メイクHOW TO
2023.12.27

一気にあか抜ける“脇役眉”が今っぽい♡ 使用アイテム&作り方を大公開!

今まで頑張ってきた眉メイクだけど、このところ、ちょっとトレンドに変化が。キレイなのに存在感がありすぎず、整っているのにすごく自然! ヘア&メイクNADEAさんもイチオシ!

ヘア&メイクアップアーティスト

NADEAさん

優しくて、ナチュラルで、美人度もUP♪ 「眉は脇役」がちょうどいい

ひとつの眉でどんな雰囲気にも寄り添ってくれるのが「脇役眉」

\カッコよく行きたいハンサムコーデにも/

ジャケット¥9,800(Olu.) イヤーカフ¥14,300(ジュエッテ)

\赤リップがポイントの女っぽフェースにも/

〝マグノリア〟の右イヤーカフ¥12,500・〝アプロ〟の右手リング¥2,640・〝シースキー〟の左手2 連リング¥2,970(ロードス) 左イヤーカフ[2 個セット]¥6,050(Jouete) ブラウス/スタイリスト私物

\今どき感ただようカジュアルコーデにも/

ブラウス¥4,990(Isn’t She?) イヤリング¥24,200(Jouete)リング¥9,900(ロードス〈YArKA〉) インナー/スタイリスト私物 

ヘア&メイクアップアーティスト

NADEAさん

「マスク時代は目から上しかメイクできなかったので、アイメイクや服に合わせてピンクやオレンジなど眉色も変えるのが流行でした。でも、マスクがとれた今、顔全体のメイクを考えたとき主張の強い眉色だとテクニックがないとバランスがとりにくく…。そんな今、私が提案したいのが「脇役眉」。

あたかももとからキレイに生えているように見える立体的な毛流れが透けて見える強さと優しさが共存する眉。
形はストレートの短め、眉山と眉尻の三角ゾーンがシュッとシャープに見えるように作っているのでどんな人でも美人度が高まり、横顔もキレイに見せる効果も。

どんな雰囲気にもフレキシブルに似合う万能感、大物助演俳優のように、出すぎないけれどいい働きをするちょうどいい存在感があるから。“主役級の名脇役”という意味で「脇役眉」です。さあ、自分に寄り添ってくれる眉にアップデートしましょう!」

使用アイテム


アイテムはすべてグレー系やダークカラーで、もとの眉の自然な色を再現。

A:影を仕込むグレーの極細ペンシル
絶妙な影色になるグレージュカラーの極細ペンシル。
セザンヌ 超細芯アイブロウ 08 ¥550

超細芯 アイブロウの詳細はこちら

B:ベースを肉づけるブラウンパウダー
アッシュブラウン系の濃淡パレット。
資生堂 インウイ アイブロウパレット 01 ¥ 4,400

アイブロウパレットの詳細はこちら

C:リアルな毛を足すグレーリキッドペン
リアルな毛になりすます青みのグレー。
カネボウインターナショナルDiv. KANEBO デザイニングアイブロウリクイド LE1 ¥3,300

デザイニングアイブロウ リクイドの詳細はこちら

D:毛流れを強調するダークカラーの眉マスカラ
白みのないダークブラウンの眉マスカラ。
ベアミネラル ストレングス&レングス セラム ブロウ ジェル コーヒー ¥3,520


「私も使っている神的4品。アイテム数が多く思えるかもしれないけれど、プロでもこれだけ使っているのだからプロ並みの仕上がりにしたければ優秀アイテムをそろえるのが早いです!」

\+ITEM/

E:ブラシは、極太&細めのWエンドがおすすめ
広く色をのせやすい大きめで幅広のスマッジブラシと、柔らかい毛質で細い線や細かい部分も描きやすい極細平ブラシのWエンド。これ1本でどんな眉も自在に描ける。
井田ラボラトリーズロージーローザ ダブルエンドアイブロウブラシ スマッジタイプ ¥770

一気にあか抜ける!「脇役眉」の作り方

サロンでプロが整えたような仕上がりになるのは、厳選アイテムを使って精密に影と毛流れを描き込んでいくから。NADEAさんからの注意ポイントは「どのプロセスも“ごく淡く”“優しく”色づけること」。濃く色をのせるのはプロセス8の眉山と眉尻のみ。さあ、レッツトライ。

目指す眉の形はこちら!

BEFORE

\必ずアイメイクが終わってからスタート!/

【1】眉を描く位置の見当をつける

  • アイメイク後の目の縦幅:眉の太さが2:1が黄金バランス
  • 眉山から眉尻の下辺と目尻のカーブが平行
  • 眉頭の下辺と眉尻がほぼ同じ高さ
  • 眉山は目尻側の白目の終わりの上
  • 口角と目尻の延長線上に眉尻が来る

まず、手もちのスクリューブラシで、眉頭は上、それ以外の毛は眉尻に向かって斜め45 度下にとかし自分の眉の現状を把握。描く眉を想像して、はみ出た毛はトリミングを。

【2】眉毛の足りない部分に眉ペンシルでざっと影をつける

まずは超大まかな下書き。毛のない部分にAのペンシルでさっと描いて、鏡で全顔を見たときなりたい眉の形がぼんやり見えればOK。赤ちゃんに描くくらい優しく。

【3】眉中の毛溜まりにパウダーで肉付けをする

<パウダーのとり方>

トントン押してとる


筆をたたき余分な粉を落とす

Bのパウダーの中間のブラウンをブラシの太い方にとり、眉中から眉尻にのせてから、余りを眉頭に。黒目の上辺りの眉が濃いと目力がupするのでここから。

【4】パウダーの濃い色で眉山と眉尻を描く

Bのパウダーの中間といちばん濃いブラウンを混ぜて細い方のブラシにとり、眉山~眉尻の足りない部分を埋める。ブラシの先を毛流れに合わせて動かすと◎。余りは眉頭に。

【5】グレーのリキッドでリアルな影を描き足す

この段階で眉毛全体を見たとき、毛がない部分にC のリキッドで毛を描き足す(イエローの線を参照)。隙間がリアルさの決め手なので描きすぎ厳禁、ノリ眉注意。

【6】ダークな眉マスカラで毛流れを強調する


(1)眉尻から逆方向に毛をひっくり返す


(2)眉頭は上に、ほかは斜め下にとかす

Dの眉マスカラで眉頭の毛を下から上へとかす。その後、眉尻から眉頭方向へ毛を逆なでて毛の裏側に液をつけ、さらにもう一度、眉頭は上、眉中~眉尻は斜め下へとかす。

【7】細かく短い線を書き足して眉の形を整える

ここまででだいたいの眉の形は描けているはずだけれど、上辺や下辺に少しガタつきがある場合、そこのみペンシルで描き足す。短い毛を1本1本描くつもりで。

【8】濃いブラウンのパウダーで眉山と眉尻をキメる

最後にBのパウダーのいちばん濃いブラウンをブラシの細い方にとり、眉山と眉尻のみブラシを押し当てて濃く色づける。この2か所が決まると眉が整い、美人度がup!

『美的』2024年2月号掲載
撮影/NARA(Vale. /人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/ NADEA スタイリスト/角田かおる モデル/宮本茉由 構成/中尾のぞみ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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