ボディケア
2024.2.18

「私、何もしてない」と言う美人の嘘と真実|美容家・深澤亜季のルンルン ビューティ【vol.20】

「何もしていないの」というキレイな人ほど、美容ごとがルーティン化されている

謙遜する美人には、3つのパターンがある

亜季:こんにちは。美容家の深澤亜季です。今回は美人特有の言動について考えてみたいと思います。それは「キレイにしている人ほど『特に、何もしていない』と自称する謎」。

エディターM(以下M):美人あるあるですね。本人は「特別なことは何もしてない」って言うけれど、話を聞いてみれば実はいろいろしていてすごいぞ、という。

1つめの説は「遺伝子に感謝。ただし35歳以下に限る」

亜季私は3つのパターンがあると考えています。ひとつは、嘘偽りなく、本当に何もしていない人。生まれつき肌がキメ細かくもちもちで、髪もサラサラ。ただし、そういう人はたいてい、35歳以下。大人になってまったく何もしないで美肌、美髪、という人には私は会ったことがありません。

M:生まれもっての恵まれた資質で35歳まではキレイでいられるけど、だんだんそうもいかなくなってくる、ということですね。

亜季:はい。それどころか、今まで何もしてこなかった分、40歳を超えると途端にオバチャン化してしまったりする…。ちょっと厳しい言い方になってしまいますけれど。大人になってからの「キレイ」は長距離走なので、手をかけている人とそうでない人との差が、どんどん広がっていくんです。

2つめは「白鳥」説。ただし近年減っている

亜季もうひとつのパターンは、たしなみとか奥ゆかしさとか、そういった価値観からくるもの。美容のために努力していることを、他人には見せたくない、つまり水面上は優雅で涼しい顔をして何もしてない風だけど、水面下ではバタ足してる白鳥タイプ。私の知る限り昭和世代、50代以上のキレイな人に多い印象です。
このタイプは、むしろ「私、何もしてなくて…、今流行りの美容法を教えて」 と、キレイに対するガッツが衰えないどころか勝っていく感じもあります。

M:歯列矯正の広告とかでも「他人にバレない、人から見えない矯正方法」とアピールされているものもありますものね。

亜季近年は、そういった価値観も変わりつつありますよね。SNSで「○○クリニックで○○をしてもらいました! こんなにキレイになって満足しています」と積極的にアピールする人も増えています。
世代で変わるのかな、と思います。今は、若いうちから美容医療を積極的に取り入れていることをステイタスに感じている人も増えているし、SNSなどでPRすることがメリットになることも。昔は、そういったことはあからさまにせずに「あの人はなぜかキレイ」と神秘的に思われることの方がよしとされた時代でしたが、今はシェアする時代ですね。

ガブリエル・シャネルの名言。「20歳の顔は自然からの贈り物、30歳の顔はあなたの人生。でも、50歳の顔はあなたの功績よ」。まさに、その人の美意識や、キレイのルーティン効果が目にみえて現れるのが40歳以降ですね。

3つめの説にこそ、美人が美人たる秘密が隠されている

亜季:そして3つめは、「キレイのために努力していても、本人としては特別なことは何もしていないと本気で思っている」パターンです。
朝の洗顔後に、シートマスクを貼るのが習慣になっている人がいるとしましょう。彼女にとっては、それは当たり前のルーティンで、まったく特別なことではない。でも、たとえば一緒に旅行に行った友達がそれを見たとしたら、「彼女は旅先でも朝からマスクをしている! 意識が高い‼︎」と思いますよね。

M:本人の「当たり前」と、周りから見たときの「当たり前」とにギャップがあるんですよね。キレイにしている人は、そもそもの「当たり前」のレベルが高い。

亜季:もはや「キレイでいるための習慣」が、歯磨きと同じレベルでルーティン化されたら、キレイになれたも同然です。そういう〝本人にとっては何の苦もなく、努力でもなく、当たり前のように続けている〟ルーティンをたくさんもっている人は、キレイでいられるんです。

M:亜季さんご自身もそうですよね。特別なダイエットはしたことがない、と言うけれど、20代の頃から体重に変動がなくてスリムな体型をずっと維持している。

亜季:スイーツも食べるし、お酒も飲む、パスタも大好物です。過激なダイエットをしても続かないことはわかっているから、本当に特別なことは何もしていないんです(笑)。でも、そうですね、太らないような生活習慣を続けていることは確かです。前日の食事がヘビーだったときは、翌日の食事を軽くして調整しています。夜遅くに甘いものや油っこいものを食べたりすることもありません。そもそも、毎朝起きたらすぐに体重を測ってアプリに記録しているので、その体重をキープすることが当たり前で、急に太ったりやせたりすることがないんですよね。

M:キレイな人は、そういう「そんなこと当然で、するのが当たり前でしょ?」というマイルーティンが多いわけですね。

亜季:はい。そしてポーラ幸せ研究所では、「美容ルーティンが多い人ほど、幸福感が高い」という研究結果を発表しています。キレイを実践している人ほど、ルンルン♪ なんです。

毎朝のルーティンで体重を測ります。測る時のポイントは、毎日、朝起きてすぐ、パジャマを全部脱いだ状態で、など同じタイミングと条件で測ること。すると、毎日の変化がよくわかるようになります。体重やお肌は、1日の中で測る時や見るタイミングで変わるので、一定の条件にすると、自分の変化がわかりやすくなります♩

美人は、自身をキレイに保つためのマイルーティンをもっている

亜季:美容ルーティンは多いほどいい。ただし、〝自分にとってルン♪ なものに限る〟という但し書きがつきます。

M:どういうことですか?

亜季:たとえばですが、「シートマスクをするのは気持ちいいし効果があるのはわかっているけど、時間がかかるから毎朝続けるなんて面倒…」と思っているなら、その人にとって朝マスクルーティンは始めない方が良いということ。
ルーティン成功のポイントは、やる気ゼロでできること、です。毎日やるぞ! と決めてモチベーションを高めて行うと、高まったモチベーションはいつか必ず下がります。つまり、続かない。モチベーションが高いうちはいいけれど、だんだん「面倒くさいな」「今日はやめておこうか」という日が増えていってしまいます。

M:無理なルールを自分に課すと、「できない私ってダメだわ…」と自己肯定感まで下がってしまいそうですよね。

亜季:そうなんです! そんなことで自分の大切な自信をなくしたり、罪悪感をもつのはいちばん良くないので、始める前に、自分にとって無理なく、楽しく続けられそうなことだけルーティン化することが大切です。
ただ、とはいえ、何事も実際に始めてみないと、続くかどうかわからないということもありますね。そこで、続かなかった時はルンルンビューティーではこう考えます。「コレは自分には向いてない、続かない、好きじゃない、ということがわかってよかった!」と。自分に合わないことの発見は、合うことの発見でもあります!

M:できないこと、したくないことを自分に強制しなくてもいい。楽しいことだけをまずは毎日の習慣にしてみる。そう考えると気がラクになりますね。

亜季:「○○するのがマイルーティン」と決めたら、それによる自分の変化をよーーく観察しましょう。何事も、自分にイイ変化が感じられると、自然と楽しく続けられるようになります。それとは逆に、変化が感じられないと、忘れてしまったり、途端に面倒くさくもなってきます。自分のルンな変化を見逃さず、やる気ゼロでやれるようになったら、“私何もしてないキレイな人” になってるんです!。

毎朝、お香を炊き始めてから、ルンルンなことが起こることが増えた気がして、ルーティンに(笑) お香は、お友達に教えていただいた京都の超こだわりのお香やさんSangaさんのもの。ケミカルなものが一切配合されておらず、またC B Dが配合されてるものなど、深みのある上質な香りに一気にファンに

ルンルン・ビューティ格言 vol. 20
キレイは、日々のルン♪の積み重ね。
自分にとって楽しいことをルーティン化しよう。
続けるほどに美しくなれルン♪

 

連載バックナンバー「ルンルン ビューティ」

美容家

深澤亜季

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写真/深澤亜季 構成/もりたじゅんこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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