ヘアスタイル・髪型
2023.9.13

長めボブの抜け感たっぷりスタイル【実例18】

伸ばしかけでもオシャレになれる長めボブ。スタイリング次第でナチュラル感やモード感な髪型を掲載。前髪あり・なしなどで『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「前髪あり」の長めボブスタイル【5選】

【1】プツっと前髪ラインの長めボブ

Point

カットベースは、あご下3cmの長めボブ。前髪は、眉が隠れるギリギリの長さで平行に切り、目尻からラウンドするようにします。


【how to“カラー”】
イヤリングカラーと8レベルのベージュを組み合わせたカラーリング。赤みを感じないベージュで、透け感や透明感を高めてくれます。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、軽く内巻きに。毛先1/3を内巻きにするのが◯。

スタイリング剤は、硬毛さんは重めのオイル、軟毛・細毛さんは軽めのオイルを選んで。内側からなじませ、毛先→表面→前髪の順番につけると失敗しにくくなります。

担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクスシブヤスマートサロン)  岩谷流星さん

 

【2】柔らかなくびれボブ

Point

カットは、肩上の長さでカットし、表面と顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。前髪は長めで薄めの2WAYバングに。サイドに繋がるようにカットするのもポイントです。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのラベンダーチョコラに。淡いラベンダーを加えることで、透明感のある仕上がりを叶えます。黄色っぽさを打ち消し、柔らかい質感に。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体の毛先を外ハネ、表面は、髪を持ち上げて内巻きにます。前髪は、ふわっと仕上げたいのでマジックカーラー巻いてから、毛先のみ内巻きに巻いてサイドへ流します。

キープ力のある固めのバームを手に取り、全体に馴染ませます。えり足はおさえるように、トップは、髪を持ち上げてつけるとグッド。

担当サロン:THE GARDEN TOKYO(ザガーデントウキョウ)  田中麻由さん

 

【3】切りっぱなしと長め前髪ボブ

Point

肩に当たる長さで切りっぱなしボブにカット。動きが欲しいところにレイヤーを入れ、くびれ感をプラスします。前髪は、ほおにかかる長めにすることで雰囲気のある大人印象に。


【how to“カラー”】
カラーは、シアーダスティーラベンダーに。透明感とくすみ、相反するトーンがMIXした色となり、くすみのあるラベンダーで透明感を引き出し、肌色をキレイに見せることができます。


【how to“スタイリング”】
自然な動きが出るようにカットされているので、揉み込みながらドライヤーで乾かすだけの簡単スタイリング。この時、毛先をふわっとさせるのがポイントです。ツヤ感を出すバームorバームワックスを揉み込むようになじませたら、毛先をつまんで整え、最後に軽く前髪につけたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ)  吉塚さとりさん

 

【4】結んでも可愛い美人ボブ

Point

カットベースは、鎖骨上の長さで前下がりに。トップに軽くレイヤーを入れ、もみ上げを短くカットします。前髪は、シースルーに。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのグレージュをセレクト。色白さんに映える落ち着いたカラーで、グレーにベージュをプラスすることで、品のツヤ感を実現。


【how to“パーマ&スタイリング”】
アイロンを使う場合は32mmを選び、全体を外ハネにしてから、表面をリバースに巻きます。軽めのオイルを、中間から毛先になじませ動きを出します。オイルは、バックの内側からつけるとグッド。

担当サロン:MINX ginza 2chome(ミンクス ギンザニチョウメ)  木村一真さん

 

【5】自然な外ハネのこなれ感ボブ

Point

肩上の長さでやや前下がりベースのワンレングスにカット。表面に少しだけレイヤーを入れ軽さを出します。毛先には、束感をつくりやすいようにスライドカットを施します。前髪はぷつっと感を残したシースルーに。


【how to“カラー”】
カラーは8レベルのアッシュブラウンをチョイス。赤みを打ち消し透明感が抜群で、シーズンを問わず人気なカラーです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンでボリュームをおさえながら、自然に外ハネになるようしあげます。アイロン無しでハンドブローでも可。スタイリング剤は、重めのポリッシュオイルがおすすめ。手に取り、上から下へ向けてなでつけた後、内側にしっかりなじませます。最後に手に残っているものを前髪につけたら完成です。

担当サロン:MINX銀座店(ミンクスギンザテン)  池戸裕二さん

 

「前髪なし」の長めボブスタイル【4選】

【1】骨格補正の透明感ボブ

Point

カットベースは、あご下5cmのロブに。前髪は、あごラインの長めに設定し、独立したレイヤーを入れて動きを出しやすくします。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのライラックベージュをチョイス。赤みをおさえ、透明感が秀逸。大人っぽい印象で、春の旬カラーに◯。


【how to“スタイリング”】
全体は、ストレートアイロンでさらっと外ハネに。前髪は、大きめのマジックカーラーで根元が立ち上がるように巻き、ふんわりと仕上げます。

軟毛さんは軽めのオイル、硬毛さんは重めのオイルを、内側と毛先中心になじませます。最後に、前髪の毛先につけてふわっとした質感をプラス。立体感のある仕上がりにするのがポイントです。

担当サロン:Uné GARDEN(アンガーデン)  千葉衣純さん

 

【2】伸ばしかけがお洒落ボブ

Point

肩に当たるくらいの長めのボブにカット。全体はライン感が残るように表面にレイヤーを入れます。前髪は、頬にかかる長さで、サイドに流れるようにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのニュートラルベージュに。寒色でも、暖色でもない中間色で、日本人の肌色をきれいに見せる効果が望めます。ツヤ感もあり、肌ベースを問わないカラーです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
全体の外ハネは、肩に当たるハネを活かしても、アイロンで巻いてもOK。26mmのアイロンで、表面を外ハネに。耳周りはリバースに巻くことで、くびれて奥行きのある仕上がりとなり、前髪と自然に繋がります。前髪はマジックカーラーでつくりますが、長さがあるので分かれてもサマになります。

軽めのオイルorバームを、耳から下の髪になじませ、表面は軽く揉み込みます。前髪は、毛先に軽くなじませ束感を整えたら完成です。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン)  柏田彩乃さん

 

【3】内巻きのふんわりボブ

Point

肩につく長さのレイヤーボブスタイル。前髪はリップラインの高さからサイドに流れるように繋がりが出るようにつくってます。髪質は癖が無く直毛なのでふんわりするように作りました。


【how to”カラー&スタイリング”】
8トーンアッシブラウン全体染め。伸びてきてもあまり目立たないのでおすすめ。

32ミリのカールアイロンで、内巻きにします。艶出しスプレーを表面につけて完成。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【4】サイドの毛流れで大人ボブ

Point

肩ラインの外ハネくびれヘア。顔周りは、鼻の位置くらからレイヤーを入れて動きをだしてます。毛先にワンカールのデジタルパーマをかけています。スタイリングが面倒な方にはワンカールパーマはおすすめです。


【how to“カラー”】
カラーは、8トーンのアッシブラウンで全体を染めています。


【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをつけてドライヤーで乾かします。根元は立ち上げるように髪を少し上に持ち上げて乾かして、ふんわり感を出します。顔周りを指で、くるくるとリバースに回しながら乾かすのがポイントです。最後にワックスを揉み込めば完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

「ストレート」の長めボブスタイル【4選】

【1】もみ上げと長めシースルーボブ

Point

カットベースは、肩に当たる長さの切りっぱなしボブ。トップにレイヤーを入れ、軽やかな動きを出しやすくします。もみ上げを短めにつくり、ニュアンスが出やすいようレイヤーを入れます。前髪は、目にかかる長さのシースルーに。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのシアーオレンジブラウンをセレクト。はっきりしたオレンジとは一味違い、透明感溢れるヘルシーな夏色になります。


【how to“スタイリング”】
アイロン不要で、ざっと乾かしてから、オイルやバームをなじませるだけの簡単ヘア。タイトに仕上げず、もみ上げをつまんで産毛のように見せるのがスタイリングのコツです。

担当サロン:grico(グリコ)  吉塚さとりさん

 

【2】ひし形シルエットの軽やかボブ

Point

カットベースは、肩くらいの長さのワンレングスに。表面に軽くレイヤーを入れ、ふわっとした動きを出しやすくします。前髪は、厚くならないよう軽めに。サイドバングは、チークラインでカットし動きをプラス。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのショコラブラウンに。派手にはなりたくないけど、赤みは削りたいという人におすすめの髪色で、1年を通して人気色です。


【how to“パーマ&スタイリング”】
全体をストレートアイロンで外ハネにして、首に沿わせたくびれヘアに。表面は内巻きに、サイドバングは、内巻きにしつつ、外に抜くように毛流れをつけるのがポイント。

くせ毛&多毛さんは、バーム、細毛&軟毛さんは、オイルを。セットが長持ちするしっとり系がおすすめです。スタイリング剤を指の間までしっかりつけ、内側から揉み込むようになじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  金井悠華さん

 

【3】ライン感のナチュラルボブ

Point

ベースカットは、あご下2cmの長さで前下がりラインにカット。バックはインナーをグラデーションでカットし女っぽい丸みのあるシルエットに。前髪は、薄めでパラパラとした質感とライン感がでるように。サイドバングは、耳下のレングスで長めにつくります。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルでも明るい印象となるサンドベージュをチョイス。ややくすみがあり、キレイ色が長時間続き、ツヤ感&透明感のある色味となります。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ふんわり仕上げるのがポイントで、中間から毛先にかけて大きく内に入るようにストレートアイロンを通します。前髪は巻きすぎないように。しっとり系のオイルを内側からしっかりなじませ、表面、前髪の順につければ、広がりをおさえてこなれ感のある仕上がりに。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  金井悠華さん

 

【4】暗髪とウルフが可愛いボブ

Point

ベースは襟足を長めに残し、毛先に向かってレイヤーを入れたウルフミニボブに。いま芸能人の間でも流行っているウルフカットは2022年のトレンドヘア。前髪をシースルーバング×眉上にすることで個性的な髪型になり、周りと差をつけることができます。


【how to“カラー”】
カラーは6トーンの暗髪くすみブルー(ブルーアッシュグレー)にし、モード系の大人っぽ。


【how to“スタイリング”】
毛先の巻き方次第で様々なヘアが楽しむことができます。外ハネにすると画像のモデルさんのような若々しく少しミステリアスな雰囲気に。内巻きにすると、個性的かつ清楚な雰囲気に。26ミリのカールアイロンで巻き、オイルを毛先中心につけてたら完成です。

担当サロン:LallYou立川  松宮 拓さん

 

「パーマ」の長めボブスタイル【5選】

【1】ワンカールパーマの長めボブ

Point

人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたボブスタイル。アウトラインは平行気味にカット、内巻きでまとまりを出します。パーマはワンカールをデジタルパーマで出します。しっかりしたワンカールがオススメです。前髪はかき上げたときに顔にかかる頬の位置に設定。


【how to“カラー”】
カラーは透明感のある9トーンのブルーラベージュでナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。


【how to“スタイリング”】
パーマでワンカールを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで内巻きになるよう毛先を丸めたら出来上がり。フェイスレイヤーを巻いて散らせば動きが活き、一気に躍動感のあるスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

 

【2】くすみカラーのふんわり大人ボブ

Point

カットベースは、あごラインの平行ボブ。前上がりにレイヤーを入れて動きを出します。前髪は、目にかかる長めにつくることで、下ろしても、かき上げても可愛くなれます。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのスモーキーアッシュベージュをチョイス。ヴェールをまとったようなくすみ感があり、柔らかい質感のカラーに。赤みも、黄味も打ち消してくれるのも嬉しい。


【how to“パーマ&スタイリング”】
26mmのアイロンで全体を外ハネに。顔まわりはリバースに、バックの表面は内巻きにワンカール巻きます。パサついて見えないよう、軽めのオイルを毛先になじませたら完成です。

担当サロン:Violet(バイオレット)  若井友紀さん

 

【3】抜け感がお洒落なナチュラルボブ

Point

カットは、肩下の平行ラインがベース。表面にレイヤーを入れることで、ふわっとした動きとくびれ感を出します。前髪は抜け感のある仕上がりに。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのピュアベージュに。シンプルなベージュより、柔らかさを重視し、肌色をキレイに見せる効果も。


【how to“パーマ&スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、毛先を外ハネに。トップは、内巻きにしますが、髪を挟まずに、中間から熱を当てながら円を描いて緩やかな丸みを出すのがコツ。

スタイリング剤は、つけムラにならないようシアバターと軽めのオイルをMIXし、毛先からもみこむようになじませます。セミウェットな質感にするのが◯。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク)  野沢伯行さん

 

【4】切りっぱなし外ハネ巻きボブ

Point

カットベースは、長めの切りっぱなしボブ。顔まわりだけレイヤーを入れて、動きを出します。前髪は、やや長めのシースルーで抜け感を。


【how to“カラー”】
カラーは、もみ上げをブリーチしてインナーカラーを入れてから、ターコイズブルーに。透明感があり、個性的な印象を与えるカラーになっています。


【how to“パーマ&スタイリング”】
25mmのカールアイロンで、全体を外ハネに、顔まわりはリバースに巻きます。前髪は軽くワンカールでOK。ソフトワックスとオイルをMIXしてナチュラルな質感を目指します。毛先から揉み込むようにつけて動きを出すコツです。

担当サロン:PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX (ピーク・ア・ブー アヴェダ ギンザシックス)  木下美咲さん

 

【5】毛先パーマのウルフボブ

Point

・前髪は透け感のあるぱっつんに!
・顔周りだけリップラインまで短くする
・ホットパーマで全体の毛先をワンカール


顔周り短め、後ろ長めのカットで、伸ばしかけの人にもオススメ。毛先にワンカール軽いパーマをかけているため、アイロンなし、スタイリング剤だけでもセット可能なのがうれしい。

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:Cocoon コクーン 中村マサアキさん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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