ボディケア
2023.7.20

1日100回の【ゆるジャンプ】でくびれ&上向きヒップを短期間でGET! やり方は?

「やせ体質」を手に入れるには、食事制限? それともつらい運動?――いいえ、「姿勢」を整えるだけでいいんです! 費用も広いスペースも道具も不要&今日からすぐに実践できる楽やせメソッドを、3人のプロが伝授します!

美と健康を支えるのが「ゆるジャンプ」!

\こんな人におすすめ!/
  • 急いでスタイルアップしたい人
  • ジムに行く時間がない人
  • ウエストやお尻を引き締めたい人

アンチエイジングや血管障害治療のエキスパート伊賀瀬道也先生は、「跳ぶ」動作こそ短期間で美と健康の近道だと話します。

「子供の頃は縄跳びやトランポリンなど『跳ぶ』運動をよくしていたと思いますが、大人になるとその機会は少なくなりますよね? でも実はダイエットのためにも、骨を鍛えて今後もケガをしにくい体を作るためにも、『跳ぶ』運動はとても重要。主なメリットは左に挙げましたが、美と健康に本当にいいことずくめ。整形外科的な問題がある人は医師と相談の上で行うことが大切ですが、健康な30歳前後の『美的』世代なら、気づいたときにいつでもどこでも始めてOK。水分補給や準備運動を行った上で、1日100回を目安にチャレンジしてみてください!」

 

Lesson1 |「跳ぶ」だけで、美と健康にこんなに多くのメリットが!

全身の筋肉を使うので代謝アップ&やせ体質に!
「ジャンプの際には重力に対して全身の筋肉を働かせるので、自然と代謝がアップ。消費エネルギー量も増えるのでやせ体質になれます」

体幹が鍛えられて前後左右のバランスも◎に!
「まっすぐ跳ぶことで体幹がしっかり鍛えられます。前後左右のバランスも整うので、肩コリ・腰痛などの体の不調にもサヨナラできますよ!」

内臓脂肪が減少して免疫力もアップ!
「内臓脂肪を減少させることによって、免疫力がアップ。感染症の重症化を防ぎ、がんのリスクを低下させることも期待されています」

有酸素運動で脂肪が燃焼し、血管も若返る!
「『ゆるジャンプ』は呼吸を整えながら行う有酸素運動でもあります。脂肪を燃焼させつつ、血管を柔らかく保つ効果もあるんです!」

おなかや太もも、お尻がキュッと引き締まる!
「おなかの筋肉も太もも全体の筋肉もしっかり使います。ジャンプするだけで、ウエストもお尻も引き締まっていくのを実感できるはず!」

骨が丈夫になり、今後も骨折しにくくなる
「『ゆるジャンプ』を行うことで、骨密度もアップ。アラサーのうちに骨を丈夫にしておくと、ずっとケガをしにくく健康でいられます」

 

Lesson2|「跳ぶ」前には、準備運動をしっかりと!

「大人になると『跳ぶ』動作が意外に少ないので、体への負担やケガを防ぐためにも、準備運動が必要不可欠。手首・足首を20回程回し、ひざの屈伸運動は最低10回程度行ってから、『ゆるジャンプ』を始めましょう!」


(1)手首・足首をしっかり回す


(2)ひざの屈伸運動

 

Lesson3  \ポイントは「まっすぐ上に跳ぶ」だけ!/基本のゆるジャンプで全身スッキリBODYを目指して!

『ゆるジャンプ』の初級編がこちら。両手足の力を抜いて、背筋をまっすぐに伸ばして立った状態から、真上にリズミカルにジャンプします。最初のうちは、両足が少し浮くぐらいでOKですが、慣れてきたらジャンプの高さを徐々に上げていきましょう。お気に入りのテンポの良い音楽に合わせてジャンプすると、無理なく楽しく続けられると思います!

【約1分間(100回)】

(1)真上にジャンプ

  • 肩や腕の力は抜いて!
  • 1・2・3と数えながら小刻みにジャンプ
  • 最初は両足が浮くぐらいでもOK


(2)着地するときはひざを軽く曲げる

  • ひざを軽く曲げて着地すると負担が軽く

これも意識すると◎!

\背筋はまっすぐのばして!/

\着地はできるだけ同じ位置に!/

Lesson4|フィギュアジャンプならくびれに効果あり!

「上の初級編『ゆるジャンプ』に物足りなさを感じ始めた人は、こちらの『フィギュアジャンプ』にチャレンジしてみて。わき腹全体にさらに負荷がかかるので、くびれメイクに最適です。猫背や巻き肩の人は、耳の後ろで逆手を組むだけでも、正しい姿勢に修正する効果が期待できますよ!」

【約1分間(100回)】
\両ひじを曲げないように!/

(1)耳の後ろで逆手を組む


(2)そのまままっすぐ上にジャンプ

 

Lesson5|フィギュアひねりジャンプでさらにヒップアップも狙う!

「上の『フィギュアジャンプ』に慣れてきたら、さらに上級編にチャレンジ! 左右交互にひねりの動作を取り入れて、もっとスピーディなウエストシェイプ効果を狙いましょう。垂れ気味のヒップも徐々に上向きに。少しキツイ動作ですが、確実に効果が出るので、無理のない範囲でぜひ実践してみてください!」

【約1分間(100回)】
\跳ぶ瞬間にウエストをひねる!/

(1)ウエストをひねってジャンプ

\跳ぶごとに左右交互にひねって/

(2)着地したら反対側にひねってジャンプ

 

愛媛大学大学院 医学系研究科抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授

伊賀瀬道也先生

 

『美的』2023年8月号掲載
撮影/藤井マルセル(t.cube) ヘア&メイク/相馬久美子(for blast) モデル/横川莉那 イラスト/きくちりえ(Softdesign LLP) 構成/内田淳子、有田智子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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