メイクHOW TO
2021.6.17

この1色でセクシーかつモダンな唇に「イヴ・サンローラン ルージュ ヴォリュプテ シャイン」|「伝説名品コスメ」図鑑

毎シーズン、新製品が出て注目を集める中、「やっぱりこれはすごい」「何回リピートしても手放せない」と愛され続けている“名品”があります。そんな「メイクコスメの名品」を編集部で厳選。美のプロたちの紡ぐ、美しい言葉と共にご紹介します。

名品「イヴ・サンローラン ルージュ ヴォリュプテ シャイン」

202105gp232-2
202105gp232-1

とろけるテクスチャーが作る生ツヤで、セクシーかつモダンな唇に

体温でとろけて唇を包み込み、生ツヤとクリアな発色が持続。重ねる程に深みとツヤが増し、発色と表情を自在にチェンジできる。モデルは話題の“血色ブラウン”を使用。唇の存在感を引き立てるべく、目元はブラウンのアイラインのみで引き算を。
全35色/写真は122 ¥4,510
ルージュ ヴォリュプテ シャインの詳細・購入はこちら

綴るのは
美容エディター・松本千登世さん

攻めカラーでも気負わず。ニュートラルさが絶妙!

リップブラシで輪郭をとっても、じか塗りや指塗りでラフに纏っても決まる。軽やかにも濃密にもと自由自在。唇の温度に反応して溶けるようなつけ心地も、つけている間中潤いで満ちている感覚もくせになる。「毎日塗りたい」の条件をクリアしたこの口紅は、元々大人気。でも、でも…! 122という色に出合ってさらに虜になりました。「血色ブラウン」シリーズの1本は、血色の延長線上にある色だから、肌から浮くことなくなじみ、それでいて、どきりとするような「攻め」の色でもあって、鏡の前でああでもない、こうでもないと塗り方にこだわりたくなる。

私の場合は、デニムスタイルにあえて重ね塗りをして濃密な仕上がりを合わせたり、ツヤありトップスには輝きをリフレインするようにささっとリップクリームのようになじませて透明感のある仕上がりを楽しんだり。ベージュの安心感とレッドの高揚感を兼ね備えたような色は、ドレッサーに置いておきたい、ポーチにも忍ばせておきたいと頼る「この1色さえあれば」になりました。

この色が多くの人に支持されるのは、力を入れすぎない、力を抜きすぎないニュートラルなところにある真の個性を楽しめるから、そんな気がするのです。

『美的』2021年5月号掲載
撮影/三宮幹史(TRIVAL/人物)、魚地武弘(TENT/静物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/平田雅子 モデル/井桁弘恵 構成/越後有希子、松村有希子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事