ヘアのお悩み
2017.7.9

自分の髪質に合わせたドライヤーテク~剛毛の人はこう使う!~

上品なこなれ感があるのに、だらしなく見えない今時の好感度UPなヘアスタイル。そんなスタイルを作るためには、ちょっとした工夫&テクニックが必要です!今回は、剛毛の方のドライヤー術をご紹介。

 

Q.ドライヤーの風は下から? 上から?

A. 剛毛さんは上から、軟毛さんは下からが基本!

髪の広がりを抑えて落ち着かせるためには、ドライヤーは強風を上から! 上から下に向かって重なったキューティクルが、上から風を当てると整いやすくなるからです。仕上げは、毛束を軽く引っ張りながら熱を当てると、ツヤが出ていい感じに!(津田さん)

 

潤いを残しながら手早く乾かせるアイテムを!
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A.保湿成分のボタニカルオイル配合。濃厚なのにサラツヤな仕上がり。
GARDEN イデアルシリーズ アニカヘアオイル 80ml ¥2,900
B.狙った部分に高速の風を送る、パワフルタイプ。髪の多い剛毛さんでも素早くドライできる!
ダイソン ヘアードライヤー ¥45,000

 

Step1
しっかりタオルドライしてから、オイルを髪の中間~毛先になじませる
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乾燥しがちな剛毛さんにマッチするのはオイル。ワンプッシュを手に広げ、髪がぬれているうちに中間~毛先にもみ込む。手で浸透させるようにしてから、手ぐしを通して。

 

Step2
まずは後ろから。髪を前にかき分けて根元に上から風を当てる
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目の粗いコームでとかして、後頭部からドライを開始。風量の大きなドライヤーを使い、後頭部の根元を乾かす。後ろの毛をかき分けて根元を露出し、上から風を当てていく。

 

Step3
トップは、根元を立たせて上から風を当てる
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トップは根元に立ち上げグセをつけ、ふっくらボリュームアップさせる。毛束を上に引っ張りながら、風を上から当ててドライ。湿り気がなくなるようにしっかり乾かす。

 

Step4
表面は風が上から当たるようにして、広がりを抑える
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根元~中間が乾いたら、表面をドライ。手ぐしで毛束を軽く下に引っ張りながら上から風を当てる。収まりが良くなるだけでなく、キューティクルが整ってツヤが生まれる。

 

こんな感じ!
毛先に水分が残った状態でドライはストップ!
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根元~中間はちゃんと乾いているけれど、毛先は少し湿っている状態でドライは終了。その後、毛先を自然乾燥させる。スタイリングは完全に乾いてから開始を。

NG
乾かしすぎは広がる原因に
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毛先まで完全ドライさせると乾燥で髪が広がる。夜シャンの場合は翌朝皮脂で落ち着くので、毛先まで乾かしてもOK。

 

 

教えていただいたのは…

GARDEN Tokyo トップスタイリスト
津田 恵さん
人気サロンのスゴ腕美容師。本誌でも素敵なスタイルやスタイリングの方法を披露してくれている。(GARDEN Tokyo ☎03・5537・5510)

 

『美的』2017年7月号掲載
撮影/池田隼人(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メーク/津田 恵(GARDEN Tokyo) デザイン/岩見夏美(Beeworks) 構成/斉藤裕子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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