メイクHOW TO
2023.3.13

何も使わずに!自力で「二重にする」4つの方法

整形も二重グッズも使わずに、自力で二重にする方法をご紹介します。二重グッズ便利だけどデメリットも。ぱっちり目元を手にいれるツボ押し&マッサージ方法。どうしても物足りない...という場合はつけまでも二重が作れる!まずは簡単にできることからチャレンジしてみて♪

二重グッズを使う「デメリット」

眼科医

井上佐智子先生

目を開いたとき、上まぶたの縁が、黒目の上方が少し隠れる高さより下がってはいませんか? このような状態は「眼瞼下垂」とよばれ、上方の視野が狭く感じられたり、眼精疲労や外見が悪くなったりといった不都合が起こります。

「眼瞼下垂」には、加齢によって起こる老人性のものだけでなく、生まれつきまぶたが開きにくい先天性のものや、普段の生活習慣などが原因で起こる後天性の眼瞼下垂まで、多くのタイプがあります。特に、最近目立ってきたのが若い人の眼瞼下垂。井上先生によると、その原因は過剰なアイメイクや二重のりなどにもあると言います。

「まつエクやつけまつげは、重くて上まぶたに負担がかかるため、眼瞼下垂が生じるのではないかとも言われています。二重のりも毎日していると、皮膚が伸びてきて眼瞼下垂の原因になったりもするので、むしろ(手術で)二重にした方がいいように思います」(井上先生)

 

【方法1】「ツボ押し」ケアで目元パッチリ&生き生き

美容コーディネーター

弓気田 みずほさん


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  • デリケートな目元の肌はこすらず押し流すのが◎

「目周りは血流が滞ってこりやすい部位。強い力で手元を横に滑らせるのは肌への摩擦になるのでNG。ツボ押し程度なら問題ないので眉頭から眉尻、目頭から眼輪筋に沿って目尻へと優しく押し流したら、額やこめかみの筋肉も押しほぐして。目元がパッチリ&生き生きしますよ」(弓気田さん)

【How to】
(1)眉や目周りのツボを内→外に向かって押す

(2)額やこめかみを優しくほぐす


【方法2】「流す」だけでOK!目元のたるみ&むくみをケア

サロン・ド・スウィン オーナー &エステティシャン

田中由佳さん

  • 皮膚が薄い目元は、乾燥しやすく、老化が現れやすい部分。特に上下のまぶたはむくみやすいため、放置すると皮膚のたるみを招くことに。
  • むくみは毎日ケアすることが大切なので、アイクリームを塗布する際に取り入れるのがベスト。
  • マスクが覆いかぶさるアイホールの下ゾーンまでケアすれば、上下のまぶたの緩みが解消されて、目元のハリが復活。瞳もウルっと輝きますよ♪

【How to】
(1)親指を置いて固定してから目の下を薬指で流していく
耳のつけ根の上部分に親指を置き固定。さらに薬指を鼻のつけ根に置き、こめかみまで滑らせる。中央部分は皮膚が薄くて柔らかいため、より優しいタッチで滑らせて。同じように涙袋の下も行う。

\親指を置いたまま薬指を置く/

\圧をかけすぎないように/

Point

親指で押さえるのがポイント

(2)2本指でまぶたの上を流せば、瞳がウルっ&パッチリに!
中指と薬指を眉頭下に置き、まぶたの上を目尻に向かって優しく指を滑らす。こめかみで指を止めてから放すと、むくみが払拭。圧をかけると目がウルっとしないので、指の腹で軽く流すのがコツ!

\2本指で!/

\優しく伸ばす/

ちなみに…爪の長い人は手を置くだけでOK


【方法4】ぱっちり目元を作る「マッサージ」

美容研究家

樋口賢介さん


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【こめかみゾーンマッサージで使うパーツ】

  • 【3指】人差し指~薬指の腹!
  • こめかみなど、範囲の狭いパーツを的確に捉えたいときにおすすめ。

\こめかみゾーンとは…/
「こめかみの周囲のこと。リンパ節があるから、ここをきちんとほぐし流すことで目元のシワや茶ぐま、青ぐまをケア。顔色が良くなったり目元がパッチリしたり、法令線やゴルゴラインが軽減したりといいことずくめ。キレイをGETしたいなら、絶対に外せないゾーンよ!」(樋口さん・以下「」内同)

\ケアするのは両こめかみ!/

【このお悩みに聞く!】

  • 目元のシワ、小粒目、くま・くすみ、法令線、ゴルゴライン

「パッチリデカ目でマスク美人に!」

【How to】
(1)3指の腹でクルクルと優しくほぐし流すようにマッサージ(5回×3セット)
3指をそろえて円を描くように…

「中指の腹がちょうどこめかみの中心に来るように、3指をそろえてこめかみゾーンに押し当て、クルクルとマッサージ。痛くする必要はまったくないけれど、皮膚の下の筋肉ごと動かすイメージで、ゆっくりと行って!」

(2)3指の腹でこめかみをグーッと引き上げて、“形成”!(5秒間×3セット)
目の位置はそこじゃないのよと念じながら…

「こめかみに3指を当てたまま、つり目になるぐらいグーッと引き上げ、引き上げきったら5秒間キープ。『あなたの目は本当はそこじゃないのよ!』と念じながら行うと、驚く程パッチリとしたデカ目になれるわ♪」


【方法4】二重グッズは使わない!「つけまつ毛」だけで二重にする方法

美容ライター

上村ゆう子さん

【BEFORE】

【AFTER】
幼少期から一重まぶたで悩んできましたが、“つけまつげを押し込んで二重を作れる”ことに気づいて研究を重ねました! 長年愛用している、芯のしっかりしたつけまで自然な二重をkeep。つけまの根元が目立たないようラインとシャドウで調整するのがコツです!

【How to】
(1)ベージュのパウダーで油分とり
「油分はつけまの大敵なので、キワまでパウダーをのせてオフ。程マットなアイブロウパウダーが便利」(上村さん・以下「」内同)

★を使用。

カネボウ化粧品 ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクト

価格
¥4,620

(2)アイラインをキワより1~2mm上に
「インラインを引くと濃い印象になるのでキワより上に。この後シャドウでぼかすので多少ガタガタでもOK」

(3)シャドウを二重幅に入れてぼかす
「正面からシャドウが見えるとすっぴん風メイクではなくなるので、二重幅からはみださないよう気をつけて。ブラシでふわっと」

1と2を混ぜて、ラインをぼかすように二重幅にON。

(4)つけまを押し込んで二重幅を作る
「すっぴん風なので毛の短いショートクロスを。パッチリに見せるコツは、目頭~黒目上のつけまの根元を上げるように押し込むこと!」

(5)下まぶたの目尻に赤茶ラインを入れ上下バランスを調整
「上だけ悪目立ちしないよう、下まぶた目尻から1/3に赤茶のインラインを。赤茶だと黒より自然に」

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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