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2008.8.6

西の国から美的通信#13 知る人ぞ知る! 上質な食空間 in 博多

洗練されたキッチン空間。李さん、何やら真剣に調理中です!
きれいに整理整頓された食器棚。どれをとっても素敵な皿、器、カップ…。
ダイニングルーム。ここでお食事会を楽しむことができます。
ダイニングルーム。ここでお食事会を楽しむことができます。
韓国料理が得意な李さんだけあって、本格韓流冷麺は最高でした。牛肉でとったスープに塩釜の要領で作る塩豚入り。中に入っているスイカも絶妙でした。

博多は言わずと知れたおいしい食べ物が楽しめるエリア。しかも、素材も新鮮で安いことから、取引先(東京)の編集者をお連れすると、たいそう喜ばれます。いろんなタイプの飲食店があるなかで、今日はおそらくどこの媒体も取り上げていないであろう、穴場中の穴場の情報をお伝えしますね。

場所は福岡市博多区古門戸町。商人の街・博多の古い街並みが今も残り、暮らしている人の息づかいが聞こえてきそうな情緒あるエリアです。ここに約2年前、古いビルをお洒落にリノベーションして話題を集めた?古門戸アパートメント?という建物があるのですが、この地下1階に「リーズダイニングスタジオ」があります。シックでモダンなコンクリートの階段を降りていくと、まず小さなギャラリーがあり、奥のスケルトンの扉を開けると、開放的なキッチンスタジオが広がります。キッチンといっても、いわゆる料理研究家が使っているような調理をするだけの空間ではなく、スタイリッシュなソファーが配されたラウンジがあったり、上質な一枚板の白木をあしらったダイニングテーブルがあったり。昨年の暮れに、このスタジオに初めて訪れた時には、あまりの素敵さにため息がでたほどです。

動線を考えた機能的なキッチンは、シルバーと白で統一され、壁一面を使った食器棚には、これまたため息の出るような食器がズラリ。料理好きの私からすれば、まさにパラダイス。どこそこの扉を開けては、「すごい! すごい!」と吠えておりました。このスタジオを主宰しているのは、福岡で広告やCMなどで活躍する李奈美さん。独立されて、14年になるベテランなのですが、「いつか自分の料理スタジオを持ちたい」と目標を掲げ、その?いつか?のために、10年ほど前から気に入った食器を10人分ずつ買い集め、倉庫を借りて貯めていったそうです。そんな李さんの夢と情熱が詰まったスタジオは、昨年の7月にオープン。現在はここで会員制の料理教室を開講なさっていらっしゃいます(詳しくはHPにて)。

さて、今回は冒頭でもお話しましたように、超穴場情報です。実はこれまであまり大々的に告知してなかったのですが、4人以上(〜12人)集まるとこの素敵なダイニングで李さんのお料理が楽しめるのです(要予約で料理は予算に応じて。飲み物の持ち込みOK)。言うまでもなく李さんのお料理の腕は折り紙付きで、なにせプロのフードコーディネーターですから、テーブルのコーディネートや盛りつけ方など、とにかく素晴らしい。舌はもちろんのこと、目でもしっかり楽しませてくれます。特に料理好きの人にはたまらない演出がたくさんあって、とても勉強になるはずです。

ただ今回の掲載写真は、普段と違って大皿料理がメイン。というのも、その日はごくごく身近な友人が集まっての食の宴だったので、このような仕様に。(以前伺った時には、季節の食材をあしらったコース料理でした!)このようにいろんなシチュエーションに合わせて、臨機応変に対応してくれるのもリーズダイニングスタジオの魅力といえるでしょう。

今夜の料理は「タスマニアレッドアイ」「オクラのすり流し」「アジと梅干しのオイルサーデン カラフルピクルス添え」「究極の冷や奴と胡瓜もみ」「白焼き鰻と山椒のう巻き」「揚げ茄子そぼろ」「よか豚とゴーヤの生姜焼き」「豚足とキムチの煮込み鍋」「生うにたっぷり、大葉たっぷりパスタ」「本格 韓流冷麺」「桃のコンポート マスカルポーネソース」…。どんだけ食べるんかい! と自分につっこみを入れたくなってしまいますが、おいしいものはどれだけでもお腹に入ることを実感! ちなみに、料理に使われている全ての野菜は無農薬でしたよ。

<取材協力>
リーズダイニングスタジオ
http://www.lee-dining.com

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