ヘアのお悩み
2016.9.12

結局ボッサボサの髪に!時短はヤメて「美髪キープ」のポイント3つ

毎日を慌ただしく過ごしていると、短い時間でどれだけ効果的なケアを行うかが“美のカギ”を握りますよね。

よく時短と聞いて誤解されがちなのが、「時短=省略」だと思い込んでしまっているケア。単にお手入れを簡素化することだけが時短ではなく、最小の時間で最大の効果を上げるのが正しい時短美容の考え方です。

とはいえ、何から何までフルコースのお手入れをしていれば“時短”とはいえないですよね。今回は時短美容家の筆者が、美しい髪をキープするために時短すべきではないポイントを3つご紹介しましょう。

 

■1:トリートメント

ツヤツヤで潤いのあるヘアをキープするのに欠かせないのが、キューティクルの保湿と保護。シャンプーとリンスを使っただけの髪と、きちんとトリートメントした髪では仕上がりにかなり差があります。

もちろん、髪質にもよりますが、週に数回のスペシャルケアであってもトリートメントをしっかりしている髪としていない髪では潤い具合が違ってきます。

時短ヘアケアを心がけていても、適度にトリートメントをしておく方がツヤツヤヘアのキープに近道です。

 

■2:乾燥

ドライヤーで乾かすにしても自然乾燥をするにしても、イチバン気をつけるべきが“完全に乾かすこと”。少しでも湿っていれば、頭皮がムレて雑菌の繁殖の原因になります。そして、何よりも濡れてキューティクルが開いた髪を、枕などで摩擦を引き起こしてしまえば、ダメージの悪化につながります。

夜のお手入れで時短を意識すると、髪の乾かし方がおろそかになりがちですが、完全に乾いてから眠るのが美髪づくりの鉄則です。

 

■3:ヘアアイロンの温度

髪を巻く際に、ヘアアイロンを使っている女子は多いですよね。でも、時短を意識して急いでいるときって低めの温度で巻いてしまってはいませんか?

過去記事「寝る時は結ぶ?コテの温度は…“髪を傷めないコツ”美容師が教えます」によると、ヘアアイロンやコテの温度は150度~180度に設定し、5秒以内で仕上げるのがコツとのこと。ダメージを最小限にして髪を巻き上げるには、140度以上の温度でさっと形作るのがポイントです。

急いでいると低温で「このぐらいでイイよね」と巻いてしまいがちですが、時短ケアでも、アイロンが140度以上になるまで待つ時間は大切にしてください。

 

時短を意識すると単に“省略”するケアになりがち。ですが、省いてしまうと一気にボロボロの髪になってしまったり、ダメージが加速したりする原因になることもあります。時短でも美髪をキープしたい女子は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:並木まき

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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