【最新】ショートボブのおすすめヘアスタイル19選!似合わせのコツも必見
ショートボブの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから厳選。最新のトレンドスタイルや、前髪のあり・なし別、パーマスタイル、40代50代におすすめのショートボブまで♪美容師が解説する「ショートボブの似合わせのコツ」も必見!
最新!トレンドのショートボブ【3選】
360度美人髪で骨格カバーも叶うエアリーショートボブ

かわいらしさのなかに洗練された上品さをプラスしたショートボブ。気になる絶壁やハチ張りをカバーできるのはもちろん、髪の広がりもおさえて頭の形をキレイに見せることができます。また、もみ上げを骨格に沿わせることで、フェイスラインを引き締め顔型のカバーも。
【how to“ベース&カラー”】
カットは後頭部の丸みが耳の高さになるようバックを切ります。もみ上げはフェイスラインに沿うようにつくり、それに合わせてえり足を切り揃えます。前髪は幼くならないよう目の上ギリギリの長めにカット。
カラーは10レベルのハニーベージュ。ブラウンとベージュのいいとこ取りをした色味で透明感があり、肌なじみがいいのが特徴。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を内巻きに。もみ上げはアイロンを通したら毛先を指で軽くおさえて骨格に沿わせるとグッド。トップは分け目ができないよう、髪を持ち上げてふわっとしたニュアンスが出るようにアイロンを入れます。
最後にオイルorバームを全体になじませたら、えり足、もみあげ、耳まわりはボリュームをおさえ、トップはエアリー感を出します。前髪は束感をつくり抜け感をプラスして。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 平田湧己さん
伸ばしかけでもかわいい、秋冬ムードを高めるショートボブ

季節が変わり印象チェンジしたいけど、カットで大きな変化ができないならヘアカラーでのイメチェンはいかが?ちょっぴり攻めたビビッドな髪色ですが、深みのあるレッドカラーにすれば、秋冬ムードをぐっと高めてくれます。夏の間に紫外線で褪色した髪色のカバーリングにもぴったりです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはショートボブ。トップにはレイヤーを入れ、ラフな動きを出しやすくします。前髪は巻いて眉毛が隠れる長さでカットし、毛量調整で抜け感をプラス。
ヘアカラーはWカラーがおすすめですが、ワンメイクでもキレイなレッドに染めることができます。鮮やかなヘアカラーですが、ブラウンを加えることで深みのある秋色を叶え、ツヤ感のあるキレイ色が長時間持続します。

【how to“スタイリング”】
24mmのアイロンで毛先を外ハネ、内巻きにランダムに巻くのがポイント。トップは根本付近にもアイロンを入れて立体感を出すとグッド。無造作な動きがあることで大人のカジュアル感を出せ、お洒落感もUPします。
最後にムースをもみ込んでふんわりとした動きを出します。秋冬はドライな質感もかわいいので、ムースもおすすめです。
担当サロン:S.HAIRSALON(エス ヘアサロン) 陽香さん
首元すっきり!凛とした印象を叶える大人のショートボブ

首元をすっきり見せられるスタイリッシュなショートボブをご紹介。シンプルなファッションを似合うこなれ感がポイントです。キュッとコンパクトな襟足と軽やかな動きをつくるレイヤーで、首もとをすっきり見せられ、小顔効果も叶えられます。また、サイドを前下がりラインにすることで、フェイスラインはシャープに、シルエットは丸さがあるので女性らしさを引き立てる大人ヘアに。
【how to“ベース&カラー”】
サイドをリップラインに設定し、前下がり切ったショートボブ。襟足は短くコンパクトにつくり、後頭部に丸さがでるようなレイヤーを入れます。前髪は目にかからない長さのシースルーで抜け感を出します。
ヘアカラーは7レベルのアッシュブラウンに。ツヤ感と柔らかさを両立できるナチュラルカラーの人気色。赤みがおさえられ、色落ちしてもキレイな色味が持続します。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を軽く通し、毛先はナチュラルな内巻きに。サイドはフェイスラインに沿うように前方向へ流すとグッド。
バームもしくはオイルを毛先から表面になじませ、束感とツヤ感を出します。サイドの髪は落とすイメージで、毛束をつまんで前に出すのがデザインポイント。大人っぽくシャープな印象に仕上げることができます。
担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクスシブヤスマートサロン) 梅原加子さん
「前髪あり」×ショートボブの髪型【5選】
顔まわりレイヤーで顔型カバーする抜け感こなれヘア

ヘアカラーの制限があっても、カットデザインでおしゃれ見せできるこちらのボブ。幼くみえがちな暗髪&前髪ありのボブでも、顔まわりに今っぽい束感をつくれば、抜け感がありこなれスタイルにシフトできます。また、前髪は長めのシースルーにするのもポイントです。
ぷつっとしたライン感を出すことでトレンド感を高め、複雑なスタイリングも不要。ふんわりナチュラルな丸みを出せば、女性らしさもプラス。また、ブルーブラックのヘアカラーがさらなるおしゃれ感を引き出し、肌にも透明感を与えてくれます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはえり足ギリギリの切りっぱなしボブ。ぷつっとした平行ラインをあえて残し、顔まわりのみにレイヤーを入れます。顔を小さく見せつつ顔型をカバーできるよう、フェイスレイヤーは骨格に合わせカットします。前髪は長めのシースルーに。
カラーはブルーブラックをセレクト。地毛では味わえないおしゃれ感があり、光に透けるとブルー独特の透明感を楽しめます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで少し丸みをつけるように通します。特に顔まわりは毛先が内側に入るように。前髪も自然なカール感を出します。
オイルとワックスを混ぜたものを根本からしっかりなじませ、束感を整えたら完成です。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 土屋結莉さん
ツヤ髪&小顔効果を叶える大人かわいいミニボブ

シンプルなミニボブに顔まわりデザインをプラスしたこちら。ほお骨を覆うようなサイドバングがデザインのポイントとなり、小顔効果を狙えます。ミニボブは耳にかけてもかわいく、毛先のハネが気になる人や、絶壁をカバーしたい人にもおすすめ。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、リップと顎の間の長さで、やや前下がりのワンレングスに。前髪は、巻いて目の上ラインになるように。また、耳後ろの毛量を調整することで、耳掛けしてももたつき知らずです。
カラーは、9レベルのココアブラウンをチョイス。ツヤ髪はもちろん、暖色系でも透明感が出やすく、肌色もきれいに見せてくれます。

【how to“スタイリング”】
根本を中心にブローしてから、ストレートアイロンを通すとグッド。毛先を内巻きにしすぎないのが、今っぽく仕上げるコツ。また、アイロンはナチュラルな質感にするため、120〜140℃の低温に設定して。
軽めのオイルを全体になじませます。表面のツヤ感も大事なので、毛先から根本付近まで満遍なくなじませ、均一なツヤ髪に仕上げます。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
耳にかけてすっきりかわいいシンプルミニボブ

コンパクトなシルエットで、ぷつっとしたライン感がお洒落なミニボブ。トレンドのフルバングで、程よく個性的な印象にしつつ、季節感のあるシックな暖色カラーが、さらに今っぽいスタイルを叶えます。深みのあるヘアカラーは、肌色もきれいに見せ、上品なイメージにも。
【how to“ベース&カラー”】
あごとリップラインの間の長さのボブ。前髪は、ワイドバングより幅が広めのフルバングに。重めのスタイルなので、シースルーバングで抜け感を出します。
カラーは、深みのあるピンクラベンダーに。きれいな髪色を演出しながら、血色よく肌もきれい見せ。ツヤ感があり、上品な仕上がりとなっています。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をやや内巻きに。クセが気になる人は、うねりなどを伸ばすイメージで通すとグッド。前髪は、熱を通す程度にさらっと。ボリュームが出やすい人は、オイルをなじませてからアイロンを通すとボリュームをおさえられます。最後に、重めのオイルを少量つけたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 津田遥香さん
プツッとラインがお洒落なワンレングスボブ

全体も前髪もプツッとしたラインを強調し、ステップカット風な今どきのデザインに。クールな雰囲気でエッジの効いたファッションはもちろん、カジュアルにもマッチ。毛先の厚みが気にならないので、多毛さん、クセ毛さんにもトライしやすいスタイルです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのワンレングス。前髪もぱつっとラインが出るように、長めに切ります。毛量調整は、あえて控えめにして、毛先の厚みを残します。
カラーは、ブリーチでベースアップをしてから、6レベルのアッシュをオンカラー。髪の赤みをしっかり打ち消すため、アッシュ本来の透明感を味わえ、軽さもプラス。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、台形をイメージしながら、すそ広がりに仕上げます。根本は、ボリュームダウンさせるのがポイント。ドライヤーの風を上から当てたら、手の平で根本を押さえ、髪が冷えるまで手をおいたままにするとグッド。最後にさらっとしたタイプのオイルを毛先中心になじませたら完成です。
担当サロン:S.HAIRSALON(エス ヘアサロン) 紗良さん
フェイスレイヤーで小顔に見せる暗髪ボブ

ぱつっとしたカットラインの前髪と、顔にかかるフェイスレイヤーで、頬骨をカバーして小顔効果抜群のボブヘア。イメージチェンジを叶え、軽やかでこなれた印象をプラスします。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、あごラインの平行ボブ。前髪は、眉下ジャストの長さでシースルーにカットし、顔まわりのレイヤーは、骨格に合わせて長さ調整をしながらつくります。
カラーは、3レベルのダークパープルをセレクト。地毛より暗い明度ですが、紫系にすることで、透明感のある仕上がりを実現します。

【how to“スタイリング”】
スタイリングはナチュラル感が鍵。つくり込みすぎないよう、さらっとストレートアイロンを通します。ヘアオイルを少量ずつ調整しながらなじませ、艶やかな質感に仕上げます。前髪は、束感をつくってシースルーを強調すると、よりかわいいスタイルに。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
「前髪なし」×ショートボブの髪型【2選】
印象チェンジを狙えるナチュラルショートボブ

ボブからのイメージチェンジを狙える柔らかデザイン。シルエットも柔らかい印象で、ナチュラルながらも女性らしいムードに。湿度が高くなるとクセが気になる前髪は、長めにするのが正解。ほお骨をカバーするので、丸顔さんにもおすすめ。
【how to“ベース&カラー”】
ベースはサイドの長さをあごラインに設定し、バックから前上がりにカット。グラデーションを軽く入れて、軽さを出します。前髪は、鼻下の長さで切りニュアンスをプラス。
カラーは、暗めで6レベルのアッシュブラウンをセレクト。地毛よりもほんのり明るめで、赤みを打ち消しつつナチュラルで柔らかい仕上がりを叶えます。

【how to“スタイリング”】
ハンドブローでオイルをなじませるだけの簡単スタイリング。クセが気になるなら、軽くストレートアイロンを通しても。
最後に、髪全体にオイルをなじませたら完成。湿度が気になる季節のヘアオイルは、ペタっとしやすいため軽めを選んで。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 和田流星さん
丸みシルエットの色っぽショートボブ

長めに残した前髪の柔らかい動きで、こなれた女性らしさを感じられるキレイめショートボブ。優しく穏やかな雰囲気が漂う、丸みシルエットが特徴で、後頭部のふんわり仕上げも叶えます。広がりやすい髪でもまとまるグラデーションカットで、梅雨時期にもぴったりなデザイン。
【how to“ベース&カラー”】
前髪の長さは長めの鼻先でカット。えり足を短めに設定し、バックが重くなるようにグラデーションを入れ、サイドは前上がりにカットします。
カラーは、5レベルのアッシュグレーで地毛風カラーに。暗めカラーのメリットのひとつは、肌を白く見せられること。また、透明感重視の暗髪にすることで、キレイめな印象を与えます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロン、もしくはカーラーで内巻きにスタイリング。アイロン仕上げは、熱でしっかり形をつくることができ、カーラーは柔らかい質感を実現するのでお好みで。
オイルをしっかり揉み込みながらなじませ、最後に手ぐしでかき上げたら完成。オイルは、柔らかい動きを損なわないよう軽めのタイプを選んで。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 仙田辰弥さん
前髪の人気トレンド「ワイドバング」×ショートボブ【4選】
ワイドバングで差をつける清楚可愛いショートボブ

顔の印象を大きく左右する前髪の人気トレンドが、シースルーバングからワイドバングに移り変わっているとか。こちらのショートボブは、こめかみまで切り込んだワイドバングがポイント。
ワイドバングにすることでこめかみ付近の顔の余白を埋められ、特に面長さんをカバーして小顔見せを叶えます。また、前髪の長さは少し短めが今季のムード。目元がぱっちり見えて目力UPにも。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは丸みのあるショートボブ。サイドは耳にかけられる長さのリップラインでカット。前髪はこめかみ幅のワイドバング。奥行きが狭めなので重くならず、ややラウンド状にすることで顔の丸みにフィットしてなじみのいい仕上がりに。
カラーはオレンジブラウンを10レベルで。派手になりやすいオレンジカラーですが、ブラウンMIXで日本人になじむおしゃれかわいいヘア髪色に。また、明度を高くしているので暖色でも透明感があります。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を軽く内巻きに。前髪は縦に3つにわけてアイロンを通すと、顔の丸さに沿っておさまりがよくなります。
オイルを全体になじませ、サイドの髪は耳にかけ、最後にもみあげの毛束を細めに引き出します。毛束のニュアンスがあることで、輪郭を補正しながらこなれヘアを演出。横顔も美人に見せることができます。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 平田湧己さん
すっきりコンパクトシルエットのハイトーンボブ

イメチェンを求めるならワイドバングで変化をつけて。雰囲気を変えられるのはもちろん、シースルーバングに飽きた人がこぞって取り入れてトレンドも兆しもあるそう。サイドの髪を耳にかけてもこめかみ部分がわれず小顔見せも叶えます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはあごラインのワンレングスボブ。シンプルな切りっぱなしだと重く扱いにくいので、中間から毛先にかけて毛量調整をします。シルエットもコンパクトになり小頭効果も。前髪は面長さんの補正もできるワイドバングに。長さは短めが気分。
カラーはブリーチをしてから、アッシュベージュをオンカラー。ハイトーンでもナチュラル感があり、ベージュを加えることでキレイな髪色をキープ。夏は寒色系を楽しみたい、周りと被りたくないという人におすすめです。

【how to“スタイリング”】
スタイリングはストレートアイロンを通すだけなので楽々。髪質に応じて、多毛さんはしっとりタイプのオイル、細毛さんは軽めのオイル(洗い流さないタイプのトリートメントでも)をなじませたら出来上がり。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
丸顔&面長さんに!顔まわりレイヤーがお洒落なミニボブ

顔まわりの切り込んだレイヤーでお洒落に差をつけられるミニボブ。トレンドに敏感な方にチャレンジして欲しいデザインになりますが、ショートからの伸ばしかけやボブからイメチェンしたい人にもおすすめ。
ぱつっとしたワイドバングがフェイスレイヤーと好相性なボブヘア。毎日のアイロンは必須ですがスタイリング好きな人だけでなく、簡単ヘアなのでアイロンが苦手な人もぜひトライを!
【how to“ベース&カラー”】
カットはえり足をギリギリの長さに切ったリップラインのミニボブ。耳前のみにレイヤーを入れ、頬骨からリップラインに繋がるレイヤーを入れます。前髪は眉下の長さのワイドバングに。厚めにカットしていますが、スタイリング剤をつけて隙間ができるように整えます。
カラーは5レベルのアッシュグレー。赤みを打ち消すダークなヘアカラーですが、自然光にあたると絶妙な透明感があり肌色をキレイに見せる効果もあり!

【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンでさらっと通し、顔まわりのみ内巻きにするとグッド。重めでも軽めでもない質感のオイルを全体になじませたらフィニッシュ。仕上がりに質感はオイルの塗布量で調整して。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 大城ちはるさん
ワイドバングでカジュアル&モードにきまる大人ボブ

ボブ人気が続いていますが、ちょっぴり個性的に攻めたい人におすすめなのがこちら。カットラインを強調するデザインで、カジュアルモードな印象を楽しめます。洒落感を演出するワイドバングと合わせることで、明るい印象にも。また、耳にかけた時にこめかみ部分に隙間ができないのも嬉しい。
【how to“ベース&カラー”】
前髪は、こめかみまで切り込んだワイドバングに。サイドの長さは、基本的にはあごラインでカットしますが、顔型に合わせて長さ調整することで似合わせが可能に。ぷつっとしたラインを強調するようにカットするのがポイント。
カラーは、12レベルのカーキベージュに。赤みをしっかり打ち消し、透明感ある仕上がりを叶えます。ライン感を見せる重めのボブヘアなので、軽さを出すの寒色系を選ぶのがグッド。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを、真っ直ぐ通します。内巻きにするとかわいらしくなるため、ストレート感を強調するのが◎。アイロンは、まとめて通さず、3ブロックほどに分けると仕上がりがきれいになります。
スタイリング剤は、髪質に合わせ、直毛さん・軟毛さんはバームを、広がりやすい多毛さんは、重めのオイルを選んで。襟足からしっかり塗布し、余ったものを表面の中間〜毛先になじませます。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 雲林院優さん
ふんわり柔らか「パーマ」×ショートボブ【3選】
クセ毛も活かせる!ゆるっとパーマのショートボブ

糸がほつれたような柔らかい動きのあるパーマは、根本からゆるめにかけているのでクセ毛を活かすこともできる優秀デザイン。パサついて見えやすいパーマヘアには暖色のチェリーレッドが好相性。ツヤ感を与え、ブリーチ無しでも鮮やかでちょっぴり個性的なヘアカラーを叶えます。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはえり足ギリギリのワンレングスボブ。顔まわりとトップにはレイヤーを入れ、パーマの重さが毛先に溜まらないように調整します。前髪は動きをつくりやすくするため、やや厚めのワイドバングに。
ヘアカラーは10レベルのチェリーレッドをチョイス。鮮やかな暖色カラーで発色がよく艶やかさと肌なじみがいいのが特徴です。また、紫外線を浴びてもキレイな髪色が持続するのも◎。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは12mm〜20mmのロッドを使い、根本からスパイラルパーマをかけます。太めではなく細いロッドを選ぶことで、ニュアンスのあるウェーブに。
スタイリングは髪を軽く濡らしてから、ムースとバームを混ぜたものをもみ込み自然乾燥。前髪はバームのみを軽くなじませます。ムースだけでもOKですが、ツヤ感のある質感にするならバームを混ぜるのがおすすめです。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 加藤未来さん
抜け感をプラスしたニュアンスパーマ

ゆるめのパーマと明るめカラーの相乗効果で、クールな雰囲気のなかに抜け感をプラスした大人のショートボブ。ショートからの伸ばしかけや女性らしいショートスタイルにしたい人にもおすすめ。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはリップラインのショートボブ。パーマをかけたときに、ナチュラルな動きが出るようトップにレイヤーを入れ、表面にはスライドカットを施します。前髪は長めにつくります。
カラーは12レベルのサンドベージュに。柔らかい印象で、日本人の肌によくなじむヘアカラーで、どんなパーソナルカラーにもマッチします。また、明るめですが派手にならず、白髪ぼかしにもぴったりです。

【how to“パーマ&スタイリング”】
カットラインに合わせて26〜38mmのロッドを使い、毛先にワンカールのパーマをかけます。前髪は立ち上がりがつくように大きめなロッドで根本まで巻き込みます。
スタイリングはドライ状態にクリームタイプのワックスをもみ込むだけで出来上がり。ウェットな質感ではなくややドライにするとニュアンス感のある仕上がりに。ただ、スタイリング剤はしっかりめにつけ、特に、えり足と顔まわりはたっぷりなじませて。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
2WAYバングを楽しめる洒落感パーマ

ゆるっとしたパーマで前髪ありも、無しも楽しめるショートボブ。ショートスタイルにチャレンジしたいけど、女性らしさも欲しい人におすすめのデザイン。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、ショートボブに。前髪は、眉下のラインで薄めに切り、サイドと繋げて、ナチュラルなマッシュラインになるようにします。
カラーは、8レベルのモカブラウンに。今季人気の暖色系ながら赤みをおさえ、女性らしさと深みをプラスします。

【how to“パーマ&スタイリング”】
20〜32mmのロッドを使い、根本までパーマをかけます。前髪は、上下2段に分けて巻くことで、ラフな動きが出せ、2WAYバングのスタイリングもしやすくなります。
スタイリングは、少しウェットでカール感のある状態に、スタイリング剤をもみ込みます。セット剤は、ややセット力のあるジェルタイプがおすすめ。前髪を下ろすとマッシュっぽい雰囲気を楽しめます。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
「40代・50代におすすめ」のショートボブスタイル【2選】
どんなファッションにも似合う甘めマッシュショート

首が長く見えるから相対的に小頭に見え、頭身バランスも良く見えるのがショートマジック。襟足が短い分、前髪に長さを残せばボーイッシュにならず、どんなファッションにも似合います。
【how to“カット&カラー”】
グラデーションボブで、前髪は目の下の長さにしてサイドにつなげる。後頭部の丸みに沿ってレイヤーを入れひし形に。
顔周りとトップにハイライトを細かめに入れ、明るめのブラウンベージュをかぶせる。ハイライト効果で白髪をごまかして。
【how to“スタイリング”】
前髪とサイドは前方に向け、トップは上にもち上げてワンカールの内巻きに。バームを内側からつけ、サイドを耳かけ。
担当サロン:EMMA GINZA(エマ ギンザ) NAOMIさん
柔らかく見せるふんわりミニマムボブ

トップのふんわり感と顔周りの外ハネニュアンスで、シンプルなボブが女っぽく変化。軽やかさの立て役者はやっぱりレイヤー。エアリーな量感があると髪が顔に張りつかず、小顔効果も!
【how to“カット&カラー”】
あごラインのボブベース。顔周りに、チークラインからのレイヤーを入れる。ハチ上にもレイヤーを加え、空気感をプラス。
明るめのサンドベージュ。根元は白髪染め、中間からは普通のカラー剤を使う。カラーに水素トリートメントを加えている。
【how to“スタイリング”】
根元が立ち上がるパーマをかけておく。ストレートアイロンで顔周りは外ハネ、毛先は内巻きにして、バームで仕上げる。
担当サロン:WAKU(ワク) 土屋佑児さん
人気美容師解説!ショートボブ「似合わせのコツ」
前髪の有無でも印象がガラリと変わるショートボブ。耳掛けアレンジもでき、お手入れが簡単なのも魅力です。ただ、短めのスタイルゆえ、似合うか不安で踏み込めず、失敗したくないと思う人も多いはず。そこで、「ジェエミバイアンアミ」のジェネラルマネジャー・小倉太郎さんに、誰でも可愛くなれるショートボブのコツを伺います。
ショートボブは「顔まわりのデザイン」がポイント
「ショートボブは、顔まわりのデザインがポイントとなります。サイドバングや前髪のつくり方が、似合わせの鍵となりますが、その時、骨格の“カチューシャライン”をガイドにカットをしています。カチューシャラインとは、その名の通りカチューシャを置く位置です。骨格によってしっくりくる場所が異なると思いますが、カチューシャラインに合わせてデザインすることが大切です」(小倉さん)
「顔型別」に似合うショートボブは?
\丸顔さんは、トップを高くしてひし形シルエットに/

丸顔さんは、トップの高さを出し、ひし形シルエットにして、顔まわりを包み込むようにサイドバングをつくります。丸さを緩和する縦ライン(Iラインとも)を強調することも意識します。また、前髪をつくることで、顔の面積が小さくできるので、小顔見せとしてもおすすめ。シースルーバングの束感でも縦ラインを強調します。
\面長さんは、トップを低めにサイドにボリューム感を/

面長さんは、トップの高さを出さずにひし形シルエットをつくります。横にボリューム感を出したり顔まわりのコントロールがしやすいので、前髪なしがおすすめ。下ろし流しの前髪は、カチューシャラインを意識することで、伸びても扱いやすさをキープ。
ショートボブが得意な美容師・小倉さんへのオーダーで人気なのは?
\一番人気は、女っぽ見せお洒落ショートボブ/

ショートボブを得意とする小倉さんへのオーダーで一番人気なのがこちらのスタイル。前髪なしで、顔まわりをキレイなレイヤーで繋げているのがポイント。厚みが出ると輪郭をカバーできないので、しゅっと細い毛束をつくり厚みが残らないようにします。
耳かけで印象チェンンジも可能。ライトサイドは、ペタンと見えやすいので、片側だけ耳かけすると抜け感のあるお洒落ヘアを楽しめます。アイロンなしでもキマるので、春に向けてイメージチェンジやスタイルアップしたい人は、ぜひチャレンジを!
担当サロン:joemi by Un ami(ジェエミ バイ アンアミ) 小倉太郎さん
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。



早くて丁寧なカットが評判。待たずに、長く滞在しなくても良い技術が受けられることでも支持されています。ライフスタイルに合わせたカット・持ちの良いカラー、1ヶ月経ってもホームケアがしやすく、いい状態を長持ちさせることにこだわっています。