ボディケア
2016.6.10

驚くほど疲れが取れる!舞台女優の「寝る前5分」体ほぐしストレッチ

「寝ても疲れがとれない……」「肩こりがひどくなる一方」など、「疲れのせいで毎日すっきりしない!」という方も多いのではないでしょうか。疲れが蓄積していくと週末だけではリセットできないほど、体は疲労してしまいます。

そこで今回は、美容ライターとして活動する筆者が、寝る前に行う簡単ストレッチをご紹介します。ストレッチのおすすめの回数も記載していますが、きっちり行わなくてもOK。体と相談しながら、気楽に行いましょう。

 

■1:浅くなった呼吸を改善

デスクワークや家事の疲れで上半身が凝り固まると、呼吸が浅くなってしまいがちです。そこでストレッチをしてみぞおちを緩めることで、呼吸を深く行えるようにしましょう。

正座をし、足を開きます。胸の中央、肋骨の下側の窪みから指3本下に、手の指を伸ばして当てます(冒頭画像の1参照)。フーッと、口から息を吐きながら体を前に倒していきましょう。息を吐きながら、みぞおちの中に指が入り込んでいくのを感じてください。

体を倒していく際に、お腹に力が入ると指を跳ね返してしまいます。腹筋を使わないようにゆっくり倒していくのがポイントです。息を吐き終わったら、鼻から息を吸いながら起き上がりましょう。5回程繰り返します。

 

■2:上半身のゆるゆるストレッチ

上半身を緩めるエクササイズです。ストレッチを行う前に、立ったまま軽く前屈をし、体の固さを覚えましょう。

まず足をクロスして立ちます。そして体を前に倒して手を重ねます(上画像1参照)。上半身を軽くバウンドさせながら、重ねた手を8の字に15回まわしましょう(上画像2参照)。15回体を揺らしたら、足のクロスを反対にしてまた15回行います。腕だけを動かそうとすると体のバランスがとりにくいため、体を上下に緩めながら行ってください。

ストレッチが終わったら、体を起こし、もう一度前屈をしてみましょう。はじめより柔らかくなっていれば成功です。

 

■3:肩こりにも効く!猫背で固まった体を伸ばす

胸郭を広げ、猫背で丸まった肩を伸ばすと血流がよくなります。また、脇には大きなリンパがあるので、上半身のむくみにも効きますよ。

立膝をして、足を肩幅に開きます。片腕を伸ばし、脇が床につくように体重をかけていきます。ゆっくりと3回深呼吸しましょう。

片方が終わったら反対側も行います。勢いをつけずに、上画像の赤い部分をゆっくりとじわじわ伸ばすことがポイントです。

 

■4:固まったお尻をほぐす下半身のストレッチ

普段あまり伸ばすことのない、お尻横の筋肉をストレッチします。お尻の筋肉が凝り固まっていると腰痛を引き起こす原因にもなります。寝る前にリセットしましょう。

上画像1のように、右足を外側にして足を組みます(あぐらではありません)。口から息を吐きながら、体を前に倒してください(上画像2参照)。お尻の横から、太もも横が伸びているのを感じましょう。体を前に倒したまま、下腹部を膨らませるように深呼吸をゆっくり3回行います。深呼吸をしたら、今度は左足が外側になるように足を組み替えて、ストレッチを行ってください。

 

以上、5分でできる簡単ストレッチをご紹介しました。「今日は何もしたくない」と思う日もありますが、翌日のためには、体をほぐしておくことがとても肝心です。ストレッチは寝つきも良くなるので、おすすめですよ。

 

初出:美レンジャー  ライター:鈴木たかこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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