失敗しない、眉毛の整え方【基本】
初心者さんでも大丈夫、失敗しない眉毛の整え方を伝授!まずは美人眉バランス、自分に似合う眉の形からチェック。揃えるべき、アイテム&ポイントをおさえて基本の眉毛の整え方を徹底解説。メンズ向け整え方とともに。
目指すべき「眉毛の形」
【1】「美人に見える」眉の形
- 眉頭は、小鼻の延長線上
- 眉山は、鼻の中心から黒目の中心を通った延長線上
- 眉尻は、下唇の中央から目尻を通った延長線上
「眉頭、眉山、眉尻を正しい位置にとることで、骨格に合った眉毛を作ることができます。
mimeでは、眉頭は、小鼻の延長線上。眉山は、鼻の中心から黒目の中心を通った延長線上。眉尻は、下唇の中央から目尻を通った延長線上を基本としています。
ご自身でメイクをするときは、長いペンシルや筆などで計って薄く目印をつけておくことで、迷わずにキレイな形作りをすることができますよ」(駒村さん)
【2】眉頭、眉山、眉尻の「位置」
- 顔の中心から延びたこの3点
「眉頭は小鼻のつけ根の延長線上に、眉山は鼻の中心→黒目の中央を通った直線上に、眉尻は下唇の中央→目尻を結んだ線上にあるのが理想的」(川島さん)
【3】自分に似合う「眉の太さ」
- 目の縦の長さ:眉の太さ=1:1/2〜2/3
「切れ長の目の人は目の1/2くらいを目安に、大きな目の人は目の2/3程度の太さにすると、バランスが良く見えますよ」(玉村さん)
揃えるべき「アイテム」
「眉周りのムダ毛や、少し長い眉毛を切るときは、小さな刃の眉用シェーバーとハサミがあれば簡単&スピーディ」(玉村さん)
【おすすめアイテム】
a.パナソニック フェリエ フェイス用 ES-WF61-P(マユカバー・マユコーム付き)
価格 |
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¥3,850(編集部調べ) |
眉だけでなく、顔のうぶ毛も剃れる。
b.貝印 プチアイブローレザーL
価格 | 容量 |
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¥330 | 3本入 |
ネック箇所がカーブしているから、視界を遮らないで毛の処理が可能。
c.貝印 オシャレハサミ
価格 |
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¥715 |
切りたい1本を狙ってカット。
セルフ美眉整形の「ポイント」
アイブロウmime サロンマネージャー
駒村 よしみさん
東京生まれ、東京育ち。美容専門学校卒業後、mimeに新卒で入社。アイブロウスタイリストのキャリアを重ねてきた。1人ひとりのお客様にあったセンスの良い眉作りの提案とともに、眉メイクのアドバイスも的確で評価が高い。さらに、眉と共にまつ毛カールの指名も多い人気スタイリスト。
- カミソリやシェーバーは封印する
- 基本的にカットはしない
- クセがありどうしても流れない毛があるときは、はみ出した部分の1本だけを毛先1mm、2mmカットする
- セルフで眉毛のお手入れをするときは、“メイクした状態”で、はみ出た毛のみを処理するのがベスト
「mimeでは、まずカミソリやシェーバーは封印してくださいとお伝えしています。基本的にカットはしないこと。クセがありどうしても流れない毛があるときは、抜くのではなく、はみ出した部分の1本だけを毛先1mm、2mmカットするようにしてください。実際にサロンでも、ほとんどカットはしません。不器用さんほど、メインのお手入れツールは、毛抜き一択がおすすめです。
また、眉毛のお手入れをするときはノーメイクでする人が多いと思いますが、ノーメイクでお手入れをしていると、抜くのが楽しくなって、ついつい抜きすぎてしまった…ということも。なので、セルフで眉毛のお手入れをするときは、“メイクした状態”をおすすめします。ある程度眉毛を描いて、そこからはみ出た毛のみを処理するようにすると、お手入れのやりすぎがなくなります」(駒村さん)
【STEP1】まずは自分の「眉の形」を確認
“なだらかなアーチ”といわれてもわからない人も多いはず。顔にはカーブがあるので、折り畳んだティッシュを眉に沿わせてチェックしてみて。一直線眉なら、眉頭の上を1mm程度、眉山下を2mm程度毛抜きで抜くと、緩やかでキレイなアーチが描けます。
【STEP2】眉メイクをした後の「はみ毛」をカット
「短く切りすぎること&メイク前に切るのは絶対NG。眉を描いた後、ちょこっとはみだしている箇所を切るだけで充分です」(川島さん)
【STEP3】濃いうぶ毛は「毛抜き」で抜く
「ナチュラル眉が流行っていても、眉下の濃いうぶ毛をそのままにしていると、野暮ったく見えますよ」と川島さん。その際、カミソリは剃りすぎてしまうかもしれないので、毛抜きで1本ずつ抜いて。眉の上側のうぶ毛は、抜くとナチュラルさがなくなるので要注意。
【STEP4】眉下の余分な毛を「シェーバー」で除去
「眉下の余分な毛を除去すると、目元がワントーン明るく、黒目の印象が強くなって快活に見えます。ケアは、肌に優しいシェーバーで」(玉村さん)
【How to】
眉尻から眉頭に
気になる部分をピンポイントに。眉尻から眉頭に向かって剃る。
赤くなったら…
赤くなった部分に保冷剤を当てて冷やす。その後、保湿を忘れずに。
「メンズ向け」眉毛の整え方
ヘア&メイクアップアーティスト
KUBOKIさん
Three Peace所属。サロン勤務後、メーキャップスクールを卒業。ヘアメイクアシスタントを経て独立。女性誌だけに止まらず、メンズ撮影や映像など様々なジャンルに活動の場を置く。男女問わず、俳優、アーティスト、タレントなどのヘアメイクも手がける。
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【How to】
(1)一度毛流れに沿って眉をとかしてから、コームをたてて眉毛を押さえ、眉下のラインからはみ出した毛を切る。このとき、必ずコームを立てること、ハサミのアーチが眉に沿ったカーブになるように注意! 逆にすると眉がえぐれてしまう。
(2)シェーバーにマユカバーをつけて3mmくらいの刃の幅にし、眉下の無駄な産毛を剃る。顔の外側から内側へ毛流れに逆らってシェーバーを動かすのが深く剃るコツ。
(3)眉間につながった眉毛があれば、そこも剃る。注意したいのは、鼻筋の延長線の眉間の中央だけで、眉頭には触れないように。
(4)眉ペンシルで毛のないところを埋める。しっかり眉が生えているので、濃いグレーを使い、なぎなた型になっている先端の向きを毛流れの向きに揃えて並行になるように、足りないところだけを足す。
(5)眉ペンシルとダブルエンドになっているスクリューブラシで、眉全体を優しくとかして毛流れを整えて完成。
【失敗しないためのOne More TIPS】
プロセス1で長く伸びすぎた毛をカットする際に、コームを寝かせてしまうと、はみだす毛の量が増えて、短く切りすぎてしまうので注意! コームはかならず立てて使いましょう!
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
東京生まれ、東京育ち。美容専門学校卒業後、mimeに新卒で入社。アイブロウスタイリストのキャリアを重ねてきた。1人ひとりのお客様にあったセンスの良い眉作りの提案とともに、眉メイクのアドバイスも的確で評価が高い。さらに、眉と共にまつ毛カールの指名も多い人気スタイリスト。