健康・ヘルスケア
2021.7.17

「デリケートゾーン」は、すべて処理しちゃダメってホント? 真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

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日々の生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回のテーマは「ムダ毛の処理」にについて。最近、意識が高まっている部分といえば、デリケートゾーンの毛の処理について。レーザー脱毛での処理を行う人が増えた中、ギモンなのが処理の度合い。全部処理をしない方がいいってホント? 医療機器と正しい知識で美肌に導くプロ・慶田朋子先生に「デリケートゾーンの処理」について、お話を伺いました。

Q:「デリケートゾーン」は、すべて処理しちゃダメってホント?

そろそろ水着が恋しくなる時期。そこで気になるパーツといえば、デリケートゾーンの毛について。「少し残してキレイに整える」派もいれば、「全部処理してツルツルにする」という人も。

でも、デリケートゾーンって、すべて処理しても大丈夫なもの? 毛は外からの細菌などから守るフィルター効果になるのでは? そこで、レーザー脱毛を始め、正しい知識で美肌に導くプロ・慶田朋子先生に疑問を投げかけてみました。果たして慶田先生のお答えは…?

A:ウソ

「デリケートゾーンの毛は、衣類のない時代はフィルターとして効果を発揮していました。洋服やパンツを履いていないので、外からのホコリやゴミ、細菌などが侵入しないよう、毛が体を守っていたのです。アフリカなど日差しが強い国の方は、髪の毛はチリチリしている人が多数。あれは髪の毛で、紫外線や太陽光の熱射から頭皮を守るため。アフリカで生まれた人類の祖先が日照時間の少ないエリアに拡散するにつれ、皮膚の色や頭髪の形状も変わっていったと推測されています。

多くの哺乳類は体毛で覆われていますが、人間の体は衣類をまとうようになり部分的になってきました。このように外的刺激から守るための毛も、環境に合わせて変化するものなのです。現在は、下着も洋服も着用する時代。毛がなくても、大きな問題はありません。むしろ、衣類を着ているからこそ、デリケートゾーンは蒸れますので、V・I・O部位のハイジニーナ脱毛は衛生的でアリだと思います」慶田朋子先生・以下「」内同)

若い人は男女ともにすべて脱毛する人が増!

「20代など、若い世代はすべてVIOを処理する人が増え始めています。その背景には、男性でもデリケートゾーンの脱毛をする人が増えているからかもしれません。実は、ボサボサなのは日本人ぐらい。海外ではポイントで残す場合もあるけれど、他はツルツルということが男女ともに多いのです。

女性患者さまが多い当院では、今の所、トランクスで隠れるエリアは男性患者さまの施術は承っておりませんが、男性向けの脱毛クリニックも増えています。男女ともにVIO脱毛の需要は益々高まっていると言えそうです」

介護問題での大人のVIOも話題

「私のクリニックでは、大人のVIO脱毛が増えています。その背景には介護問題があります。オムツを着用する際、デリケートゾーンに毛があると、毛に尿や便が付着して絡まるように。ふき取る場合もなかなか全部きれいに取り切れません。また、オムツ着用の場合は、尿意を感じたときに自らトイレに行くことは減りますので、毛に付着したまま過ごすことになります。

介護士さんは多くの方を見ているので、すぐに変えてもらえるという幸運なことはなかなかありません。1〜2時間経過してしまうと、排せつ物が毛にこびりついて落としきれなくなることも多々あります。キレイにしていただいいても、完全にスッキリとクリアになるのは、お風呂に入ったときぐらい。そのため、肌が弱い人たちは荒れてしまうという問題が起きています。このように考えると、毛がないほうが衛生的で、肌も守りやすいと言えます」

銀座ケイスキンクリニック院長

慶田朋子先生

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。豊富な知識とわかりやすい説明で、多くのメディアで活動中。最新の医療機器と注入治療をオーダーメイドで組み合わせ、メスを使わない若返りを叶える美容皮膚科医としても人気。著書に『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)など。
「デリケートゾーン」は、毛が多いとにおうってホント? 真相を専門家に直撃!

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文/むらなかさちこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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