失敗しない、ワンレンショートボブ【実例17】

色っぽさとおしゃれが叶うワンレンショートボブ。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
ワンレンてどんなヘアスタイル?
90年代に人気を博したフロントからバックまで同じ長さでそろえたスタイル。ワンレン…とも略される。レイヤーを入れないのが今改めて新鮮だが、お悩みカバーや立体感、アレンジのしやすさのためにひと技加えたカットも。
「丸顔さん・面長さん」のお悩みをカバーするワンレンショートボブ【3選】
【1】前髪なしで顔を縦長に見せて「丸顔」カバー
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足ギリギリの長さで設定し、やや前下がりのグラデーションでカット。襟足は短いものの刈り上げない長さなので、スタイリッシュな印象に。表面にレイヤーを入れて軽さを表現する。
- 前髪は鼻下の長さでカットし、全体的にスライドカットを施し透け感のある仕上がりに。
- カラーは、トレンドである暖色系のウォームブラウンをチョイス。透明感があり、柔らかい雰囲気に仕上がるカラー。


【how to“スタイリング”】
- ドライ時、前髪をオールバックに乾かすと根元がふんわりとして流れが作りやすくなる。
- 乾いたら32mmのアイロンで髪が落ちる位置でワンカール。前髪だけ、真上に引き出してワンカール巻くとふわっと動きのある仕上がりになる。
- 最後に、ツヤ感と束感をつくりやすいヘアバターを全体的に揉みこんだら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 村上ユミコさん
【2】立体感を意識したカットとスタイリングで「丸顔」カバー
【how to“ベース&カラー”】
- 表面にスライドカットでところどころ短い毛束を作った、あごラインのワンレンベース。
- 丸顔の重心を下げて見せたいので裾を26mmのアイロンでワンカールの内巻きに。さらにハチ上の表面の毛束をリバースカールにし、トップ付近にもボリュームを。表面に短い毛束があるのでふわっとした立体感が出る。この裾とトップのボリューム感が丸顔をカバーするカギに。
- カラーは10トーンのアッシュ系になじみのいい細かいハイライトをon。ハイライトで表面の立体感が際立ち、こなれ感と軽やかさがプラスされる。またヌケ感のあるカラーにすることでより大人っぽい印象にも。
【how to“スタイリング”】
- 乾かすとき、トップの根元を左右にかき上げながら乾かすと自然な立体感が出て◎。乾かす前には裾にオイルを揉み込んで保湿することも大切。
- ベースのケアをきちんとした上で、ややパサッと仕上がるパウダー系のスプレーワックスで毛先を動かす。きれいにまとめ過ぎないラフなボブは大人の余裕を演出。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 古谷貴洋さん
【3】横に広がるデザインで「面長」カバー
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪を6:4で分ける。裾はあごラインのやや前下がりのワンレンベース。顔周りの毛束をリップラインでカットしサイドと差をつけ、毛先の動きを見えやすくする。表面にグラデーションカットを入れ、三角形の角を取って柔らかい印象に。
- 全体の毛先に22mmのロッドでワンカールのデジタルパーマをon。デジタルパーマはアイロンで巻いたようなくりっとしたカールがつきやすく、忙しい朝でもしっかりボリュームを出すことができる。
- カラーは9トーンのシナモンベージュに透け感のあるブルーアッシュをMIX。落ち着いた中にも柔らかさと透明感のあるこなれカラー。
【how to“スタイリング”】
- 乾かすとき、まず分け目と反対側に髪を流しながら乾かし、7割乾いたら分け目に戻して乾かすと前髪が立ち上がりやすくなる。
- さらに前髪の根元を立ち上げなら、温風と冷風を繰り返しあてると◎。裾は毛束を耳前、耳後ろ〜後頭部のセンターに左右それぞれ分け、ねじりながら乾かすとデジタルパーマが復活する。
- ヘアバームを毛先にもみ込み、ふわっとした立体感を出せば完成。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん
「ストレート」のワンレンショートボブ
ハイライトをプラスしたおしゃれショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪の長さをリップに設定し、サイドから前髪にかけて前下がりにカット。
- バックの毛量調整では重さを残しつつ、ラインを見せるスタイルに仕上げる。また、バックのウェイトは低く設定して、若見えヘアに。
- カラーは、10レベルのフォギーベージュでハイライトを入れながら、ベースを6レベルのアッシュブラウンに染める。アッシュブラウンは、肌色をキレイに見せてくれる赤みを抑えたブラウン。
【how to“スタイリング”】
- ハイライトがキレイに見えるところで分け目をつけて髪を乾かす。
- ドライ後、ストレートアイロンでさらっと通すようにプレス。
- スタイリング剤は重めのヘアオイルをセレクトし、髪全体に塗布したら両手で髪を挟んでカットラインをしっかり出す。前髪にもスタイリング剤をつけて、束感をつくりウェットな質感に仕上げたら完成。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 原倫子さん
「パーマ」のワンレンショートボブ【3選】
【1】根元パーマのこなれ感のあるワンレンショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットは低めのグラデーションを入れたショートボブに。
- 前髪は巻いてリップラインになる長さに設定。絶妙な動きや柔らかさを演出するために毛量調整をバランスを見ながら。
- カラーは11レベルのピスタチオベージュ。グリーン系カラーですが、クール過ぎず、赤みをおさえて透明感と柔らかい印象を与える。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 17~23mmのロッドで毛先ワンカール、顔まわりのみリバースに巻きデジタルパーマをかける。トップの立ち上がりが欲しい人は根元パーマを。
- アイロンの場合、26mmのカールアイロンでパーマと同様に巻く。
- スタイリング剤は、ソフトな仕上がりで自然なツヤ感の出るミルクタイプがおすすめ。毛先から全体的に揉み込んで、毛束を整えたら完成。
担当サロン:Violet 表参道店 若井友紀さん
【2】ゆるめパーマの美フォルムショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- えり足の長さを1~2cmくらいに設定し、後頭部にふんわり丸みのあるグラデーションでカット。サイドはやや前下がりに切る。
- 前髪はリップラインの長めに設定。
- カラーは光に透けるような軽さのあるフォギーブラウンに。ブラウンとグレーをミックスしたニュートラルカラー。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは18~24mmのロッドを使い、平巻きワンカールでゆるめパーマをかける。
- スタイリング時はツヤ感を出すため、乾かす前にヘアオイルorヘアミルクを塗布してからドライ。乾かす時、前髪だけかき上げるようにオールバックにすることに気をつけて。
- 最後に、少量のシアバターを中間~毛先にまんべんなくつけたらフィニッシュ。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん
【3】ワンレンボブを柔らかな印象にするエアリーパーマヘア
【how to“ベース&パーマ”】
- あごラインのワンレンベース。レイヤーは入れず、裾を一直線の切りっぱなし風にすることで今っぽい仕上がりに。
- 表面に細めのロッドでスパイラル巻きのパーマをかけて。ワンカール以上の動きが出るように巻くと猫っ毛でもボリュームが出やすくなる。
- カラーは6トーンのブルーアッシュ。落ち着いたトーンの中に透明感がプラスされ知的な印象に。パーマの軽やかさとカラーの落ち着き効果で、どんなシーンでもサラッと決まる今旬のボフスタイルが完成。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングはパーマをかけた部分を水で濡らし、セミウエットなスタイリング剤を軽くもみむだけでOK。あえてスタイリングを頑張らないことでパーマのラフな質感を楽しめる。
- ボリュームダウンが気になったらかき上げるようにバサバサッと崩せばふんわり感が復活しこなれ度もアップ! また、湿気により逆にボリュームが出過ぎる人はバームなど重めのスタイリング剤で抑えると◎。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん
「柔らかな動き」がポイントのワンレンショートボブ【2選】
【1】ルーズ感のあるふんわりヘア
【how to“ベース&カラー”】
- ベースは肩につかない長さで、やや前下がりのグラデーションにカット。美しいシルエットとなるよう表面にレイヤーを入れる。
- 前髪はリップラインで、薄めにカット。もみあげ部分は、耳にかけた時にボテっとしないように毛量調整する。
- カラーは、寒色でありながら暖かみのある10レベルのラベンダーアッシュに。赤みを抑えてツヤ感があるカラー。


【how to“スタイリング”】
- 髪を乾かしたら、32mmのアイロンで内巻きにする。トップの髪は巻くパネルを上に引き出すとふんわりとした仕上りになる。
- 前髪も上に持ち上げて、後ろに流れるように毛先をワンカール。
- スタイリング剤は、髪の動きが出にくい人はシアバターを、硬毛の人はオイルクリームを選んで。どちらの場合も、スタイリング剤を手の平で馴染ませ、指の間にもつけてから、髪の内側から手ぐしを通すように塗布をしたら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
【2】柔らかニュアンスがおしゃれなワンレンヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨下の長さでワンレンにカット。表面には独立したレイヤーを入れる。毛先に厚みが残るのでチョップカットで軽さ&動きを調整。
- 前髪は鼻下くらいに設定し奥行きを薄めにとり、柔らかいニュアンスが出やすいように。
- カラーリングは10レベルのラベンダーショコラをセレクト。肌色をキレイに見せ、ツヤ感と透明感を兼ね備えた色味です。秋はラベンダーショコラのようなくすみのない色をチョイスすれば、ファッションも幅広く楽しめる。
【how to“スタイリング”】
- ドライしたら、ストレート、もしくは26mmのアイロンで全体を外ハネに、表面の髪を上に引き出して内巻きにすることで髪が重なり動きが出しやすくなる。
- 前髪は前に集めてから後ろに流すような外ハネに。前髪は上に持ち上げて、根元近くからアイロンを通せると◎。
- セミウェットな質感にしたいので、スタイリング剤はオイルがおすすめ。手の平だけでなく、指の間にもまんべんなく伸ばしてから手ぐしを通すように根元から毛先まで塗布。タイトにおさえ耳にかけた後、前髪とおくれ毛を引き出し、束間を調整したら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
「黒髪」に似合うワンレンショートボブ【3選】
【1】クールビューティなワンレンショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足の長さをアゴラインで設定し、グラデーションでカット。
- 前髪も襟足と同様に、アゴラインでカットする。全体にしっかり量感を調整して、束感をつくりやすくする。
- カラーリングは、6レベルのダークアッシュに。赤みがなく、暗めのカラーリングでクールな印象を与えてくれる。
【how to“スタイリング”】
- ドライヤーで乾かすだけで決まる、お手軽スタイリング。襟足が浮きやすい人は、ドライヤーの風を上から当てて、手で抑えながら乾かすと◎。
- さらに、センスアップするなら、32mm のアイロンで、前髪を顔の前に集めてワンカールさせて。
- 最後に、保湿力のあるヘアオイルを全体的に馴染ませて、艶っぽく仕上げたら完成。
担当サロン:drive for garden( ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん
【2】辛口ムードなダークカラーのクールヘア
【how to“ベース&カラー”】
- アゴよりやや長めのワンレングスボブでカット。レイヤーは入れずに、切りっぱなしのおしゃれな質感を活かす。
- 前髪は頬骨くらいの長さで、かき上げも下ろしもできるようにする。
- カラーリングは、太陽の光に当たるとほんのり透ける5レベルのブラウンアッシュに。伸びた時に根元が気にならなのもメリット。


【how to“スタイリング”】
- 前髪が立ち上がるようドライヤーの風でオールバックに乾かす。
- ドライ後、ストレートアイロンでサラっと外ハネにする程度に伸ばすだけ。外ハネにし過ぎないのがポイント。
- 最後にウェットな質感に仕上がるヘアオイルを全体にしっかり馴染ませ手ぐしでオールバックに。ルーズな毛束感を調整すれば、クールで今っぽボブの出来上がり。根元にはオイルをつけないように注意して。
担当サロン:drive for garden( ドライブフォーガーデン) 吉田有花さん
【3】暗髪だけど柔らかい雰囲気のナチュラルヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 顎ラインの長さでカットしたグラデーションボブ。動きと軽さが出るように表面にはレイヤーを入れ、前髪は顔周りにニュアンスを加えるため、ベースの長さより短くカットする。
- カラーは、6レベルのアッシュグレーに、4レベルのローライトをオンカラー。赤味を抑え柔らかい印象を与える色味にローライトを加えることで、陰影をつけながらクールな印象をプラスできる。
【how to“スタイリング”】
- ドライのポイントは、根元をしっかり立ち上げながら乾かすこと。また、センターパートでも、分け目はしっかりつけないように。
- 乾いたら26mmのアイロンで全体を外ハネにカールを。表面は内巻きにワンカール。さらに、表面や中間で動きが欲しいところの毛束を取り、ランダムに縦巻きに。
- シアバターやミルクワックスなどのスタイリング剤を全体的に馴染ませたら完成。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 西川真矢さん
ワンレンショートボブの「巻き方」【2つ】
【1】コテを使った巻き方
- 髪を乾かしたら、32mmのアイロンで内巻きにする。
- トップの髪は巻くパネルを上に引き出すとふんわりとした仕上りになる。
- 前髪も上に持ち上げて、後ろに流れるように毛先をワンカール。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
【2】ストレートアイロンを使った巻き方
\How to/
STEP1:ヘアオイルなじませから巻く
ヘアオイルを全体になじませておく。上の髪をブロッキングして、襟足の髪をストレートアイロンで外巻きにする。
STEP2:少しずつ波巻きにする
ブロッキングした髪を下ろし、横に毛束を薄く取って根元から全体を波巻きにする。
STEP3:波巻きを繰り返す
髪の表面に細い毛束を取って波巻きに。何本か繰り返すと、表面の毛に動きと立体感が出る。
\使用アイテム/
根元以外の全体に。軽いツヤをのせ、巻きをキープするオイル。
ナプラ N.ポリッシュオイル
価格 | 容量 |
---|---|
¥3,740(税込) | 150ml |
ワンレンショートボブの「ヘアアレンジ」【3選】
【1】ヘアピンのみでできる簡単アレンジ


tricca Daikanyama トップスタイリスト
小走祥菜さん
\How to/
STEP1:前髪~髪全体にバームをなじませる
「手のひら全体にバームをのばしたら、手ぐしで前髪をとかしながらバームをなじませます。前髪の内側からもなじませると、全体にまんべんなくバームがついて、崩れにくさがUP」(小走さん/以下「」内同)
「前髪以外は、髪をもみこむようにバームをなじませていくと、均等につけられます」
STEP2:こめかみの産毛を取り出す
「前髪を左右に分けたら、こめかみの産毛を出しておきます。根元からきっちりと上げてしまうと少し古い感じになってしまうので、ルーズ感を演出します」
STEP3:前髪を後ろへ引っ張りながらツイストを
「左右に分けた前髪の片側からツイストしていきます。前髪の根元近くからツイストし始めると幼い印象になるので、スタート地点が頭頂部くらいになるように、毛束を後ろへ引っ張りながら行います。これが大人っぽく仕上げるコツ!」
STEP4:毛流れと逆方向にヘアピンをさす
「ツイストした毛束と逆方向から、一番外側の髪をピンですくい取り、そのまま髪の内側へピンを押し込みます。これで、しっかりと前髪が固定します。反対側の前髪も同様にツイストしたら完成です」
完成
程よいウェット感とルーズ感が今っぽい! サイドの髪を耳にかけないのも、大人らしさをキープするコツ。
【2】スカーフを使ったカチューシャ風アレンジ
\How to/
STEP1:髪の表面だけ軽く巻いてラフな印象に
「スカーフを巻くときは、コテで軽く動きをつけるとラフな仕上がりに。ボリュームを出しすぎないように、巻くのは髪の表面のみ。巻き始めに段差がつかないように、毛束をねじってから巻いていきます。髪がボブで短めだから、コテは巻きが細めな26mmを使用。スカーフで根元の髪は見えなくなるので、ハチの下あたりまで巻けばOKです」(小走さん/以下「」内同)
「巻いたコテを外すときは、コテを縦方向に抜きます。これでゆるっとラフなカールに」
STEP2:オイルをもみ込んでツヤを出す
「膨らみを抑えながらツヤを与えたいので、オイルをなじませます。髪を握るようにもみ込むと、カールが取れません」
STEP3:もみあげを残してサイドの髪を耳にかける
「スカーフを巻いたときに、もみあげが見えるとラフ感が出るので、先にもみあげを出しておきます」
STEP4:スカーフを襟足に入れてトップで結ぶ
「スカーフを襟足に引っ掛けて、前髪の生え際でひとつ結びに。スカーフの素材にハリがある場合は、肩結びにして固定させて。ここでは長細いスカーフを使っていますが、正方形のものを三角に折ってから長細くなるように巻いて使っても」
「スカーフの先を、襟足近くに入れ込めば完成です」
完成
スカーフのおかげで、サイドのボリュームがすっきりしつつ、こなれたスタイルに!表面のゆるいカールが休日のリラックス感を後押し。
【3】ハーフアップおだんご


ヘアサロンchobbi スタイリスト
waco(わこ)さん
STEP1:髪全体にバームとオイルを混ぜてなじませる
「髪に動きをつけやすくするために、バームとオイルを1:1で混ぜたスタイリング剤を全体になじませます。オイルだけだとバーコードのように髪が割れてしまいやすいので、ワックスを混ぜて、ツヤと毛束感を出します」(wacoさん/以下「」内同)
STEP2:ハチ上の髪をラフに取る
「ハーフアップする髪は、ハチ上部分だけにします。これで高めのハーフアップおだんごが作りやすくなるうえ、あとでサイドの髪にニュアンスをつけられ、大人っぽく仕上げられます。手ぐしを通さず、毛束を持ち上げるようにまとめるだけにすると、サラサラの髪もラフな印象に」
STEP3:毛束をヘアゴム2本で結んでおだんごに
「STEP2:でまとめた毛束を、ヘアゴムを2本まとめて使って結んでいきます。ヘアゴムを2本使いすることでしっかり留まり、おだんごがコンパクトになってバランスが良くなります。最後は毛束をヘアゴムに通しきらず、親指1本分が入る輪でおだんごに。毛先は下向きになるように留めます」
STEP4:おだんごから毛束を少しずつ引き出す
「STEP3:の結び目を片手で押さえながら、もう片方の手でおだんごの毛束を少しずつ引き出してルーズに」
STEP5:結び目にスカーフを巻きつけて
「ヘアゴムの結び目部分に、スカーフを巻きつけていきます。2重に重ねたら一度ひとつ結びをして固定し、さらにもう1周巻きつけます」
STEP6:前髪、サイド、毛先をコテで巻く
「前髪につむじがあって割れやすいので、センターの髪をしっかりと巻きます」
「サイドの毛束を外側にねじってから巻き、コテを縦にしながらぬいていきます。後ろのかみの毛先は外ハネに巻いて、動きを出します。すべて巻き終えたら、サイドの髪を少し耳にかけて、すっきりと見せます」
完成
スカーフのアクセントと動きのある毛束感が、幼さを感じさせないハーフアップおだんごに。
リラックス感のあるスタイルで、大人な余裕を感じるカジュアルを楽しめる。
※一部サロン専売品が含まれます。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。