かっこいい髪型って? 長さ別にみる【実例15】

かっこいい×可愛い髪型。かっこよくてクールだけど可愛らしさも入っている髪型を長さ別に掲載。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
かっこ可愛い髪型がトレンド!
甘さをおさえたハンサムな髪型は、クールさの中にも女性の色気も感じるおしゃれなヘアスタイル。
「ショート」のかっこいいスタイル【6選】
【1】チークバングで小顔見せ!大人ハンサムショート
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪をほおの高い位置の長さでカットし、サイドにつなげて毛流れをつけます。
- サイドはギリギリ耳にかかる長さで。バックにかけては緩くラウンドさせて丸くつなげます。
- トップのウェイトラインは、やや低めにするのが女っぽく仕上げるポイント。
- カラーは10レベルのオリーブベージュをセレクト。トレンドのベージュの中でも甘さがなく、格好良さと柔らかい透明感のあるカラーリングです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 全体をストレートアイロンで後ろに流すイメージでワンカール。
- 軽めのオイルを手に取り、オールバックをするようになじませます。
- 手ぐしで根元を立ち上げ、振り落としてバランスを整えたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【2】地毛風カラーとセンター分けで大人スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- ベースのカットは、前髪を目の下に設定し、サイドから前上がりにつながるハンサムショート。
- 後ろは丸みシルエットになるよう、サイドから緩やかなラウンド状にカットします。
- カラーは4レベルのブルーアッシュに。地毛では表現できない透明感を出し、垢抜けた印象を与えます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- スタイリングのポイントは、顔まわりをストレートアイロンで内巻きにすること。
- ゆるめのニュアンスがつくことで、おしゃれ感に差がでます。
- 重めのオイルを根元近くから全体になじませ、ライン感を強調したらフィニッシュ。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【3】パンクなウルフヘアで楽ちんスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪、トップ、顔周りが繋がるようにレイヤーカットします。毛先が軽くなるようにスライドを中間から毛先にかけてしっかり入れます。
- レイヤーをしっかり入れることで動きが出るのがウルフヘアの一番のメリットです。
- ブリーチベースで16トーンのペールピンクをランダムに入れて、ベースは12レベルのベージュで染めています。
【how to“スタイリング”】
- レイヤーをたっぷり入れたことで、十分に髪の動きが出ているため、スタイリングはストレートアイロンで軽くカールをつけて巻くだけでOK。
- 最後に軽くオイルをつけたら完成です。
担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん
【4】パーマを使って軽やかショートでお洒落感
Point
・マッシュショートをベースに、緩くパーマを・前髪の中間からワンカールパーマをかける
・襟足は首に沿うようにリップラインまで残す
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:THE GARDEN Tokyo 西川真矢さん
【5】3つの美人ポイントで大人かっこいいスタイル
Point
・ベースは丸みのあるハンサムショート・目にかかる長さの前髪はシースルーバングに
・耳前のサイドパート“逆三角”に作る
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:LONESS ローネス 目澤沙友里さん
【6】ゆるめカール感でかっこよさと柔らかさスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪を長めに設定し、ベースをハンサムショートでカット。サイドを前下がりにすることで、カッコ良さを演出します。
- カジュアルではなく大人っぽいイメージになるよう、レイヤーは少なめに。
- カラーは8レベルのヘーゼルグレージュをチョイス。暖かみのあるヘーゼルにグレーをMIXし、ツヤ感、クール、優しい印象をほどよく感じられます。
【how to“スタイリング”】
- パーマは20〜23mmの太めのロッドで、スパイラルに。前髪は毛先巻きにします。
- パーマはツヤ感のあるコールドパーマで。
- スタイリングは、7〜8割乾かしてから、ヘアバームを全体になじませます。ヘアバームは、軽い質感ながらツヤ感を出し、セミウェットな質感でパーマをキレイに見せてくれるので必須です。
担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん
「ボブ」のかっこいいスタイル【3選】
【1】ボブルフのオリーブグレージュで透明感スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 外ハネしやすい襟足の長さに、トップはふんわり骨格に合わせてカット。前髪からもみあげまで切り込んだ、お顔周りがポイント◎。
- 全体的に動きのある軽い質感になるよう、量感調整にもこだわりました!
- カラーは、ブリーチでハイライトを入れた後に、9トーンのオリーブグレージュでオンカラー。一見落ち着いて見えるけど、光に当たると透明感溢れる肌映えカラーに仕上げました。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで襟足は外ハネ、他はふんわりと内巻きに熱を通します。
- スタイリング用のオイルを全体に揉み込んで完成です。不器用さんでも挑戦しやすい簡単スタイリング◎。
- ウルフカットのくびれ感で小顔効果も◎。無造作に動く毛先が可愛いスタイルです。
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
【2】くせ毛のハネを活かした骨格カバー外ハネボブ
スタイルのポイント
- 無造作に動きのある外ハネボブは顎下に長さを設定
- ほんのり前下がりにカット
- 表面に薄くレイヤーをいれて動きをつける
前髪カットのポイント
- 幅は広めに目尻から目尻まで
- 眉ぎりぎり隠れる長さ
- カットラインはぱつっと感を残す
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
【3】長め前髪と丸みフォルムでクール&可愛いボブヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足の長さをアゴラインで設定し、グラデーションでカット。前髪も襟足と同様に、アゴラインでカットします。
- 全体にしっかり量感を調整して、束感をつくりやすくします。
- カラーリングは、6レベルのダークアッシュに。赤みがなく、暗めのカラーリングでクールな印象を与えてくれます。
【how to“スタイリング”】
- ドライヤーで乾かすだけで決まる、お手軽スタイリング。襟足が浮きやすい人は、ドライヤーの風を上から当てて、手で抑えながら乾かすと◎。
- さらに、センスアップするなら、32mm のアイロンで、前髪を顔の前に集めてワンカールさせて。
- 最後に、保湿力のあるヘアオイルを全体的に馴染ませて、艶っぽく仕上げたら完成です。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん
「ミディアム」のかっこいいスタイル【3選】
【1】オールバックで女っぽいハンサムヘア
【how to“スタイリング”】
- 前髪を水で濡らし、ドライヤーを前髪の下側から上に向けて乾かす。
- 手にバームを広げ、前髪をかきあげながら内側から全体にもみ込み、後ろに流す。
【2】レイヤー×うざバングの抜け感セミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨下5cmの長さでカットし、しっかりレイヤーを入れて軽い動きを演出。
- 前髪は目が隠れる長さに。うざバングはかき上げもできるため、2WAYで楽しめる。
- カラーはブリーチ後、10レベルのベージュを重ねる。仕上がりのイメージとしては12レベルを目指して。無彩色のベージュは、柔らかさNO.1!
【how to“スタイリング”】
- 32mmのアイロンで毛先を外ハネに、表面と顔まわりはリバース&フォワードのMIXに巻いてふわっとした動きを出す。
- 前髪は内巻きにワンカール。
- 仕上げにオイルを毛先中心につけて、セミウェットな質感に。ブリーチ毛なので、毛先がパサつかないようにすることもお忘れなく。
担当サロン:Violet栄店(バイオレットサカエテン) 西村俊輝さん
【3】顔まわりの動きが魅力のくびれミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体の長さを鎖骨ラインでカット。ベースの重さは残しつつ、トップにのみレイヤーを入れる。顔まわりのニュアンスは、スライドカットでメイク。
- 前髪は巻いた時に頬から流れが出る長さに。
- カラーは、13レベルのアッシュベージュをセレクト。寒色系の硬さを中和するためラベンダーを加え、柔らかさと透明感のある仕上がりが特徴。
【how to“スタイリング”】
- 前髪はナチュラルな立ち上がりがつくよう40mmのマジックカラーを巻いておく。
- ベースを32mmのアイロンで外ハネにし、表面の髪は内巻き1カールでふわっと仕上げる。顔まわりはリバースに巻いて流れを出して。時短にしたい場合、表面と顔まわりだけを巻いても◎。
- 軽めのヘアオイルを空気を入れるように全体に塗布した後、手に残ったもので毛先と顔まわりを整える。パサついて見えないようツヤ感重視にするとおしゃれ感もアップ。
担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 佐伯美祐さん
「セミロング~ロング」のかっこいいスタイル【3選】
【1】透明感抜群のブルーふんわり上げ前髪でクール女子
【how to“ベース&カラー”】
- このモデルさんはハチが張っているので、頭の形に合わせてハチが膨らまないようにし、毛先重ためにしています。全体的に毛量も多いので、表面はそのままで中間部分だけ削って最終調節。
- 顔周りは鼻下あたりでカットし、かきあげ&センター分け前髪が楽しめるように。
- カラーは、6トーンのブルーブラックで青を入れ、赤みを消しつつ顔色のトーンアップ・美白効果を出しています。
【how to“スタイリング”】
- 32ミリのカールアイロンで、温度は160°ウェーブ巻きをしていきます。カール感をつけすぎないように、上下でブロッキングは取らず、前後4パネルでいっぺんに巻きます。
- 巻いた後にすぐに手でほぐすのが、ゆる巻きとしての重要なポイント!
- スタイリング剤はオイルを3から5プッシュし、毛先→ハチ→前髪(毛先のみ)の順で塗布します。
- 前髪ありの人はオイルつけすぎ注意ですが、前髪なしさんは根元にさえつけなければ気にしなくてOKです。
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 鈴木 達也さん
【2】グラデーションカラーで外国人風ロングヘア
【how to“ベース&カラー”】
- レイヤーはあまり入れず、毛量が多いので中間部分の量を梳いて減らし、毛先は重たに揃えてカット。
- 毛量が多い人は、グラデーションカラーをすることで軽く見え、顔色も明るくなるのでオススメ。ベースカラーは8から9トーンのピンクベージュに、毛先が12から13トーンくらいのミルクティーベージュになるようにブリーチでダブルカラー。
- ベージュと紫を入れて徐々にグラデーションカラーになるように調整します。
【how to“スタイリング”】
- 38ミリのアイロンを180度にして使用。毛先を全て外巻きにしてから、上下で2段に分けて下の段を外巻に。
- 上の段は内巻きに、前髪は根元を濡らしてから立ち上げるようにドライヤーでうしろに乾かし、かきあげ前髪にすることで大人っぽさが出ます。
- 粗いコームで全体をとかしてオイルとバームを8:2でつけて完成。
担当サロン:LallYou金山 日高 杏奈さん
【3】暗髪×ぱっつんストレートで個性派かっこいいスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 全体のカットは胸下で、ライン感が出るようにワンレングスに。顔まわりにのみ適度なレイヤーを入れます。
- ポイントとなる前髪は、眉が隠れる長さで、目尻より1cm外側のワイドバングにカット。前髪もライン感を残します。
- カラーはグレー系の4レベルに。暗めでありながら、無彩色にすることで地毛とは一味違った透け感のあるニュアンスを加えます。
【how to“スタイリング”】
- 根元からしっかりストレートアイロンを当てるだけの簡単ヘア。
- スタイリング剤は、軽いテクスチャーでツヤ感の出るオイルか、バームを。
- バック→サイドの順番に中間から毛先にかけてつけます。内側にも忘れずに塗布して。
- 前髪は表面ではなく、内側をつまむようにつけ、抜け感を出します。
担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 高橋里奈さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。