肌質別スキンケア
2010.12.9

敏感肌の対処法

病院に行くほどでない場合は、敏感肌用の化粧品を使用してみましょう。ディセンシアは敏感肌専門ブランドでアイテム数も豊富。

【Q26】化粧品をつけるとピリピリと刺激を感じます。ときには赤くなることも……。化粧品は使わないほうがよいのでしょうか?

【A26】
いわゆる敏感肌にはふたつのタイプがあります。ひとつは体調などで一時的に肌が敏感になることで刺激を感じることがあるゆらぎ肌。もうひとつは、多くの化粧品に普通に使われている成分に肌が反応してしまう真性の敏感肌です。いずれにせよ、不安なまま無理して化粧品を使うのは逆効果。敏感肌はもちろん敏感肌の傾向がある場合は、闇雲にスキンケアを試すのは危険です。リスクが少ないスキンケア探しを心がけたいものです。
具体的なケアの方法は? あなたの肌はどんな状態?

●一時的にほてったりピリピリする
生理前や疲れがたまっているときなどは、いつものスキンケアなのに刺激を感じてしまうことがある人は少なくありません。新しいスキンケアを試すのは体調がいいときにするよう意識しましょう。刺激を感じたら我慢せず、すぐに洗い流して。2、3日はクリームのみで様子をみるといいでしょう。多くの場合は、それほど神経質になる必要はありませんが、一時的とはいえ頻繁に刺激を感じる場合は、スキンケアそのものを敏感肌用のものに切り替えておいたほうが安心です。
またマッサージは注意が必要。ゴマージュはいいけどスクラブはダメ、温熱効果があるものに弱い、発泡パックをするとかゆくなるなど、人によって傾向がある場合も。いつ何を使って刺激を感じたのか書き留めておき、怪しいものは避けるようにしたいものです。
敏感肌用のスキンケアは、調剤薬局や化粧品店、皮膚科や美容医療のクリニックで専門家に相談を。サンプルをいただくかテスターで試してから購入するのが正解です。

●何をつけても刺激を感じる
スキンケアを使うこと自体がストレスになっている真性の敏感肌です。刺激を感じるスキンケアを無理して使う必要はありませんが、何もつけずに過ごすのも肌には違うストレスが生じます。早々に皮膚科のクリニックに相談することをおすすめします。肌保護機能をサポートする保湿軟膏や、敏感肌でも使えるスキンケアを紹介していただけます。
また何に反応しているのか検査することが可能なので、アレルギー源の物質を特定しておくといいでしょう。敏感肌専用でなくても、気になる化粧品があった場合はメーカーに問い合わせると、その成分が配合されているか否か教えてもらえます。お願いすると、サンプルを送っていただける場合もあります。

●アトピー肌
いきつけの皮膚科の先生に相談し、アトピー肌用または敏感肌用のスキンケア、または処方薬の軟膏を使うことをおすすめします。アトピーといっても軽めだと、話題のスキンケアを試したくなったりするようですが、自分の判断だけで冒険をするのはあまりに危険です。

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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