眉毛の色はカラーリングした髪の毛の色に合わせればいいってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】
日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“眉毛”について。眉毛の色はカラーリングした髪の毛の色に合わせればいいって…ウソ? ホント? アイブロウサロンmimeの駒村よしみさんにお答えいただきます。
Q:眉毛の色はカラーリングした髪の毛の色に合わせればいいってホント?
眉の毛流れをセットしたり、立体感を出すために眉マスカラを使っているという人も多いですよね。髪色に合わせて眉マスカラのカラーを変えるのもおしゃれ。では、どのように色を決めればいいのでしょう。髪の毛の色と眉毛の色は、同じ色のほうが自然なような気もしますが…。
さっそく、この疑問を駒村さんにぶつけてみました! 果たして答えは…?
A:ウソ
「眉毛の色は、一般的に髪色よりもワントーン明るい色にすると、ナチュラルで洗練されて見えます」(駒村さん・以下「」内同)
具体的な色の選び方は?
「髪の毛の色を基準に選んでいきます。髪色と同系色にするよりも、ワントーン明るい色を選ぶのがポイント。たとえば、髪色がベージュやアッシュ系の人は、黄みがかった明るめの色がおすすめです。髪色に赤みがある人は、赤茶系の色を選ぶとバランス良く整います」
- 髪色と同系色にするよりも、ワントーン明るい色を選ぶ
- 髪色がベージュやアッシュ系の場合…黄みがかった明るめの色
- 髪色に赤みがある場合…赤茶系の色
眉マスカラの使い方は?
「ブラシは小さいタイプを選ぶと、塗りやすくキレイに仕上がります。
実際に塗る際は、まず眉毛に塗布する前に、ティッシュオフして余分な液を除去します。こうすることで、たっぷりつけすぎてしまうのを防ぐことができます。次に眉頭から中間、眉尻へ向かって、毛の表面にだけ色をつけるようなイメージで塗っていきます。このとき、地肌に眉マスカラがつかないように注意しましょう。また、何度も重ねてしまうとベタッとした眉毛になってしまいます。1度塗りで十分ですよ」
- 眉毛に塗布する前に、ティッシュオフして余分な液を除去する
- 眉頭から中間、眉尻へ向かって、毛の表面にだけ色をつけるようなイメージで塗る
- 1度塗りすれば完成
眉のカラーリングとは?
「眉マスカラの色が選べない、毎日は面倒…という場合には、眉のカラーリングがおすすめです。眉のカラーリングとは、髪の毛のカラーのように染料を使用して、眉毛を希望の色に染めることです」
眉マスカラとの違いは?
「眉マスカラは付けすぎなどによって太く、のっぺりとした印象になってしまうことが。眉のカラーリングは、根元からしっかり色を入れられますし、1本1本が自然。立体的でナチュラルな眉に仕上がります」
髪のカラー剤でセルフで染めたらダメ?
「できないことはないと思いますが、思ったような仕上がりにならなかったときの失敗のダメージは大きいと思います。カラー剤が目に染みるということもありますし、万が一目にカラー剤が入ってしまったり、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もあるので、セルフでの眉染めはおすすめできません。
サロンではカラーリング中は必ず目を閉じていただき、刺激のないように保護クリームを塗布し、細心の注意を払いながら施術をしています」
眉カラーの選び方のポイントは?
「カラーチャートからご希望の色、なりたいイメージに合せて選んでいきます。特にご希望がない場合は、お客様の髪色や瞳の色に合わせて、お似合いになる色をスタイリストが提案・調合します」
メンテナンス方法は?
「眉毛の場合は、髪の毛とは違い、毛の伸び方やカラーリングの戻り方が異なります。伸びても根元が黒いプリンのようになるのではなく、黒い毛がちらほら生えはじめ、なんとなく茶色から元の色に戻ったかな? というような感じです。
大体1か月~1か月半周期でシェイピング&カラーリング、もしくは、カラーリング&ケアされる人が多いです」
Point
・眉毛は髪の毛とは違い、毛の伸び方やカラーリングの戻り方が異なる・根元が黒いプリンのようになるのではなく、黒い毛がちらほら生えはじめる
・メンテナンスの目安は、大体1か月~1か月半周期
・シェイピング&カラーリング、もしくは、カラーリング&ケアする人が多い
文/木土さや
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
東京生まれ、東京育ち。美容専門学校卒業後、mimeに新卒で入社。アイブロウスタイリストのキャリアを重ねてきた。1人ひとりのお客様にあったセンスの良い眉作りの提案とともに、眉メイクのアドバイスも的確で評価が高い。さらに、眉と共にまつ毛カールの指名も多い人気スタイリスト。
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