健康・ボディケア・リフレッシュニュース
2021.10.5

キレイ磨きは「界」で! 癒しの温泉宿でかなえる ハッピー&トータルビューティ<第2回>

温泉でゆったり&ほっこりしながらキレイ磨きをしたい!…という皆さんに、状況が落ち着いたらぜひ訪れてほしい癒しの温泉宿、それが「界」です。

「界」は現在、日本全国に18施設を展開。今後数年かけて日本有数の温泉地に約30か所を展開し、日本の旅の拠点となることを目指しています。「うるはし現代湯治」や「ご当地部屋」、その土地ならではの旬の食材を使った豪華な食事etc.、「界」にはオリジナルの、キレイに効くこだわりのおもてなしがたくさん! キレイ磨きだけでなく、頑張った自分へのご褒美にもぴったりです。

「界」は日本全国に18か所。心惹かれる宿にぜひ訪れて!

●界 長門(山口県・長門湯本温泉)

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2020年3月に山口県 長門湯本温泉にオープンした「界 長門」。ここのテーマは、藩主を癒した温泉街で武家文化を体現した「藩主の御茶屋屋敷」。山口県の伝統工芸である萩焼・徳地和紙・大内塗・萩ガラスなどがあしらわれた客室、そして床の間の掛け軸や飾りを表現したロビーなどが特徴です。

長門湯本温泉は山口県最古の温泉で、室町時代から藩主が湯治に訪れていたそう。湯はpH9.9とアルカリ成分が強く、まるで化粧水のような成分の泉質で美肌効果も◎。湯温が高い「あつ湯」と源泉掛け流しの「ぬる湯」の2種類がある内風呂と、露天風呂を備えています。プライベートが保てる半個室の食事処では、山口県名産のふぐやイカなどを使った美しい料理に舌鼓。また、宿には宿泊者以外でも利用できる「あけぼのカフェ」が併設されているなど、ご当地グルメも存分に楽しめます!

●界 阿蘇(大分県・瀬の本温泉)

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標高1,000mの阿蘇くじゅう国立公園に位置し、8,000坪の敷地にわずか12棟の露天風呂つき離れが点在する「界 阿蘇」。すべての客室が溶岩を材料に用いた茶器や、小国杉のテーブルなど、カルデラが育んだ自然素材をインテリアとして取り入れた「ご当地部屋」というのが最大の特徴です。

全客室のテラスには、森にせり出すように露天風呂が設けられ、好きな時間に好きなだけ温泉が楽しめます。敷地内の2本の源泉からくみ上げられた湯は少し白濁してとろみがあり、肌をしっとりさせてくれるだけでなく、湯冷めしにくいというのもうれしいポイント。また阿蘇カルデラの魅力をスタッフがバーテンダーとなって解説する「カルデラBAR」や、大地のエネルギーを感じながら体を動かす「カルデラ体操」などの体験プログラムも。ここを訪れれば、心身ともにパワーをもらえること間違いなしです!

●界 別府(大分県・別府温泉)

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「界 別府」は2021年7月にグランドオープンしたばかり。九州では「界 阿蘇」、「界 霧島」に続き、3施設目となりました。この宿のコンセプトは「ドラマティック温泉街」。すべての客室からは別府湾を一望でき、海を絵画のように楽しめる「ピクチャーウィンドウ」が特徴です。館内には和紙のちょうちんが照らす石畳の路地や温泉街にある土産店など、賑やかな別府の温泉街をイメージする空間が広がり、時間帯ごとにさまざまな情景がドラマティックに変化する様を楽しむことができます。

昼間は別府湾を眺めながら足湯につかったり、源泉&アロマオイルを使った「温泉ミスト作り」を楽しんだり。夜はラボで昭和レトロな「スマートボール」や、観光名所「血の池地獄」「海地獄」などをイメージした「温泉モクテル」を体験したり。アクティビティも満載だから、飽きのこないステイを楽しめます。

●界 霧島(鹿児島県・霧島温泉)

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2021年1月にオープンした「界 霧島」のコンセプトは、「桜島をはるかに見渡し、湯浴み小屋でうるおう宿」。天孫降臨の神話が残る高千穂峰の中腹に位置し、霧島高原の先に広がる錦江湾と桜島を見渡すことができる湯宿です。すすき野原に佇む「湯浴み小屋」では豊かな自然を眺めながら、霧島山から湧出された硫黄泉につかって心身ともにリラックス。客室は全室ご当地部屋「薩摩シラス大地の間」になっていて、鹿児島県の伝統工芸品である薩摩和紙や大島紬、鹿児島県特有の火山噴出物であるシラスを使ったベッドボードなどがあしらわれています。

また、ご当地の文化を体験する「ご当地楽(がく)」では「天孫降臨ENBU」を上演。日本の建国と歴史の始まりとされる、霧島の地で語り継がれてきた神話の一部のストーリーをスタッフが神楽鈴と太鼓を使い、躍動感あふれる舞にして演じてくれます。絶景を楽しみながら神話に思いを馳せる…そんな贅沢な時間を過ごしたいという人には、「界 霧島」が特におすすめです。

●界 津軽(青森県・大鰐温泉)

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弘前駅から電車で10分。「界 津軽」は、古くから湯治場として知られる津軽の奥座敷に佇む温泉旅館です。2019年にリニューアルし、津軽文化と四季を感じる「津軽四季の水庭」が誕生。深みのある独特な風合いが特徴の「津軽金山焼」や、色ガラスを美しく調合した「津軽びいどろ」など、津軽の伝統工芸品に触れながら、四季折々の水庭の風景を楽しめます。ここではリンゴ酢やごぼう茶など、青森ならではの飲み物のおもてなしも!

大きな窓越しに趣のある風景を眺められる大浴場は、青森ヒバの湯船。古くから湯治にも使われてきた大鰐温泉のとろみの湯に身をまかせ、芯から温まれば美人度がアップ。また、青森の旬を堪能できる特別会席は、春は花見蟹と和牛、夏はあわび、秋冬は大間のまぐろなどをご用意。青森が誇る地酒とのマリアージュもぜひ楽しんでみて!

●界 川治(栃木県・川治温泉)

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鬼怒川温泉駅から車で約15分。渓流のせせらぎと水車に出迎えられる、里山風情漂う温泉旅館です。川治温泉は鬼怒川と男鹿川が合流する峡谷に開けた温泉郷で、山間の閑静な環境にあり、湯の街情緒もたっぷり。そこに佇む「界 川治」には、武家屋敷を思わせるどっしりとした長屋門があり、玄関に続くアプローチを進むと、水車の音が優しく響き渡ります。

川治温泉は、かつては会津西街道を通る旅人の温泉宿場として栄え、「傷は川治、火傷は滝(鬼怒川)」と言われるほど、すり傷などの創傷に良いとされてきました。大浴場には男女ともに内風呂とふたつの露天風呂があり、檜造りの湯船がある内湯は開放感のあるゆったりとした空間。渓流のせせらぎを聴きながら、贅沢な湯浴みが楽しめます。食事は栃木の里山を感じさせる、遊び心あふれる会席料理。中でも「和牛と猪の味噌土手鍋会席」は絶品! また、縄文時代から主食とされてきた五穀のひとつである「大豆」、大切な原動力として昔から大切にされてきた「水車」や「石臼」など、里山の知恵を楽しめるおもてなしも充実しています。

●界 鬼怒川(栃木県・鬼怒川温泉)

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首都圏から車で約2時間。鬼怒川渓流に面した小高い丘の上に佇む温泉旅館です。スロープカーでたどり着くエントランスホールには、益子焼でできた水琴窟からの柔らかく澄んだ音色がこだまします。館内の至るところに「益子焼」「黒羽藍染」「大谷石」が使われ、民藝に縁の深い土地ならではのおもてなしにこだわっているというのも特徴です。

鬼怒川温泉のアルカリ性単純温泉は体に優しく、長湯をしても疲れにくいので何度も繰り返し入れます。食事は龍王峡の龍神伝説にちなみ、荒ぶる龍神のダイナミックさを料理で表現。春夏は焼き石にお湯をかけ、その蒸気で食材を蒸し上げる「龍神蒸し」、秋冬は焼き石を鍋に入れ、ぐつぐつと煮込む「龍神鍋」をご用意。かんぴょうや巻湯波など、鬼怒川ならではの食材もお楽しみのひとつです。四季折々の美しい風景と美肌の湯、そしてダイナミックな料理を堪能したい人はぜひ「界 鬼怒川」を訪れて!

●界 日光(栃木県・中禅寺温泉)

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奥日光の入り口に位置し、中禅寺湖のほとりに佇む「界 日光」。中禅寺湖は標高1,300mと日本一標高の高い湖として知られ、夏でも気温が約20℃と過ごしやすいことから、古くから避暑地として親しまれてきました。「界 日光」は、3,000坪という土地に33室だけという、贅を尽くした造り。日光東照宮をはじめとする社寺を中心に発展した建具「鹿沼組子」を客室やロビーに取り入れ、社寺参拝の際に履かれた「日光下駄」を用いたおもてなしも用意されています。

大浴場は男女それぞれに内湯と外湯を備え、開放感ある内湯には檜造りの湯船があり、木の温もりを感じることができます。野趣あふれる露天の岩風呂だけでなく、貸切り(予約制)で利用できる「白糸」という名物露天風呂も。湯浴みの後は中庭を愛でながら、湯上がり処で湯涼みする時間も至福です。そして客室は、すべてが中禅寺湖と男体山を望むレイクビュー。美しい景色を楽しみながら、贅沢な癒しの時間をぜひ楽しんで!

●界 仙石原(神奈川県・仙石原温泉)

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古くから別荘地として発展し、美術館や博物館の点在する箱根仙石原。この地で芸術家の息づかいを感じながら、仙石原の自然を満喫できるアトリエ温泉旅館、それが「界 仙石原」です。標高約700mの仙石原高原の雄大な自然に抱かれた、全室露天風呂つきの客室。内なる表現欲を掻き立てる「アトリエライブラリー」。美しい器を楽しみながら、焼き石でいただく豪華な会席料理…。至るところにアートが感じられるのも大きな魅力です。

大涌谷から引いた湯は、やや白濁したpH2.0の酸性の硫酸塩・塩化物温泉(レモンとほぼ同じ酸性レベル)。短時間の入浴でも肌がなめらかになり、全身がしっかりと温まります。大浴場の内風呂には「あつ湯」と「ぬる湯」があり、酸性の「あつ湯」で温まった後に「ぬる湯」につかると肌を落ち着かせる効果も! さらに露天風呂からは光の水庭と四季の移ろいが楽しめる…。アートと温泉、自然をすべて楽しみたい人には特におすすめです。

●界 箱根(神奈川県・箱根湯本温泉)

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昔から、街道を行き交う旅人の疲れを癒してきた箱根湯本温泉。「界 箱根」は旧箱根街道沿いの、須雲川に面した地にある瀟洒な温泉旅館です。開放的な半露天の大浴場では、目前に迫る大きなモミジを見上げながら湯浴みを楽しめます。高低差のある箱根の山では多種多様な木材がとれることから、木の色合いや木目でデザインを作り出す「寄木細工」が江戸時代から盛んでした。館内では、ロビーや客室などさまざまな場所でこの箱根寄木細工の器や掛け軸、家具を取り入れ、この土地ならではの文化を伝えています。

数多くある箱根温泉の中でも筆頭に上がる箱根湯本温泉は、冷え性などにも良いとされるナトリウム一塩化物泉。その源泉をたたえた古代檜の浴槽から眺める湯坂山の四季折々の風情も格別です。また、箱根は温泉地として欧米人や上流階級の人が多く訪れ、早くから西洋料理が親しまれていたエリア。近隣の山海の幸を用いた、旅人を癒す美食も要チェックです。箱根の宿場町をイメージしたご当地楽「寄木CHAYA」は毎日開催。全室リバービューの客室でも、きっと日頃の疲れが癒されるはず!

●界 伊東(静岡県・伊東温泉)

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全国有数の湯量を誇る伊東温泉に位置する「界 伊東」。ここではその源泉を4本も有し、毎分600リットルと豊富に湧き出る温泉を、大浴場、客室、源泉プール、足湯など、館内の至るところで存分に楽しめます。

客室のすべては、伊東の四季の草花をテーマにデザインされた「伊豆花暦の間」。入り口では二十四節気を表現する「木漏れ日行灯」がお出迎え。また、地元の染色家によって草花や木の枝から染め上げられた糸を使い、四季の移ろいを織り上げた「花暦スクリーン」も室内における見どころのポイント。最大8名まで宿泊できる「特別和室」もあるので、家族や仲間とみんなで訪れるのも◎。もちろん、伊東名物「金目鯛・伊勢海老・鮑」を使った特別会席プランも大人気。キレイ磨きを楽しみながら、おなかも心も満たされます!

●界 アンジン(静岡県・伊東温泉)

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16世紀末に日本に漂着し、徳川家康に取り立てられてサムライとなった英国人航海士、三浦按針(ウィリアム・アダムス)ゆかりの地に建てられた温泉旅館。彼が日本初の西洋式帆船「サン・ブエナ・ベントゥーラ号」を伊東の地で造船したことにちなみ、「界 アンジン」と名づけられました。この宿のテーマは「船旅」。館内装飾に海や船旅をモチーフにしたデザインを取り入れるとともに、按針の出身地である英国の文化を楽しめるさまざまな取り組みが施されています。

客室は、全45室がオーシャンビュー。客室ごとに異なるデザインが施され、ローベッドとソファの快適空間に船にまつわるアートワークが飾られています。また、オリジナル寝具「ふわくもスリープ」が深い眠りへと誘ってくれるというのも魅力。大海原を望む最上階の大浴場や、按針が作った船の甲板をイメージした「サンブエナデッキ」からの眺めも最高! 異国情緒あふれるモダンな空間で過ごす時間は、きっと心の美容液にもなるはずです。

●界 ポロト(北海道・白老温泉)

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2022年1月に北海道・白老温泉に開業予定の「界 ポロト」。界ブランドにおける北海道初進出の、記念すべき温泉宿です。コンセプトは、「ポロト湖の懐にひたる、とんがり湯小屋の宿」。ポロト湖を敷地内に大胆に引き込んだ造りが特徴的で、すべての客室が湖に面しており、雄大で美しい風景を堪能。宿の設計はアイヌ文化を尊重し、異なる民族との共生を体験できるように造られたというのも大きなポイントです。

世界的にも珍しい「モール温泉」が湧き出るという白老温泉。天然植物由来の腐植質の有機物を含有し、独特な茶褐色の湯が特徴です。そこに含まれるフミン酸やフルボ酸は化粧品にも配合されることから、美肌効果はバッチリ。泉質はアルカリ性で、古い角質を落としてターンオーバーを促進。湯上がりの肌はすべすべ&なめらかに整います。趣の異なるふたつの大浴場「△湯(さんかくのゆ)」と「○湯(まるのゆ)」を入り比べてみるのも楽しそう! 北海道の大自然に抱かれながらキレイを磨く…そんな至福の時間こそが、美をさらに高めるためには必要かもしれません。

界とは?

星野リゾートが展開する温泉旅館ブランド。現在、北は青森から南は鹿児島まで日本全国に18施設を有し、その土地の魅力を最大限に堪能できるのも魅力。2022年1月には北海道・白老温泉に「界 ポロト」がオープン!

1泊2食つき¥22,000~(2名1室利用時1名あたり、サービス料込み)

予約・問い合わせはこちらから!
https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/

第1回目の記事はこちら!
https://www.biteki.com/life-style/others/905836

 

構成/内田淳子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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