無造作感とバランスがポイント!話題の“こなれヘア”を作る6つの基本テクニック大公開
話題の“こなれヘア”。でも自分でやるとだらしなくなったり、崩れやすくなったり…。そもそもキレイに見える“こなれヘア”って?
今回は、そんなトレンドのヘアを作る基本テクを大公開!
\これがお手本!/
<緩めるところ>
●トップや後頭部にふっくらした丸みをつけ、女性らしく見せる。
●〝いかにも〟な感じのしない無造作な毛流れが、こなれた印象をもたらす。
●毛先もエアリー&ボリューミーにして、トップのふんわり感とのバランスをとる。
<締めるところ>
●キュッときつめに結ぶ。
●耳の後ろや襟足は引き締めて、メリハリをつけるとルーズになりすぎない。
\〝くずれている〟のではなく〝 くずしている〟ことを意識/
「こなれヘア」がキレイに見えるポイント・くずしの基本 !
①アレンジする前のベース巻きは絶対!
髪をしなやかに見せるための巻き髪で、後で結んだりしてしまうため、巻き方や完成度は適当でOK。全体にボリュームをつけたいときはランダム巻き、ニュアンスある毛流れを作りたいときは波巻きにするのがおすすめ。
②髪をまとめるときは必ず手ぐしを使う
手ぐしでまとめると、毛流れがいい感じでほぐれてランダムになり、凹凸ができる。ブラシを使うと表面がまとまってしまうため、後で毛束を引き出しても自然なこなれ感をつけにくい。
③まとめるとき、サイドと襟足はきつめにすると乱れにくい
トップや後頭部はふんわりさせつつも、サイドと襟足の髪はタイトに集め、結び目もキュッときつく結ぶ。ここも緩んでいると、ルーズなニュアンスというよりだらしなく見え、アレンジの形が短時間で乱れやすくなる。
④耳の上にほんの少し髪をかぶせると、今っぽい雰囲気
髪を集めるときに、サイドの髪で耳の上部を隠すようにかぶせると、今っぽさとこなれ感が加わり、たちまちおしゃれな印象に。サイドの髪は緩めずに後ろに引っ張りつつ、ほんの少し下に引き出すのが作り方のコツ。
⑤髪を引き出すときは結び目を押さえながら!
トップや表面の髪を指でつまんで引き出すとき、逆の手で結び目をしっかり押さえておくこと。押さえずに引き出すと、結び目が緩んだり、狙った場所と違う部分の髪が出てきてしまったりと、乱れの原因になる。
⑥スタイリング剤は必ず使う
髪をしっとりさせてまとめやすくするためのワックスやミルク、引き出した毛束をまとめるためのワックス、作ったアレンジをキープするためのハードスプレーなど、髪質や用途によって使い分けると、仕上がりがキレイ。
美的9月号掲載
撮影/布施鮎美(人物)、金野圭介(静物) デザイン/GRACE.inc 構成/たんろ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。