カラーメイク【22のテク】春夏秋冬の季節で色を楽しむやり方

季節ごとにメイクも変えてみませんか？人気ヘアメイクさん直伝！ 春夏秋冬別に合わせた最旬カラーメイクをご紹介。それぞれの季節にあったおすすめカラーを使ったメイクで今っぽいおしゃれ顔を手に入れましょう♪

【春】おすすめ「6つのカラーメイク」

【1】「黄みカラー」を使った色っぽコンサバメイク

＼今、人を惹きつけるのは、そこはかとなくわき上がるポジティブな色気／

【How to】

＼にじみ出る色気をまろやかな黄み色で包み込み、センシュアルに魅せる／

【使用アイテム】

A．カネボウ化粧品 ルナソル アイカラーレーション

ミルキーニュアンスのオレンジ＆イエローが主役。

B．THREE グラムトーンカラーカスタード

パールたっぷりの温もりベージュのマルチバームをチークに使用。

【2】レディなムードをまとう「洒落見え」メイク

＼女っぽくてかっこいい、レディなムードをまとう／

「かわいいピンクも、色選びや色合わせ次第でカッコいいムードにイメチェン可能！ ポイントは、今どきなくすみニュアンスの色を選ぶこと。今回は柔らかなくすみモーヴピンクのアイシャドウをベースに、パステルグリーンのマスカラをコーディネート。さらに落ち着きのあるブラウンチークとベージュリップで締めることでぐっと大人なムードに」（林さん）

【How to】

【使用アイテム】

A．THREE グラムトーンカラーカスタード

シックな締め感で表情をこなれさせるショコラカラーのマルチバーム。

B．カネボウインターナショナルDiv. KANEBO ルージュスターヴァイブラント

ナチュラルな血色感の美人見えベージュ。

C．カネボウ化粧品 ケイト ポッピングシルエットシャドウ

マット＆グリッターのふたつの質感の差で立体感のある印象的な目元に。

D．コーセー ミルボン コスメティクス アイエム ブロウ＆ラッシュ カラーマスカラ

春らしさを呼ぶピスタチオグリーン。自毛の色を透けさせず鮮やかに発色し、柔らかな毛束感で表情豊かな眼差しに。

【3】「青みピンク」で作るTHEかわいいフェイス

「“かわいい”という魅力の中には、可憐さとカッコよさ、ツンデレ、上品なのにどこかエロ、みたいなギャップがあると思うんです。それをメイクで表現するときにジャストなのが、あどけなさと強さをもつ青みピンク。頬をパンッと、唇をぷっくりツヤツヤに、まつげはパッチリと、自分がもつ要素を盛ることでノーフィルターOKのかわいさを！」（岡田さん）

＼肌や唇、まつげ…自分が持つパーツを盛ることが“かわいい”の最短ルート！／

【How to】

【使用アイテム】

A．イミュ オペラ アイカラーペンシル

メタリックにきらめくシアーブラウン。

B．SUQQU モイスチャー グレイズ リップスティック

唇の上でじゅわっととろけて、可憐な表情を引き出すピンクリップ。

C．カネボウ化粧品 ルナソル カラーリングシアーチークス（グロウ）

青みと柔らかなくすみを帯びたピンクチーク。

D．カネボウインターナショナルDiv. KANEBO アイカラーデュオ

まぶたを明るく引き立てるまろやかなベージュ系2色。

【4】「ピンクシャドウ」で儚げなムードたっぷりと

＼教えてくれたのは…ヘア＆メイクアップアーティスト 福岡玲衣さん／

目元の甘さだけが突出すると、どうしても野暮ったい印象に転びがち。むしろチークとリップ、さらに眉も淡いヌーディカラーでそろえてしまえば、儚げなムードの完成度がぐっと高まります。その分マスカラをたっぷり塗ってぼんやり顔を回避して！

【How to】

【使用アイテム】
A.カネボウ化粧品 ルナソル アイカラーレーション

重ねてもくどくならない透明感ピンク。

B.ミルクタッチ オールデイ ロング アンド カール マスカラ

微細ラメ配合でツヤまつげに。

C.エテュセ アイエディション（ブロウコンシーラー）

眉マスカラベースとしても。

D.MiMC ミネラルスムースチーク

ナチュラルなツヤ感で骨格美人に。

G.カネボウインターナショナルDiv. KANEBO ルージュスターヴァイブラント

生命感の赤を秘めた黄みリップ。

【5】「甘ピンクチーク」でフレッシュ感を引き出す

例えばグレイッシュなブラウンシャドウやベージュリップなど、大人こそ素敵につけこなせるシックな色合いは、ともすると地味な印象にも転びがち。そんなときに頼ってほしいのが、ド直球なピンクチーク。肌のくすみをとばす、華やかさやかわいげをプラスする、圧を和らげる…etc.バランサーとしても大活躍！

【How to】

【使用アイテム】
B.アンミックス フェイスグロウ

白を程よくブレンドした儚げピンク。

【6】「モーヴピンクリップ」で大人かっこよく

モーヴピンクは、普段ブラウンリップを愛用しているような、カッコいいメイクを好む方にもおすすめ。おしゃれでほんのり色っぽいムードを生かすべく、目元もモーヴ系でリンク。チークでカッコよさを盛れば、程よく辛口なピンクメイクの完成。

【How to】

【使用アイテム】
B.資生堂 インウイ リップ

唇の中央部分が明るく照らされるよう光をコントロールし、ぷるんとした弾力感を演出。

【夏】おすすめ「6つのカラーメイク」

【1】「ライトグレーシャドウ」を仕込んで透明感UP

隙があるのに、崇高でミステリアス。簡単には近づけないから無性に惹かれる

「色っぽさ、透明感、品をバランス良く併せもつラベンダーも、最新ヌーディメイクの注目カラー。事前にライトグレーのアイシャドウを仕込んでおけばまぶたのくすみが浄化され、繊細なラベンダーが見た目どおりクリア＆華やかに発色します。さらには、肌色全体の透明感もアップ。これも、透け感発色で肌色や肌質といった素材を生かす力をもった最新のグレーだからこそ。ほかのパーツも青みを含んだカラーでそろえて透明感を引き立たせ、尊いオーラを放つ色っぽさを楽しんで。」（岡田さん）

【How to】

【使用アイテム】
A. ディオール ディオールショウ スティロウォータープルーフ

微細パールがみずみずしく輝くラベンダー。

【2】「ピンクラメライナー」であざとい潤み目に

「粘膜の色はピンク系。『甘すぎ？』と思いがちなピンクのラメライナーも、下まぶたのキワならなじみやすく、大胆なラメの輝きの効果で白目の透明感もアップ。ひと塗りで、ウサギのようにかわいく潤んだ眼差しに若作りした印象なく仕上がります。このかわいさを表情に溶け込ませるためにはリップとチークもピンク系でそろえて調和させるのがコツ。けれども、こちらはセミマットな質感が◎。かわいさが大人っぽく洗練されます。」（岡田さん）

【How to】
（1）ベージュシャドウDを上はアイホール、下は涙袋まで指でのばした後、下まぶたのキワにピンクのラメライナーAを引く。目頭側を太め＆ラメ多めにし、徐々に細く入れてなじませて。

（2）スモーキーローズのリップペンシルで唇の輪郭をとってから内側を塗りつぶす。上唇のみ少しだけオーバー＆中央を丸くとって。Bを指にとり、たたき込んで色を重ねると、ツヤは控えめでもふくよかな印象の肉感唇に。

【使用アイテム】
A. エテュセ アイエディション（グリッターライナー）

シルバー、ブルー、ゴールドのパールがイン。

B. ランコム ラプソリュ ルージュ インティマット

マットリップ。青みを帯びながら肌色を問わず浮きにくい色設計のスモーキーピンク。

【3】あか抜ける「低温ベージュ」メイク

【How to】

【使用アイテム】
B．RMK デューイーメルトリップカラー

柔らかな黄みを含み、肌を美しく引き立てるヌードベージュ。むっちり濃密な色ツヤが続く。

C．アリエルトレーディング ラカ フォーエバー6アイパレット

肌にしっくりなじむベージュトーンに、みずみずしくあふれるように輝くグリッターをセット。

D．かならぼ フジコ プランピーリップ

ぷっくりと艶めくイエローグロス。

【4】「ピュアグリーン」で今っぽシャレ顔に

＼こっくりシアーなリップとのギャップで今っぽく／

【How to】

【使用アイテム】
A．RMK デューイーメルトリップカラー

体温でとろけてシアーなツヤ薄膜がフィット。

D．シャネル オンブル エサンシエル

まぶたにするりとなじむ、透明感あふれるミントグリーン。

【5】「キラキラアイライナー」で儚げなきらめきを

＼儚げなきらめきをあえて大胆に盛るのが新鮮☆／

【How to】

【使用アイテム】
B．セザンヌ ペールトーンアイシャドウ

ピンクグレージュのラメを効かせた、ピンクニュアンスのアイパレット。

C．ジルスチュアート ビューティ パステルペタル ブラッシュ

澄んだ明るさをもたらすライラックカラーのふんわりチーク。

【6】甘いだけじゃない「ムーディなピンク」メイク

「ピンクを今っぽく、ムード良くつけこなすポイントは3つ。まずは、ほんのりくすんだモーヴピンクを選ぶこと。そしてメイク全体をピンクワントーンでまとめ、’80 年代的なムードを加味すること！」（中山さん）

【How to】

【使用アイテム】
セルヴォーク ヴァテックアイパレット

透明感たっぷりのモーヴ＆ピンクと、くすみブラウンが、シアーかつ鮮やかに発色。

プラダ ビューティ モノクローム ウェイトレス リップカラー（スムース ナイロン）

柔らかな輝きをまとったローズヌード。

【秋】おすすめ「6つのカラーメイク」

【1】グレー「スモーキーアイ」のピュアシックメイク

【How to】

【使用アイテム】

A.コーセー ファシオ ウルトラ WP マスカラ（ロング）

4種の繊維がまつげに絡みついて劇的ロングに。

B.イミュ オペラ アイカラーペンシル

グレイッシュなモーヴカラーにシルバーの光が揺らめく神秘的なカラー。

C.THREE ユナイテッドフルイドアイカラー

ジュエリーにも負けない眩い輝きを閉じ込めたシアーブラック。

E.ヴァレンティノ ビューティ リキロッソ

マットタイプのリキッドルージュ。

F.ディオール ロージー グロウ

肌の透明感を引き立てるディープなプラムカラー。

【2】「デニムブルー」のロマンティックメイク

【How to】

【使用アイテム】

A．エトヴォス ミネラルロングラッシュマスカラ

保護・保湿・補修効果を兼備し、ハリのある印象に。

B．カネボウインターナショナルDiv. KANEBO シャドウジェルライナー

F．セルヴォーク アラウズリップス

ほんのりミルキーなシアーモーヴ。

G．NARS アフターグロー リキッドブラッシュ

クリーミーなテクスチャーがシームレスに溶け込むダスティローズチーク。

【3】「ブラウンメイク」で洗練された華やぎを

【How to】

【使用アイテム】

A．カネボウインターナショナルDiv. KANEBO シャドウジェルライナー

肌から浮かずに目元を際立てるグレージュ。

B．msh ラブ・ライナー オールラッシュ マスク ロング ＆ セパレート

地まつげの1.5倍を目指す、ブランド史上最長ロングタイプ。

C．ボビイ ブラウン ロングウェア デュアルエンド クリーム シャドウ スティック

マット＆シマーカラーが1本に。

D．SUQQU リクイド ラスター アイズ

レッド、ゴールドのパールを忍ばせ、浮かない華やかさを成立させた深みブラウン。

E．ディオール ロージー グロウ

ピュアな透明感を宿すピンク。肌のpHと水分量に反応して色づく特別感もたまらない。

F．シャネル ルージュ ココ ブルーム

リッチなツヤとボリューム感のある、地味見えしないベージュリップ。輝き・発色・プランプ効果が長時間持続。

【4】「ブルーマスカラ」で大人のこなれ感を

「寒色はアイシャドウで取り入れると、どうしても古くなりやすいけれど、マスカラならさりげないのに確実に盛れて、洗練させてくれます。こっくりとしたテラコッタブラウンの目元に、鮮烈に輝くブルーマスカラを差すだけで、たちまち新鮮にあか抜け！ 黒や茶のマスカラでは出せないメリハリ感で、簡単にしゃれた印象がかないます。」（林さん）

＼ベーシックにスパイスをちょっぴり足す感じが大人に◎／

【How to】

【使用アイテム】
B．イヴ･サンローラン クチュール ミニ クラッチ

くすみを含むテラコッタカラーがしゃれ感を演出。見た目よりもシアーな発色で、濃度調整がしやすい。

C．ジルスチュアート ビューティ ニュアンスブロウパレット

眉毛に血色感を与え、目元に優しい温度をプラスするレッドブラウン系。

D．セザンヌ チークブラッシュ

パウダーレスな質感で、肌に自然に溶け込みながらナチュラルな血色感をオン。さりげなく顔だちを引き締めるシナモンブラウン。

E．スナイデル ビューティ ピュア リップ スフレ

柔らかなスフレマットな質感のリキッドリップ。顔色を明るく引き立てながら、シーズンムードを深める黄みブラウン。

【5】「グリーンシャドウ」で多幸感とフレッシュさを

「カラーがもたらす多幸感や新鮮さを楽しんでほしい！ という想いから、今回のライムグリーンの目元が主役のメイクを提案。こんな風にまぶたの狭い範囲にピンポイントでカラーを効かせれば、カラーメイクでも派手になりすぎず今っぽい印象に。新しいアクセサリーをつけるくらいの感覚で、気負わずに楽しんでみてください。」（向井さん）

【How to】

【使用アイテム】
B. 常盤薬品工業 カラーエディットパウダーブロウ

眉毛を柔らかな質感に見せ、優しくフェミニンな表情を誘引するモカブラウンのバリエ。

C. コーセー ヴィセ ブロウ リフト

みずみずしいクリアジェルが毛流れを矯正しながら強力キープ。

E. NARS アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック

フレッシュなかわいさが艶めくコーラルリップ。リップケア効果に優れ、塗る度に柔らかに潤った唇に。

【6】「玲瓏アイパレット」で魅惑的なムードに

＼教えてくれたのは…人気ヘア＆メイク イワタユイナさん／

【How to】

【使用アイテム】
B. カネボウインターナショナルDiv. KANEBO シャドウジェルライナー

凜（りん）とした眼差しを印象づけるグレージュのアイライナー。まつげの影になりすますようにピタリと密着。

C. THREE ワイズアイズパースペクティヴ マスカラ

深く艶めくボリューム感をまつげにオン。

【冬】おすすめ「4つのカラーメイク」

【1】「キラめきピンク」で華やかに

「ピンクラメだけだと大人にはかわいすぎるかもしれないけれど、ベーシックなブラウンシャドウを仕込んでおくことで、しっくりなじんでトライしやすくなります。眉にもピンクみとキラめきをプラスして、華やかさを添えながら品良くまとめて」（林さん）

【How to】

【2】じんわりにじむ「透けピンク」で大人っぽく

「質感と色味が異なるピンクをMIXすることでさりげないメリハリ感を出しました。さらに締め役としていい仕事をしてくれるのが、くすみモーヴの薄膜リップ。ピンクの目元＆チークの甘さを抑え、抜け感と大人っぽさをかなえてくれます」（林さん）

【How to】

【使用アイテム】

A．シャネル レ ベージュ ヘルシー グロウ ブラッシュ

透ける血色感をかなえるパウダーチーク。

C．常盤薬品工業 エクセル カラーエディットパウダーブロウ

【3】引き算メイク」で上品な華やぎを

ジャケットの襟元＆袖口から同系色のラメニットカーディガンをチラリとのぞかせたら、メイクは肌と口元にツヤ未満の微光沢を。知性を感じる上質な輝きは、オフィスで決して浮くことなく、上品な華やぎを添えてくれます。

【How to】

【4】「ツヤピンクリップ」で甘さたっぷりに

「ちゅるんと透けるツヤピンクのリップは、一見物足りなく感じるかもしれないけれど、血色チークをしっかりめに入れると今っぽいバランスに。チークを立たせるために目元もニュートラルな色で主張を抑えると好バランス」（林さん）

【How to】

【使用アイテム】
A.コーセー ヴィセ エッセンス リッププランパー

大粒パールがたっぷり。 厚みのあるツヤ膜とプランプ効果で、塗るだけで唇がぷっくりつやん。自然な血色感で顔色を明るく彩るベージュピンク。

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。