【性のお悩み】「濡れにくくて性交痛がつらい」その原因は女性ホルモンにあり!?|女医が回答
性交痛が辛い原因は女性ホルモンも関係している模様。大切なのはパートナーとのコミュニケーション!おすすめのアイテムもご紹介します。
Q.年々濡れにくくなって性交痛がつらいんです
A.つらいと思うとさらに濡れにくくなるかも。パートナーとの協力、リラックスが大事です。
「性交痛の原因となる腟の潤いや弾力不足は、 女性ホルモンの減少やバランスの乱れ がひとつの要因です。少し上の世代になると、 腟の萎縮 も。また、男性本位だったり、前戯が不充分だったり…、 セックス自体へのストレスや不満 が影響している場合も多いです。我慢せず、パートナーに相談して、 お互いに心地のいい方法 を見つけてみては?」(内科医・桐村里紗先生)
「腟粘膜の潤い不足による痛みなら、 潤滑ゼリー などを使ってみるのも良いでしょう。問題は、 痛みと同時に出血 があるケース。 腟炎 などを起こしているかもしれないので要注意です。出血が頻繁な場合は、一度婦人科を受診してください」(吉形先生)
潤滑ゼリーで腟が潤えば、痛みも軽減!
デリケートゾーンを素早くなめらかに!
水溶性でベタつかず、自然な使用感。透明、無臭のゼリータイプ。
小林製薬 フェミニーナなめらかゼリー 50g ¥1,430
自然な潤いと使い心地。無臭・無色透明で、洗い流しも簡単!
不要な成分を極限まで除外した、腟内pHに影響を与えないシンプル処方。
日本家族計画協会 リューブゼリー 55g ¥1,100
Point
セックスやアンダーヘアのことは、なかなか人に相談しづらいけれど、悩みにピンポイントのケアアイテムがいろいろあるのでチェック&活用して!
『美的』2021年5月号掲載
イラスト/チブカマミ 構成/つつみゆかり、有田智子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
きりむらりさ/予防医学の専門医として、体臭の原因となる疾患や対策を研究。栄養療法や常在細菌学を用いた予防医療にも詳しい。