でエラの後ろを押さえるようにして固定します。残りの4本指は軽く握る。

\あ/

\ぐ/

\あ/

\ぐ/

(2)頬の筋肉を親指で持ちながら口を動かす(10回)
親指と人さし指で、筋肉をしっかり挟んだ(1)の状態で、「あぐあぐ」と口を10回動かす。筋肉に沿って親指の位置を下にずらしながら行い、反対側も手を替えて同様に行う。

\ほぐれているのを実感できます/

 

額の縮みは頭の重みを利用してじっくりほぐす

マスク由来で下がった額は、考え事や心配事が多いとこりやすい「前頭筋」のこりをほぐすのがカギ。シワ防止にもなるメソッドです。額の縮みは悪化すると、上半分が小さくなる分顔下半身をより大きく見せてしまうので、早いうちに手を打つのが吉。


(1)拳を額に当て、ひじをテーブルにつけて圧をかける
手で拳を作り、第1関節から第2関節の甲の部分を、眉頭の上に小指が来るように当てる。その状態のまま両ひじをテーブルにつけ、拳に向けて、頭の重みを預けて圧をかける。

\ここを使う!/

\中心から外に向けてほぐすのが鉄則/

(2)拳を少しずつ移動させて額全体に圧をかける(1SET)
拳でクルクルと小さな円を5回描きながら、もみほぐす。皮膚の奥の骨をほぐすように行うのがポイント。拳を少しずつ外側に移動させながら、こめかみまで同等にほぐしていく。額全体を行う。

\額の弾力も蘇ります♪/

美的クラブにもお試ししてもらいました!

美的クラブ

岩崎良栄さん(35歳)

3年前の顔

今の顔

After


ストンと落ちた顔が引き上がったのがうれしい♪
「額のメソッドは圧強めじゃなくても、眉間周辺が痛く、本当にこっているんだなぁと実感させられました。噛み締めの方は回数を重ねるほど、ほぐれていくのが心地よかったです」


「食いしばりが多い日も、マッサージのおかげで気持ちまでスッキリ。顔も掘り起こされ、自己肯定感が上がりまくりです♪」

 

エイジングデザイナー

村木宏衣先生

 

『美的』2022年12月号掲載
撮影/深山徳幸 ヘア&メイク/永田紫織(nous) スタイリスト/河野素子 モデル/朝香りほ イラスト/小迎裕美子 構成/むらなかさちこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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