シーン別メイク
2017.2.15

普段メイクじゃ台無し!卒業式の袴に似合うのは「華やか血色メイク」

一生の思い出に残る卒業式には素敵な装いで臨みたいもの。袴などの和装で式典に出る人も多いでしょうが、和装に似合うメイクをするためには、色選びが大切です。

そこで今回は、一人一人の骨格と筋肉にあわせたパーソナルメイクを提案する『骨筋メイク(R)公認アドバイザー』である筆者が、卒業式にぴったりなフォーマルメイクについてお話したいと思います。

 

■「華やか血色カラー」で正装しよう!

袴や振袖などの若々しい和装にあうのは、やっぱり血色カラー。昔は和服には控えめでマットなメイクがよしとされていましたが、最近は和装の華やかさに負けないぐらいの発色が人気です。

“華やか血色メイク”は目元と口元が主役。チークよりも濃い赤を目元や口元に使いましょう。写真下のカラーを参考にして下さい。

 

■「華やか血色」アイメイク

アイメイクには“赤の締めカラー”、“オレンジゴールドのミディアムカラー”、“パールピンクのハイライトカラー”の3色を使いましょう。

和装に負けない華美なメイクには、トーンの明るいパールやラメが入った赤がキレイに映えます。

赤のアイシャドウを持っていない人は、チークで代用してもOK。チークの方がツキがよいこともあるんですよ。

【華やか血色アイメイク・プロセス】

(1)アイホールより広めにパールピンクのハイライトカラーを入れる

(2)オレンジゴールドのミディアムカラーをアイホール全体につけ、ブラシをジグザグに動かしなじませる

(3)まぶた中央~目尻側の2/3ほどに、二重の幅より広めに赤の締めカラーをのせる(目の際からブラシをジグザグに動かし、グラデーションをつくりましょう。赤とオレンジゴールドの境が濃くつきすぎたら、オレンジゴールドで赤をぼかしましょう)

(4)涙袋にミディアムカラーかハイライトカラーのうちパールが強い方をのせる(瞳を大きく見せるには涙袋をパールで明るくすることが必須なので、ブラシでさーっと一塗りしましょう)

(5)下まぶたの目尻から1/3に赤の締めカラーをのせる

(6)まつ毛を持ち上げて、まつ毛の隙間をリキッドアイライナーで埋める(まつ毛の上からアイライナーを引くと二重がつぶれて、目が小さく見えてしまうので注意しましょう)

ブラウンのリキッドアイライナーなら繊細な線と自然な発色でナチュラルなデカ目にしてくれる効果があります。また、目の横幅を出したい人は、目尻より2~3mmほど長くラインを描いて。上品にまとめたいなら、あえて跳ね上げラインにしないこと!

(7)マスカラを上下まつ毛につける(ビューラーはまつ毛の根元から持ち上げるようにカールさせて、マスカラは毛先につけすぎると重みでまつ毛が下がってくるので気をつけましょう)

アイシャドウをマットにすると和装のときは落ち着いた印象になりすぎるので、パールやラメが入ったアイシャドウで華やかな目元を演出して下さいね。

 

■チークと口紅のポイント3つ

(1)“華やか血色”メイクはチークを控えめに!

チークにはコーラルオレンジ、コーラルピンクやベビーピンクを選んで。これで目元と口元の赤が際立たちます。

(2)口紅はあえてグロスをつけないで!

目元にパールやラメを使っているので、すでにキラキラ感は十分。なので、あえてグロスをつけないほうが品格が出ます。

赤系の和装なら和服に負けない濃い赤、ほかの色の着物なら淡めの赤い口紅がフォーマルな唇を叶えます。

(3)リップブラシで口紅をオン!

口紅はリップブラシを使って塗りましょう。唇の形がぼやけている人は、後からリップライナーで形を描き足すと美しい仕上がりになりますよ。

 

人生の大きな節目である卒業式では、品格ある自分の姿を残したいもの。“華やか血色メイク”で上質な自分を演出しましょう。

 

初出:美レンジャー  ライター:此花さくや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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