自分の髪質に合わせたドライヤーテク~剛毛の人はこう使う!~
上品なこなれ感があるのに、だらしなく見えない今時の好感度UPなヘアスタイル。そんなスタイルを作るためには、ちょっとした工夫&テクニックが必要です!今回は、剛毛の方のドライヤー術をご紹介。
Q.ドライヤーの風は下から? 上から?
A. 剛毛さんは上から、軟毛さんは下からが基本!
髪の広がりを抑えて落ち着かせるためには、ドライヤーは強風を上から! 上から下に向かって重なったキューティクルが、上から風を当てると整いやすくなるからです。仕上げは、毛束を軽く引っ張りながら熱を当てると、ツヤが出ていい感じに!(津田さん)
潤いを残しながら手早く乾かせるアイテムを!
A.保湿成分のボタニカルオイル配合。濃厚なのにサラツヤな仕上がり。
GARDEN イデアルシリーズ アニカヘアオイル 80ml ¥2,900
B.狙った部分に高速の風を送る、パワフルタイプ。髪の多い剛毛さんでも素早くドライできる!
ダイソン ヘアードライヤー ¥45,000
Step1
しっかりタオルドライしてから、オイルを髪の中間~毛先になじませる
乾燥しがちな剛毛さんにマッチするのはオイル。ワンプッシュを手に広げ、髪がぬれているうちに中間~毛先にもみ込む。手で浸透させるようにしてから、手ぐしを通して。
Step2
まずは後ろから。髪を前にかき分けて根元に上から風を当てる
目の粗いコームでとかして、後頭部からドライを開始。風量の大きなドライヤーを使い、後頭部の根元を乾かす。後ろの毛をかき分けて根元を露出し、上から風を当てていく。
Step3
トップは、根元を立たせて上から風を当てる
トップは根元に立ち上げグセをつけ、ふっくらボリュームアップさせる。毛束を上に引っ張りながら、風を上から当ててドライ。湿り気がなくなるようにしっかり乾かす。
Step4
表面は風が上から当たるようにして、広がりを抑える
根元~中間が乾いたら、表面をドライ。手ぐしで毛束を軽く下に引っ張りながら上から風を当てる。収まりが良くなるだけでなく、キューティクルが整ってツヤが生まれる。
こんな感じ!
毛先に水分が残った状態でドライはストップ!
根元~中間はちゃんと乾いているけれど、毛先は少し湿っている状態でドライは終了。その後、毛先を自然乾燥させる。スタイリングは完全に乾いてから開始を。
NG
乾かしすぎは広がる原因に
毛先まで完全ドライさせると乾燥で髪が広がる。夜シャンの場合は翌朝皮脂で落ち着くので、毛先まで乾かしてもOK。
教えていただいたのは…
『美的』2017年7月号掲載
撮影/池田隼人(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メーク/津田 恵(GARDEN Tokyo) デザイン/岩見夏美(Beeworks) 構成/斉藤裕子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。