カンテリさん風に近づく【17の髪型実例】テリちゃん風ボブ&巻き方
韓国出身のモデルでコスメのプロデュースもしているカンテリさん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。テリちゃんの愛称で日本でも大人気!メイクはもちろんヘアスタイルも真似したい方が多いはず。テリちゃんっぽいボブを集めました。
カンテリさん風の髪型って?
カンテリさんといえばタンバルモリボブやライン感を出した毛先ぱっつんボブが定番です。タンバルモリとは韓国語で「おかっぱ」を意味し、基本はボブヘアと同じ意味ですが、その中でもAラインを重視したカットで小顔魅せが叶います。テリちゃんの愛らしい顔にぴったりなスタイルです。
テリちゃん風の定番「タンバルモリボブ風」【7選】
【1】愛らしい丸みのあるミニボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットベースはミニボブ。サイドはグラデーションを入れ、リバースに流れやすくする。
- 前髪はシースルーに。
- カラーは9レベルのベージュブラウンをチョイス。ナチュラルなカラーですが、透明感&抜け感が欲しい人におすすめ。
【how to“スタイリング”】
- ヘアカーラーを前髪とサイドに巻く。サイドは根元からしっかり巻き、前髪は毛先から巻くのがコツ。
- スタイリングは、まとまりと動きを出すバームで。爪先で豆粒ほど取ったら、手全体によくなじませる。サイドの根元がふんわりするよう下からつけ、手に残ったもので表面→前髪の束感を整えたら完成。
担当サロン:apish kokubunji (アピッシュ コクブンジ) 前田真吾さん
【2】Aラインシルエットが魅力の暗髪タンバルモリボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ふんわりとボリュームのあるAラインシルエットにすることで小顔効果が生まれる。
- シースルーバングと組み合わせることでより韓国っぽヘアに。
- カラーはブリーチなしカラーで7トーンのシルバーグレージュに。暗髪でも透明感が出ておすすめ。
【how to“スタイリング”】
- 32ミリのカールアイロンで毛先を強めに内巻きに巻いていく。(巻きつけるほど韓国っぽさが出るので根元あたりまで巻きつけましょう)。
- 顔周りのサイドバングをリバース巻きしていく。オイルとバームを1:1でつけて愛されヘアの完成。
担当サロン:Beauty Connection Ginza Hair Salon(ビューティーコネクションギンザ ヘアサロン) 田邊可奈さん
【3】イヤリングカラーをプラスしたメリハリタンバルモリボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースは顎下2cmのボブ。
- 暗髪でインナーカラーとコントラストをつけることで最旬スタイルに。ひし形シルエットを意識しながら全体の骨格や輪郭を見てバランスを見てカット。
- 前髪はシースルーバングでぱっつんに。
- ベースは4~5トーンのネイビーブラック(黒髪)にし、インナーカラーは1回ブリーチをし、青と緑を入れ、くすんだベージュアッシュに。クールでモードな印象にしたい方にオススメの配合。
【how to“スタイリング”】
- 流行りの韓国風ボブタンバルモリ×イヤリングカラーは2021年最大のブームへア!
- スタイリングは26mmのカールアイロンでミックス巻きにすると写真のようなスタイルに。
- スタイリング剤はバームとオイルを2:1で混ぜて、最後にスプレーで固定。
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 金井 瑛大さん
【4】束感&長めシースルーバングの洗練ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットはあご下3cmの切りっぱなしボブ。毛量調整はしますが、毛先のライン感を残すのがコツ。また、ボリュームが出やすい人でも、表面の長さがあるのでスタイリングが楽なのが特徴。
- 前髪は、鼻ラインの長めのシースルーに。
- カラーは、5レベルのオリーブグレージュに。流行りの地毛風カラーで、上品さや洗練されたイメージを与える。幼く見えず、透明感のある仕上がりを叶える。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、毛先を軽く外ハネに。
- 前髪はさらっとアイロンを通し、やや内巻きにする。
- 重めのトリートメントオイルを全体に馴染ませ、最後にマットだけど洗い上がりのような質感になる“シーソルトスプレー”を塗布するとラフでおしゃれな仕上がりを演出。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【5】グラデーションカラーの韓国風ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 頭の丸み・毛量に合わせて、アレンジもできるくらいのレングスにレイヤーカット。ショートボブは顔周りのカットが目立ちやすいので、巻いたとき綺麗に後ろと繋がるようにカット。
- ボブの重みをシースルーバングで抜け感をプラス。眉毛も一緒に脱色してあげると垢抜ける。
- カラーは、全体の毛先と耳前の内側の髪(インナーカラー)をブリーチで脱色し、ダブルカラー。自分のパーソナルカラーに合わせてカラーをかぶせてあげる。そうすると、ぱっと見グラデーションカラーにも見えるので普通のボブヘアに飽きた方にオススメ!
【how to“スタイリング”】
- 26ミリのコテ、温度は140-160°で毛先を外ハネにして「ムルギョル巻き」に。2から3パネルに分けて巻いていくと巻きやすく、崩れにくい。
- ムルギョル巻きは、日本のウェーブ巻きとほぼ同じですが、巻いた後もまとまりを保ったまま仕上げる。細かいウェーブより、大きめカールを意識して作ってあげるとオルチャンな印象に近づける。
担当サロン:AFLOAT WORLD(アフロート ワールド) 内田茜さん
【6】フェイスラインをカバーするキュートなボブ
スタイルのポイント
- ナチュラルレイヤーボブ、フェイスラインの髪をうまく活用すれば小顔効果もアップ
- ひし形シルエットのナチュラルボブスタイルは、ワンサイドの耳かけアレンジで小顔効果もあります
- 丸みのあるシルエットが女性らしく、エラ周りで外ハネアレンジでキュートさも演出できます
前髪カットのポイント
- アシメの前髪は少しおでこが見えるスタイリングで、縦のラインも意識しましょう
担当サロン:Hair&Make PHAT(ファット) 正田健志さん
【7】おしゃれ大人女子に似合うワンレンボブ
スタイルのポイント
- 定番のボブヘアに、シースルーバングを合わせたヘアスタイル
- フェイスラインに沿うようにカットされているので、エラがきちんと隠れています
- 今っぽい束感アレンジを施すと、顔にたて長のラインがはっきりと生まれて、輪郭をシャープに
- シンプルな髪型なのでどんなファッションとも好相性で、おしゃれな大人女子に特に似合う髪型です
前髪カットのポイント
- シースルーバングは縦長効果があり、エラ張りさんを小顔に見せてくれる効果があります
担当サロン:Hair&Make PHAT(ファット) 正田健志さん
今っぽいおしゃれスタイル「ライン感ボブ」【6選】
【1】インナーカラーを組み合わせたぷつっと感ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あご下のワンレングスでベースをカット。髪質に応じてレイヤーを少し入れ、扱いやすくする。中間から毛先にかけて毛量調整をして軽さを出す。
- 前髪は巻いてうっすら眉毛が出る長さに、サイドバングはやや長めにカット。
- 耳まわりのインナーカラーは、ブリーチをしてから暖色系のベージュをオン。全体は寒色系のフォギーベージュをチョイスし、色のコントラストをUPさせる。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンでワンカール、さらっと通すだけの簡単スタイリング。巻くというより通すイメージでグッド。
- 中間→毛先→前髪の順にオイルをなじませる。オイルは、しっとり系がおすすめ。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 豊田楓さん
【2】重めカットラインのあか抜けスタイル
Point
・ベースはあごラインのワンレンボブ・前髪は目より少し上のシースルーバング
・全体に内側を短く切り頭に丸く沿わせる
全体にパツッとしたカットラインは守りながら、内側を短めに切ることで自然に顔に沿う丸みのあるラインを出したボブ。ラインは重くても厚みがないので洗練されて見え、小顔効果も絶大。ショート初心者にもオススメ。
Side
Back
担当サロン:LONESS 表参道店 店長 原 倫子さん
【3】リバース巻きバングの韓国風スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- ベースカットは、ぷつんとしたラインを残した切りっぱなしボブに。
- 前髪は鼻先くらいの長めに設定し、流しやすいようにレイヤーを入れる。シースルーにすることで、抜け感と大人ヘアにフィットする。
- カラーは、7レベルのグレーアッシュに。暗く深みがありますが、光に当たると透明感がありお洒落感のある色味。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、内巻きでも外ハネでもなく、板状に伸ばすようにまっすぐに仕上げるのがコツ。
- 前髪のみ32mmのアイロンでリバースに巻いて、ゆるっとしたカール感を出す。
- 軽めのオイルを手ぐしを通すように塗布。前髪は付けすぎないように気をつけ、仕上げはコーミングしても◯。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 松田吏菜さん
【4】大人っぽいあごラインボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットベースはあごラインのワンレンボブですが、やや前上がりにすることでニュアンスのある仕上がりを叶える。また、髪が頬にかかることで小顔効果もあり。
- 前髪は、目にかかる長めのシースルーに。フェイスレイヤーは、前髪とゆるく繋げる。
- カラーは、10レベルのパールアッシュに。黄色っぽさを打ち消し、ツヤ感を与える。柔らかさもあり、幅広い世代に人気。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで頭の丸み添わせてナチュラルなストレートに。毛先は外ハネではなく、外に抜くイメージでするとグッド。
- 前髪は根元を少し立ち上げてシースルー感を出す。
- 軽めのさらっとしたオイルを全体的に馴染ませませたら完成。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 大竹祐紀さん
【5】ストレートタッチの軽やかな耳掛けボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースカットは、あごギリギリの切りっぱなしボブ。動きが出るよう表面にレイヤーを入れる。
- 前髪は、長めのシースルーで、分けることも下すこともOKな長さとなっている。また、前髪のサイドをやや長めにすることで、こめかみがパカッと割れることもなく骨格もカバー。
- カラーは、9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。赤みを削りつつ、ツヤ感と透明感を与え、上品で女性らしい色味なので、大人世代におすすめ。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンを使い、毛先はライン感が出るようにストレートタッチに仕上げる。レイヤー部分は、ほんのり内巻きにしてニュアンスをプラス。
- 前髪はマジックカラーで。セット剤はレイヤーを活かすため、少量のオイル(重めタイプ)or バームを。
- 内側、表面の順につけ、最後に前髪の毛先に塗布したら完成。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 武田美奈さん
【6】ピンク系カラーの外ハネボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースのカットは、あご下2cmの切りっぱなしボブ。外ハネにまとまるようグラデーションを入れ、表面に入れたレイヤーがふわっとした抜け感とくびれをつくる。
- 前髪は眉毛下でぱつっとラインを残したシースルーに。額の広さに合わせ前髪の長さを調整するのがポイント。丸顔さんは長めに、クールな顔立ちの人は短めにすることで、雰囲気をコントロールできる。
- カラーリングは、ブリーチ後にピンクベージュをオンカラー。透明感のあるベージュにピンクのニュアンスを加え、女性らしい印象に。ファッションを選ばず、万人に似合わせやすい色味。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで毛先を外ハネにして、表面のレイヤーはアーチを描くようにゆるい内巻きに。
- ヘアオイルを髪全体になじませて、束感を整えたら完成。ボリュームが出やすい人は重めのオイルで、軟毛の人は軽めのオイルを少量ずつ塗布して、セミウェットな質感に仕上げて。
担当サロン:NEUTRAL DOOR(ニュートラル ドア ) 小島夏生さん
コテの太さから分かるボブのワンカールの巻き方【4パターン】
【パターン1】19mm
ボブさんが19mmのコテでワンカール巻きをすると、ワンカールなのに毛先が遊んでいるような動きが出る可愛いスタイルが作れます。
左:Before
右:After
【パターン2】26mm
26mmは19mmと全然違い、全体的にボリュームがアップしてふんわりした巻きになります。ペタンコしてしまう髪質の人にはおすすめです。
左:Before
右:After
【パターン3】32mm
32mm、きれいにまとまります。大人のボブにはこの巻き加減がおすすめです。全体のバランスが◎。
左:Before
右:After
【パターン4】38mm
シュッとまとまったボブになります。毛先を軽くまとめたいとき、ボリュームを出したくない方にはおすすめです。
左:Before
右:After
\比較すると/
左上から時計回りに、19mm、26mm、38mm、32mm。
コテの太さを変えて巻くだけで、こんなに違ったスタイルが楽しめます。ボブのワンカールを作る場合は、髪質(ボリュームアップしたかダウンしたいか)でコテを選ぶのが重要です。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
ミセス世代に圧倒的な支持を持ち、美容を楽しんだり自分に自信が持てるヘア提案が得意です。遠方からも悩み解決やイメチェンをしたいお客様が訪れています。企業広告や、有名人のヘアメイクなど幅広い仕事もこなす魅力的な美容師です。